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ダーツプロになるには?2団体のプロテストの内容と難易度を徹底比較

ダーツのプロになるためのプロライセンス解説

現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事では、ダーツプロになるための方法、プロテストについて解説します。

ダーツのプロになるにはどうしたら良いの?

プロテストの内容を教えて!

ジャパンとパーフェクトの違いは?

これらの疑問に答えます。

ダーツバーに行くと、ダーツプロが在籍していたことはありませんか?

また、「〇〇選手モデル」というマイダーツを見かけたことがあるかもしれません。

そう、ダーツにはキチンとした「プロ制度」があります。

プロになるためには、正式なプロテストに合格する必要があります。

本記事では、ダーツプロになるための方法と、プロ団体について徹底的に解説しました。

この記事の著者
真なよダーツ。管理人「なよ」

ダーツブロガー

なよ@nayokaeru

nayo

詳しいプロフィール
  • ダーツ歴6年
  • ダーツバー勤務2年
  • ダーツプロライセンス所有
  • ダーツライブマイスター所有
  • 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人

→なよの詳しいプロフィール

この記事は、実際にダーツプロライセンスを取得した僕が書いているので、深い情報までお届けします。

目次

ダーツプロになるメリット

ダーツプロになるメリットを解説

そもそもダーツプロになるメリットは何なのでしょうか?

メリットは主に3つあります。

  • プロトーナメントに出場できる
  • ダーツ関連の仕事に就きやすくなる
  • ダーツの目標になる

これらをサクッと解説します。

プロトーナメントに出場できる

ダーツプロになれば賞金がかかったプロトーナメントに出場できる

ダーツプロになる1番のメリットはプロトーナメントに出場できることです。

ダーツのプロ団体が開催している賞金がかかった大会に出ることができます。

結果を出せば、賞金を稼いでダーツプロとして生活することも夢ではありません。

なよ

日本のとあるトッププロは賞金+αで年収3000万円以上だとか…!

ダーツ関係の仕事がしやすくなる

ダーツのプロになればダーツ関連の仕事に就きやすくなる

ダーツプロになると、ダーツ関係の仕事に就きやすくなります。

特にダーツバーはダーツの技術と知識を持ったプレーヤーを欲しがっています。

プロライセンスは実力の指標になるので、ダーツ関係の仕事をするときのアピールになります。

自分の好きなことが仕事になるのは最高ですね。

なよ

最近はダーツプロを活かしたユーチューバーも流行っているよね。

ダーツの目標になる

ダーツプロになることはダーツ練習の目標になる

プロライセンスを取ることは、ダーツの一つの目標にもなります。

ダーツは一人で黙々と練習できるので、意外とモチベーションの維持が難しいです。

プロライセンスの取得は明確な目標になるので、日頃の練習のやる気もアップします。

実際、プロトーナメントに興味はないけど、プロテストに挑戦する人をたくさん見てきました。

そして、プロになると「恥ずかしいプレーはできない!」と、さらに実力を伸ばす人も多いです。

なよ

ダーツの目標が定まっていない人は、プロへ挑戦してみては?


以上がプロライセンスを取るメリットでした。

プロになるためには、プロ団体の試験に合格する必要があります

ここからは日本のダーツプロ団体について深掘りします。

日本には2つのダーツプロ団体がある

日本のソフトダーツプロ団体のジャパンとパーフェクトを解説

日本にはソフトダーツのプロ団体が2つあります。

  • JAPAN(ジャパン)
  • PERFECT(パーフェクト)

それぞれの特徴を解説します。

JAPAN(ジャパン)とは?

ダーツのプロ団体ジャパン
ダーツマシンダーツライブ
プロ人数男子:約1130人
女子:約330人
運営一般社団法人J.D.U

ジャパンのプロツアーは2012年から開催されており、比較的新しいプロ団体です。

現在は在籍プロが約1500人と、日本で最大規模のプロ団体になりました。(2023年度選手名鑑より)

有名選手のジャパンへの移籍も相次ぎ、最も勢いのあるプロ団体といえます。

PERFECT(パーフェクト)とは?

