現役ダーツプロ&元ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、ダーツのチップやシャフトが折れたときの解決策と、おすすめのリムーバーについて解説しました。
具体的なリムーバーの使い方から、リムーバーを持っていない時の応急処置も紹介しています。
さらに、実際に買って使いやすかったリムーバーも大公開!
ぜひ参考にしてくださいね!

詳しいプロフィール
- ダーツ歴10年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 4スタンス理論コーチ級ライセンス所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
【実際に買いました】おすすめリムーバー3選の比較表

| 商品名 | 特徴 | 価格(目安) |
|---|---|---|
| 【COSMO DARTS】Extractor PLUS TOOL | チップを締めるツールとの一体型 | 990円 |
| 【CAMEO】SMART FLAVOR | チップ&フライトケースとの一体型 | 1,680円 |
| 【TRiNiDAD】SHARK | シンプルで基本性能が高い | 630円 |
実際に買って使いやすかった3つのリムーバーです。
商品名をタップすると、説明箇所へジャンプします。
チップ・シャフトが折れた!ダーツ中折れ時に最初にする対処法

ダーツをしていて、チップやシャフトが折れるのは日常茶飯事です。
厄介なのは、チップやシャフトのネジ部分のパーツが、中で折れて破片が取り残される壊れ方です。
通称、「中折れ」なんて言われたりもしますね。
中折れしたパーツを無理に押し込まないために必要な工具

チップやシャフトの中折れ時の一番の解決策は「リムーバー」を使用することです。
リムーバーを使用すれば、簡単に素早くバレルを復活させることができます。
逆にリムーバーがないと、しばらくマイダーツが使えないということにもなります。
ダーツプレーヤーなら必ず持ち運びたいアイテムです。
僕もリムーバーを持っていなかったため、帰宅しなければならなくなったことがあります…。
ダーツ リムーバーの使い方|チップリムーバーで中折れを抜く方法


リムーバーでどうやってチップやシャフトの破片をとるの?って感じですよね。
リムーバーは、金属のトゲで破片を固定して回してとるという仕組みです。
リムーバーで折れた破片を取り出す手順


ここからは、実際にリムーバーで中折れを直してみましょう。
と言っても、リムーバーの使い方は至って簡単です。


まずは、リムーバーの金属のトゲをバレルのネジ穴に入れます。


そして、グッと力を入れて金属のトゲが破片に食い込むようにします。


力を緩めずに回転させて破片を取り出します(写真では左回りに回しています)。
空回りしたり、うまく固定ができない場合は、トゲを刺す場所を変えて再挑戦してみてください。


はい。破片が取り出せました。
最初は少しコツが必要ですが、慣れれば30秒もあれば救出可能です。
困っている人がいたらササっと直してあげれば、きっとモテモテになれます。
リムーバーの代用はできる?身近な工具を使う方法
リムーバーを持っていない!リムーバーではどうにもならない!ということもあるかもしれません。
そんな人のために、リムーバーの代用品について解説します。
マイナスドライバーを使う方法


身近な工具であるマイナスドライバーを使う方法です。
リムーバーのトゲのように、マイナスドライバーの角で破片を引っ掛けて回します。
サイズは2.0mm程度のマイナスドライバーが使いやすいでしょう。
破片の断面が引っ掛けやすい形状なら、比較的簡単に取り出せます。
ただ、破片の断面が平らだったり滑りやすいと、一気に難しくなります。
やはり使い勝手はリムーバーの方が上ですね。
安全ピン+ライターを使う方法


太古の昔のダーツプレーヤーから伝わるのが安全ピン+ライターを使う方法です。
たまにリムーバーでも救出が難しいシチュエーションがあります。
破片の断面がフラットだったり、破片が奥でガチガチになっている場合です。
こういった場面では、いまだにこの方法が使われることがあります。
具体的な方法も紹介します。火を使うので安全に十分に注意して行ってください。
- 安全ピン:大きい方が使いやすいです。僕は4号(46mm)を使いました。
- ライター:ライターでも良いのですが、安全面からチャッカマンを推奨します。
- 軍手:ライターも安全ピンも熱くなるので用意してください。