ダーツのプロ団体パーフェクト
ダーツマシンフェニックス
プロ人数約750人
運営一般社団法人PERFECT

パーフェクトはプロツアーが2007年から開催されているプロ団体です。

実はジャパンよりも歴史がある団体なんですね。

選手名鑑に登録されている選手は750人程度です。

プロでも選手名鑑に載せない選手もいるので、実際は1000人ほどなのかなと思っています。


ここからは2つのプロ団体の違いに注目しながら、プロ試験の内容や費用を紹介します。

ダーツのプロテスト内容と難易度

ダーツのプロテストの内容と難易度を解説

ダーツのプロライセンスを取得するためには、プロ試験を受けて合格する必要があります。

試験には2つの種類があります。

  • ダーツの実力を測る「実技試験」
  • 知識やマナーを測る「筆記試験」

試験はプロ団体が独自で定めており、ジャパンとパーフェクトで内容が変わります。

難易度も違うので、比較しながら見てみましょう。

【ジャパン】プロテストの内容

試験場所認証店(ダーツバーなど)
試験期間好きなタイミングで受けられる
推奨レベルAAフライト以上(ダーツライブ)

ジャパンのプロテストは難易度が高いことで有名です。

難易度の高さから、箔をつけるためにジャパンを目指すプレーヤーも多いです。

ジャパンプロは男女問わずに受けることができ、女性だけが受けられるジャパンレディースもあります。

実技試験と筆記試験の詳しい内容をみていきましょう

ジャパンの実技試験

ダーツプロジャパンの実技試験は難しい

ジャパンの実技試験は、全国で130店ほどある認証店に予約をして受験します。

予約さえできれば、好きなタイミングで試験を受験可能です。

また、お金を払えば何度でも挑戦が可能なのでプレッシャーは少なめ

実技試験は3種類の項目がありますが、1日に全ての内容をこなす必要もありません。

なよ

意外と気楽に挑戦できるジャパンですが、難易度は高めに設定されています。

ジャパンの実技試験の具体的な種目は以下の3つ。

  • シュートアウト:5500点以上
  • 701:7ラウンドフィニッシュ
  • クリケットカウントアップ:5.1スタッツ

試験内容を考えると、AAフライト以上が合格ラインと言えるでしょう。

それぞれ深掘りしていきます。

シュートアウト5500点以上

シュートアウトで5500点以上の獲得が最初の実技試験です。

シュートアウトは倍々になって行くカウントアップのようなゲーム。

ナンバーの小さい順に全てシングルに入れて、ボーナスタイムにハットトリックを決めて4445点です。

つまり、5500点以上はシングル狙いでは達成できないので、必然的にトリプルを狙うことになります。

全てシングルナンバーに入れる前提で、T20、T19、T18に入れて5715点でギリギリ合格ライン。

なよ

・あらゆるナンバーを狙うコントロール力
・トリプルを狙うメンタル
・最後まで気を抜かない持久力

様々な要素が必要なる難易度の高い試験です。

→シュートアウトを詳しく知りたい方はこちら

701を7ラウンドフィニッシュ

シュートアウトをクリアしたら次は701の試験です。

試験内容は、701(セパレートブル&マスターアウト)で7ラウンド以内フィニッシュ×2回

セパレートブルなので、T20を狙いながらスタッツ100以上を出す必要があります。

701なので長期戦は必至…!かなりの集中力が必要になるでしょう。

加えてこの条件で2回達成しなければならないのもキツイですね。

なよ

ブルをメインに練習している人は対策が必要ですね。

クリケットカウントアップでスタッツ5.1

ジャパン最後の試験は、クリケットカウントアップのスタッツ5.1以上×2回

8ラウンドで5マークをキープし続けなくてはなりません。

クリケットカウントアップは、全てのナンバーに5.1回ずつ入れたとして765点です。

練習では、700点後半を目指すと良いでしょう。

なよ

クリケットカウントアップも701に負けず劣らず凶悪難易度です。

ジャパンレディースの実技試験

ジャパンレディースの実技試験の内容がこちら。

  • シュートアウト4500点以上
  • 501を6ラウンドフィニッシュ