まずは安全ピンをライターで炙ります。安全ピンが赤くなるまで炙りましょう。
熱くなるので、軍手などをつけてくださいね。


破片に熱した安全ピンを刺します。
熱で破片のプラスチックが溶けて、ズブズブと入っていきます。


十分に刺さったら、しばらく放置。
安全ピンが冷えて、破片も固まるのを待ちましょう。


固まったら、安全ピンを回して破片を取り出します。


はい。無事に破片を取り出すことに成功しました。
安全ピン+ライターを使う方法の注意点
安全ピン+ライターを使う方法には注意点もあります。
それは、バレルの表面のコーティングに影響が出る恐れがあるということです。
最近のバレルは表面にコーティングが施されていることが多いです。
熱により変色やコーティングが取れることがあります。
数百円のリムーバーをケチって、数万円のバレルをパーにしたら元も子もありません。
あと、この記事を書くために久々にこの方法を使いましたが、シンプルに熱いし危ない…。
本当に困った時の最終手段として考えてくださいね。
おすすめダーツ用リムーバー3選


この章では、僕が実際に購入して使った中で、おすすめのリムーバーを紹介します。
それぞれ特徴があるので、あなたにぴったりのリムーバーを選んでみてください!
【COSMO DARTS】Extractor PLUS TOOL


| 商品名 | Extractor PLUS TOOL(エクストラクター プラスツール) |
|---|---|
| ブランド | COSMO DARTS(コスモダーツ) |
| 価格(定価) | 990円 |
| カラー | ブラック、レッド、ブルー |
| 販売ショップ | ダーツハイブ |
最近一番使っているリムーバーがこちらです。
非常に軽量でコンパクトなリムーバーで、ダーツケースにつけて持ち運んでいます。
持ち手部分には、ダーツバレルのようなローレットカットが施されていて、力を入れて回すことができます。


リムーバーとしての完成度の高さもさることながら、チップをキツく締める「プラスツール」がついています。
フィットポイントプラス専用となっていますが、実は他の多くのチップでも使うことができます。
僕が試した中では、コンドルチップ、ターゲットのクライオチップ、アルティマダーツのエクシードポイントなどで使えました。(リップポイントは使えませんでした。残念!)
これのおかげで、チップの緩みがかなり軽減されて快適にプレイできています。
リムーバーとプラスツールの一石二鳥アイテムですよ!
【CAMEO】チップ&シャフトケース SMART FLAVOR


| 商品名 | チップ&シャフトケース SMART FLAVOR(スマートフレーバー) |
|---|---|
| ブランド | CAMEO(カメオ) |
| 価格(定価) | 1,680円 |
| カラー | スパークリング、コーラ、ストロベリー、ブルーベリー、レモン、オーシャン、グレープ、ローズ、ミント |
| 販売ショップ | ダーツハイブ |
リムーバーとチップ&シャフトケースが一体型になったアイテムです。これは賢いですよね〜。
リムーバーは確かに重要なアイテムなのですが、持ち運びが面倒という人も多いのではないでしょうか。
チップ&シャフトケースと一体化することで、その煩わしさが解消します。


ダーツケースブランドのカメオということもあり、チップ&フライトケースとしてのクオリティも高いです。
チップは15本、シャフトは6本程度収納できたので、コンパクトながら便利。


ただ、純粋なリムーバーと比べると若干使用感にクセがありますが、問題なく使用できました。
リムーバー単体では持て余すという人はぜひチェックしてみてください!
【TRiNiDAD】シャフトリムーバー SHARK