  • クリケットカウントアップのスタッツ3.5以上

ジャパンレディースはAフライト以上が合格ラインになりそうです。

それぞれ深掘りします。

シュートアウト4500点以上

ジャパンレディースの第一関門はシュートアウト4500点以上です。

前述の通り、シュートアウトは全てシングルに入れて、最後にハットトリックで4450点です。

これでも50点足りないので、どこかでトリプルに入れる必要があります

ジャパンよりも簡単とは言え、かなりの難易度であることは間違いありません。

501を6ラウンドフィニッシュ

ジャパンレディース2つ目の試験は、
「501(ファットブル&マスターアウト)で6ラウンド以内フィニッシュ×2回」です。

ファットブルなので、ブルを狙って平均スタッツが83.5点の計算。

Aフライト以上の実力があれば十分に狙えます。

クリケットカウントアップのスタッツ3.5以上

ジャパンレディースの最後の試験は
「クリケットカウントアップでスタッツ3.5以上×2回」です。

点数に直すと、525点が一つの目安になります。

こちらも、何度か繰り返すならばAフライトでも十分に達成できる難易度といえます。

ジャパンの筆記試験

ダーツプロジャパンの筆記試験はWEBで受けることができる

実技試験をクリアした後は、筆記試験があります。

SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN プロ規程から出題されます。

今までは試験会場で受ける必要がありましたが、2021年にWEBから受験できるようになりました。

WEB試験は無料で誰でも受けることができます。

今すぐにでも受けることができるので、興味がある方は挑戦してみてください。

→ジャパンのWEB筆記試験

筆記試験は難しいけど絶対合格できる

僕もジャパンの筆記試験に挑戦しましたが、なかなか難しかったです。

細かい数字に関する問題(スローラインからの距離、投げるのに使う秒数)も出題されました。

しっかりと勉強しないと合格できないでしょう。

ただ、WEB試験は何度でも受けることができ、諦めなければ必ず合格できます。

そういった意味では簡単な試験です。


以上が、ジャパンプロの試験内容でした。

ざっくりとジャパンの試験内容をまとめるとこんな感じ。

  • 実技、筆記どちらも何度も挑戦でき、プレッシャーは少なめ
  • 実技試験の難易度が高く、AAフライト以上推奨
  • 筆記試験はWEBで何度でも受けられる

パーフェクトダーツのプロ試験

試験場所指定された会場
試験期間指定されたスケジュールで受ける
推奨レベルAフライト以上(女子Bフライト以上)

パーフェクトのプロ試験は決められた試験日程に会場で受けます。

2023年は13回のプロテストが全国各地で開催される予定です。(詳しいスケジュール

試験官や他の受験者に見られながら試験を受けるので、大会のようなプレッシャーがかかります。

その代わり、実技試験の難易度はそこまで高くないのが特徴です。

実技試験と筆記試験の詳細を紹介します。

パーフェクトプロ実技試験

ダーツプロパーフェクトの実技試験は緊張する

パーフェクトの実技試験は1つだけ。

501(セパレートブル&ダブルアウト)を8ラウンド以内フィニッシュです。(チャンスは5回)

セパレートブルにダブルアウトと、ハードダーツを強く意識した内容になっています。

普段このルールで練習する人は少ないのではないでしょうか。

S20をキープすれば合格できる

少し変わった試験内容ですが、難易度はジャパンに比べると簡単です。

8ラウンド以内にフィニッシュすれば良いので、実はS20にキープし続けるだけでOK

  • S20×3本×7ラウンド=420点
  • 残り81点をT19→D20でフィニッシュ

このように考えると、クリケットスタッツが3.0以上あるAフライトなら合格できる難易度ですね。

ただし、周りに見られながらのプレーになるので、プレッシャーに耐える強いハートが必要です。

パーフェクトプロ(女子)の実技試験

女子パーフェクトの実技試験も1つのみ。

701(ファットブル&マスターアウト)で10ラウンド以内フィニッシュです。(チャンスは5回)

ソフトダーツで馴染み深いルールでの試験になり、挑戦しやすいでしょう。

ブルを狙って1ラウンドあたり70点以上を取れば良い計算。

つまり、3本中1本をブルに入れば試験は合格できます。

パーフェクトの筆記試験

ダーツプロパーフェクトの筆記試験は難しい

パーフェクトの筆記試験は難易度が高いことで知られています。

プロ試験を受ける前に「私にとってダーツとは」というテーマで自己推薦文を提出します。

また、当日の試験内容は、送られてくる規定書をほぼ暗記する必要があります。

他にも、ダーツプロになったらしたいこと、ダーツのマナーに関しての小論文を書く試験も。

パーフェクトは筆記試験でも不合格になる人が多いとか。

なよ

僕も実際に受けましたが、ノー勉強で合格はほぼ不可能です。

1週間前から暗記を始めましょう!


以上が、パーフェクトの試験内容です。

ざっくりとパーフェクトのプロ試験の特徴をまとめます。

  • 会場で試験を行うので、プレッシャーあり
  • 実技試験の難易度はAフライトあれば十分
  • 筆記試験の難易度が高く、筆記で落ちる人も多い

パーフェクトのプロ試験を徹底攻略した記事も書きました。

興味があれば、こちらもチェックしてみてください。

→1発合格した僕が教えるパーフェクトのプロ試験攻略

ダーツプロになるための費用を比較

ダーツプロになるためにかかる費用の解説

ダーツプロになるためには、お金がかかります。

プロ試験を受けるための受験料、登録料、プロになってからも更新料が必要です。

ダーツプロを長く続けるためにも、費用も比較をします。

ジャパンプロになるための費用

ダーツのジャパンプロになるためには最低31400円が必要

ジャパンプロになるための最低費用はこちら。

実技試験700円+登録料30000円+選手会費700円=31400円

詳しい内訳は以下になります。

実技試験は最安700円

ジャパンプロの実技試験は、お金を払えば無限に受けることができます。

ゲーム代は以下のように定められています。

  • シュートアウト、クリケットカウントアップ:1ゲーム100円
  • 701:1ゲーム200円

つまり、ジャパンプロの実技試験は、最速で合格できれば700円で突破できます。

現実的には、ダーツライブAAフライトの人は10000円握りしめていけば何とかなると言われています。

なよ

知り合いのSAフライトは1000円でクリアしてました。すごい…!