| 商品名 | シャフトリムーバー SHARK(シャーク) |
|---|---|
| ブランド | TRiNiDAD(トリニダード) |
| 価格(定価) | 630円 |
| カラー | ブラック、レッド、パープル |
| 販売ショップ | ダーツハイブ |
僕が7年前から使っている愛用リムーバーです。
特別な機能はない、非常にシンプルなリムーバーで価格もリーズナブル。
いろいろ使ってきましたが、リムーバーとして一番使いやすいのはコレです。
まず、少し太めに作られているので、幅広いバレルに対応するのが偉い。
さらに、リムーバー内のトゲがピシッと尖っていて、破片をがっちりと固定してくれます。
難易度が高い場面でもコイツならなんとかしてくれる安心感があります。
そもそも中折れが発生しないための予防方法
チップやシャフトが折れた時のためにリムーバーを用意しておくことは大切です。
ただ、そもそも折れないのがベストですよね。
この章では、そもそも中折れが発生しないための予防方法についても解説します。
折れにくいシャフトを使う


そもそも折れにくい素材のシャフトを選ぶのも一つの手です。
おすすめは強化カーボン製のシャフトです。(写真はエルシャフトカーボン)
カーボン製であれば、通常のシャフトと重さがほとんど変わらないので、違和感なく使うことができます。
また、少しシャフトが重くなっても構わないのであれば、金属製(チタンやアルミなど)のシャフトもおすすめです。
金属製のシャフトであれば、まず折れないのでリムーバーを使う機会がグッと減るでしょう。
折れないシャフトについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


チップロックでキツく締める


チップが折れてしまう原因の一つが、チップの緩みです。
チップが緩んでいると、バレルとの隙間に力がかかりやすくなり、落下時にポキっと折れやすくなります。
これを防止するためには、チップをキツく締めるためのチップロックがおすすめ。
先ほど紹介したコスモダーツのExtractor PLUS TOOLなら、多くのチップをキツく締めることができます。
コンドルチップを使用している方は専用の「チップロック」もおすすめです。
Oリングで緩みを防止する


キツく締めたチップやシャフトが緩むことを防止するOリングもおすすめです。
Oリングをつけておけば、自然な緩みを防止して、結果として中折れも防ぐことができます。
おすすめのOリングは装着感が良い「コスモダーツのOリング」です。
Oリングについては詳しく書いた記事もあるので、合わせてご覧ください。


ダーツ リムーバーに関するよくある質問
最後に、リムーバーに関するよくある質問、疑問についてもまとめました。
- リムーバーを使っても折れたチップが抜けないときは?
-
まずはリムーバーの向きや角度を変えながら複数回挑戦してみてください。
それでも取れない時は、当記事でも紹介した「安全ピン+ライター」を使った方法を検討してください。
ただし、安全面やコーティングが剥がれるという注意事項もよく考えて行ってくださいね。
- リムーバーはチップとシャフトの両方に使える?
-
チップ、シャフトどちらも使えます。
ダーツバレルはチップもシャフトもネジの規格は同じです。
どちらも同様にリムーバーで救出可能です。
- チップリムーバーとシャフトリムーバーは同じ?
-


チップリムーバーとシャフトリムーバーは違います。
今回紹介したリムーバーは一般的に「シャフトリムーバー」です。
シャフトリムーバーと言いつつ、チップでも使えます。
一方で「チップリムーバー」は、ダーツボードに残ったチップを取るために使う道具です。
非常にややこしいですよね。
昨今ではシャフトリムーバーは「リムーバー」と呼び、チップリムーバーは「チップリムーバー」と呼ぶケースが多いように思います。

なよ

チップリムーバーは基本的にはお店が使うので、一般ユーザーは不要です。
まとめ|リムーバーで中折れトラブルに備えよう
以上、今回はダーツチップ、シャフトの中折れ問題とリムーバーについて解説しました。
今回の内容を超簡単にまとめます。
- 中折れにはリムーバーが効果的
- 簡単なケースではマイナスドライバーでも代用可能
- 深刻なケースでは安全ピン+ライターを検討
- そもそも中折れがしにくいように対策しておくこと
ダーツの試合中や練習中に中折れして直せないとゲンナリします。
リムーバーを用意して、スムーズに復旧できるようにしておきましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
機能性と使いやすさならコレ!
チップ&シャフトケースとしても使いたいならコレ!
シンプルで使いやすいリムーバーならコレ!