筆記試験は0円

筆記試験はWEB試験を利用すれば0円です。

会場で受けたい人は、会場使用料として3000円かかります。

登録料は30000円

登録料(年会費)は30000円です。

これは、毎年支払わなくてはならないので、結構な出費になりますね。

また、謎の選手会費が700円取られます。


以上より、ジャパンプロになるための費用は、実技試験700円+登録料30000円+選手会費700円=31400円となります。

実技試験を考慮すると、40000円程度と考えておくと良いでしょう。

パーフェクトプロになるための費用

ダーツプロのパーフェクトを取るには最低20000円が必要

パーフェクトプロになるための最低限の費用はこちら。

受験料10000円+登録費10000円=20000円

ジャパンと2倍の差がつきました。

プロライセンスを安く持ちたい人にはパーフェクトに軍配が上がります。

費用の内訳を解説します。

プロ試験の受験料は10000円

プロ試験を受けるための費用は10000円です。

実技試験5000円と筆記試験5000円で10000円。

片方だけ受験する場合は5000円かかります。

登録費用が10000円or30000円

パーフェクトの登録費用は2種類あります。

  • 30000円(年間費):パーフェクトの全試合に出場できる
  • 10000円(登録費):パーフェクトの4試合まで参加できる

この2種類を選択することができます。

プロライセンスは欲しいけど、たくさんの大会に出場する予定がない人は10000円でOK

かかる費用を大幅に下げることができますよ。

なよ

僕も今は登録費だけを支払っています。


以上より、パーフェクトプロになるための最低限の費用は、受験料10000円+登録費10000円=20000円です。

ダーツプロツアーの比較

ダーツのプロツアーについて徹底比較

プロライセンスの取得で参加できるようになるプロツアー。

ジャパン、パーフェクトそれぞれに特徴があるので比較していきます。

比較対象は3点。

  • 大会参加費
  • 開催地・開催日数
  • 賞金

比べてみると意外と違いがありました。

自分にはどちらが合っているのかを確認してみてください。

大会の参加費を比較

ダーツプロトーナメントの大会参加費はほぼ互角

大会に参加するためには、施設を利用するための「施設使用料分担金(参加費)」が必要です。

参加費が以下になります。

団体ジャパンパーフェクト
参加費15000円・12000円
・15000円
・20000円
大会グレードによって異なる

パーフェクトは大会グレードによって参加費が異なります。

ただ、基本的に真ん中の15000円がほとんどなので、参加費はあまり変わりません

プロトーナメントの開催日数・場所を比較

大会回数はジャパンよりもパーフェクトの方が多い
団体ジャパンパーフェクト
開催日数18試合28試合(男子22戦、女子21戦)
開催地北海道、新潟、福島、千葉、神奈川、岐阜、愛知、大阪、京都、岡山、広島、香川、福岡北海道、新潟、福島、宮城、茨城、群馬、東京、千葉、神奈川、山口、静岡、愛知、大阪、広島
2023年度大会を参照

ジャパンは全18試合で月に1〜2回の大会が開催。

パーフェクトは全28戦で月に2〜3回の大会が開催されています。

パーフェクトは男女で大会が分かれていることもあるので、実際には男子22試合、女子21試合です。

スポット参戦を考えている人は、試合数が多いパーフェクトの方が参加しやすいでしょう。

プロツアーの全試合を回りたい方はジャパンの方が負担が少ないと言えます。

大会賞金を比較

ダーツプロの賞金はジャパンが少し有利
プロ団体ジャパンパーフェクト
1位120万円・150万円
・100万円
・50万円
2位60万円・70万円
・40万円
・20万円
3位30万円・50万円
・20万円
・10万円
男子プロツアー
プロ団体ジャパンパーフェクト
1位50万円・70万円
・50万円
・30万円
2位20万円・30万円
・20万円
・15万円
3位8万円・12万円
・8万円
・7万円
女子プロツアー

大会の賞金を上記の表にまとめました。

パーフェクトは大会グレードによって賞金が異なりますが、真ん中のグレードの大会が多いです。

ジャパンの方が賞金が高いようですが、パーフェクトの方が大会数が多く、33位まで賞金が出ます。(ジャパンは17位まで)

そう考えると、賞金はほとんど差がないことが分かります

年間ランキングボーナス

プロ団体ジャパンパーフェクト
1位300万円300万円
2位250万円190万円
3位200万円140万円
4位150万円100万円
5位100万円55万円
男子プロツアー

プロツアーの年間ランキングが高ければ、年間ランキングボーナスが支払われます。

1位のボーナスはジャパン、パーフェクトに差がありません。

2以下になると、ジャパンの方が金額が大きいことが分かりますね。

また、ジャパンは年間ランキング100位まで賞金が用意されています。(パーフェクトは32位まで)

このことから、年間ランキングを狙える人はジャパンの方が向いているでしょう

特別ボーナス

プロ団体によって、特定の条件を達成することでボーナスがあります。

ジャパンは「スターハントチャンス」

スターハントチャンス
  • 予選ラウンドロビンの通過順位が1〜16位の選手に3万円ボーナス(スターホルダー)
  • 本戦でスターホルダー選手に勝てば3万円ボーナスが奪える
  • スターホルダーが年間ランキング4位以内なら更に10万円ボーナス

簡単に言うと、予選で強かった選手を倒したら賞金が出る「下剋上ボーナス」

大会結果を見る限り、結構な頻度で達成されているので、割とチャンスの多いボーナスです。

パーフェクトは「パーフェクト賞」

パーフェクト賞
  • 男子は9ダーツを達成で10万円(予選ラウンドは5万円)
  • 女子はブルパーフェクトを達成で10万円(予選ランラウンドは5万円)

こんなの無理だろ!と思っていましたが、意外と出ていますね。

1大会で3人がパーフェクト賞を達成したこともあります。

上手い人なら意外と狙い目のチャンスなのかもしれません。


賞金を比較すると、ややジャパンが有利と言えるでしょう。

年間ランキングボーナスが大きい上、スターハントチャンスも頻発するからです。

賞金で稼いでいきたい人はジャパンの方が向いているかもしれません。

ダーツのプロライセンスのよくある質問

ダーツのプロテストのよくある質問

ここまでダーツの2団体を比較しながら解説してきました。

最後に、ダーツプロに関する質問に答えていきます。

プロになるにはどうしたら良い?

プロ団体によって変わるので、まずはジャパンかパーフェクトか選びましょう。

ジャパンは、以下より実技試験を受ける店舗を決めて、各店舗へ予約をします。

→ジャパンの試験を受ける方はこちら

パーフェクトは、以下からテスト日程を決めて一次審査申請フォームを送ってください。

→パーフェクトの試験を受ける方はこちら

ダーツのプロテストの合格率は?

ジャパンは合格できるまで試験を受けられるので、合格率は不明です。

パーフェクトの合格率は、以下のデータがありました。

プロテストの合格率全体男子女子
受験者数258人215人43人
合格数146人126人20人
合格率57%59%47%
2018年の東京、札幌、静岡の合格者数より引用

プロテストによって大きな振れ幅がありました。

低い時は35%、高い時は70%近くありましたので、一つの参考にどうぞ。

ダーツプロに年齢制限はあるの?

満18歳以上であれば、誰でもプロになることができます。(高校生は不可)

年齢に上限はなく、プロテストに合格すればOKです。

実際に還暦を過ぎてもダーツプロとして活動する方がいますよ。

女子プロと男子プロの違いは?

プロテストの内容と、大会の競技が変わります。

ジャパンは女子もジャパン大会に参加することができます。

ただし、実際には男子プロがジャパン女子プロがジャパンレディースに棲み分けがされています。

2022年に女子プロの鈴木未来選手がジャパンでベスト16位入りの快挙を成し遂げました。

まとめ:ダーツのプロライセンス

ダーツのプロライセンスとプロテストの解説まとめ

以上、ダーツのプロライセンス・プロテストについて解説しました。

パーフェクトの方が要求レベルが低めなので、チャレンジしやすいと感じます。

とりあえずダーツプロになってみたい!

そんな人は、パーフェクトから挑戦してみてはいかがでしょうか。

一方で、賞金のメリットが大きいのはジャパンです。

大会上位を目指して、プロとして食っていく!

そんな人は、ジャパンを目指すものアリです。

最後に、今回の内容をまとめます。

  • パーフェクトは推奨Aフライト以上
  • ジャパンは推奨AAフライト以上
  • 筆記はパーフェクトの難易度が高い
  • 費用はパーフェクトが柔軟に選択ができて安上がり
  • スポット参戦をするならパーフェクトが楽
  • プロツアーを全て回る人はジャパンがオススメ
なよ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

プロテストを合格するためには、いつもと違った専用の練習が必要です。

そんな時にオススメなのが、ダーツの家投げ環境です。

家投げ環境があれば、プロテスト対策もバッチリ

プロを目指す人こそ、家にダーツボードを設置することをオススメします。

→家庭用おすすめダーツボードを徹底比較

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