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【業務用ダーツマシン】VDarts Mini Pro取材レビュー

VDarts Mini Proを徹底解説レビュー

現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事では、VDartsの最新業務用マシン「VDarts Mini Pro」を徹底的に解説します。

VDartsは、ぶっちゃけどうなの?

VDarts Mini Proはどんな人におすすめ?

業務用ダーツマシンを家に置きたい!

これらの悩みに答えます。

今回、VDartsの正規代理店である「VDartsJPNさん」に取材を行いました。

そして、VDarts Mini Proを徹底的に調査してまいりました。

実際の使用感はもちろん、取材で得た裏事情まで公開します。

是非、参考にしてもらえればと思います。

この記事の著者
真なよダーツ。管理人「なよ」

ダーツブロガー

なよ@nayokaeru

nayo

詳しいプロフィール
  • ダーツ歴6年
  • ダーツバー勤務2年
  • ダーツプロライセンス所有
  • ダーツライブマイスター所有
  • 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人

→なよの詳しいプロフィール

本記事は家庭用ボードと業務用マシンを数多く利用してきた僕の実績を元に解説します。

VDartsJPN

忖度なしで書いてください!

と許可をいただいたので、良いところも悪いところもフラットな視点で紹介します。

なお、VDarts Mini Proを早く注文したいという方は、下記ボタンから公式サイトをチェックしてみてください。

目次

【30秒でわかる】VDarts Mini Proとは

VDarts Mini Proの製品紹介画像
VDarts Mini Proの詳細スペック
規格15.5インチ
(ソフトボード公式サイズ)
サイズ高さ100cm×幅54.8cm×奥行10cm
重さ30kg
価格525,800円
ブランドVDarts

VDarts Mini Proは台湾のダーツメーカーVDartsの業務用ダーツマシンです。

コンパクトな形状が特徴の業務用マシンで、3世代目になる最新のVDarts Miniシリーズとなっています。

VDarts Mini Proの大きな特徴は以下の3つ。

  • コンパクトな業務用ダーツマシン
  • 単体で完結する、機能全部盛り
  • 業務用マシンとして破格のコスパ

それぞれサクッと解説します。

特徴① コンパクトな業務用ダーツマシン

VDarts Mini Proは壁掛けができるコンパクトなダーツマシン

VDarts Mini Proは店舗設置を想定した業務用ダーツマシンです。

業務用でありながら、重さ30kgの超コンパクトな設計が特徴。

壁掛けに対応しているので、省スペースなダーツマシンとして人気があります。

特徴② 単体で完結する、機能全部盛り

VDarts Mini Proの機能全部紹介

VDarts Mini Proは、このマシンだけで完結する機能全部盛りです。

  • タッチ式の14インチモニター
  • オンライン対戦用カメラ
  • 光るセグメント
  • レーザースローライン
  • コインボックス

これらの機能が標準搭載。

家庭用ダーツボードと違って、タブレットを買う必要もありません

このマシン1台で完結する便利さがあります。

業務用マシンとして破格のコスパ

VDarts Mini Proのコスパの良さを解説

VDarts Mini Proは業務用ダーツマシンの中では珍しい買い切り型です。

しかも、価格は新品で53万円程度

一見高く見えますが、他の業務用マシンと比べると破格の安さです。

有名マシンは中古で50〜70万円の世界ですからね。

送料込みでこの価格は、新品の業務用マシンとしては破格のコスパと言えます。

【実際に投げて分かった】VDarts Mini Proの強みとメリット

VDarts Mini Proの強みとメリットを解説

ここからは、VDarts Mini Proを実際に投げて感じた強みとメリットを紹介します。

疑問点も細かく取材してきたので、他では読めない内容になっています。

VDarts Mini Proの強みは以下の4点。

  • 省スペース業務用ダーツマシン
  • 買い切り型の業務用ダーツマシン
  • 業務用マシンならではの高機能
  • 屈指の静音性能

それぞれ深掘りしていきます。

①省スペース業務用ダーツマシン

VDarts Mini Proと家庭用ダーツボードとの大きさ比較
家庭用VDartsと比べてもこの大きさ

VDarts Mini Proは業務用ダーツマシンの中で、最もコンパクトな形状をしています

業務用ダーツマシンは、通常自立させるために恐ろしく大きくて重い。

家投げユーザーにも人気の高い業務用マシンとの大きさ比較をしました。

スクロールできます
機種VDarts Mini Proダーツライブ2EXVSフェニックスS
高さ100cm239.5cm251cm
54.8cm65cm70cm
奥行き10cm57.4cm60cm
重量30kg120kg110kg

別次元にコンパクトであることがわかります。

そのため、業務用マシンなのに壁掛けが可能で、取り回しが良いです。

デッドスペースを本格的なダーツ環境にすることができますよ。

なよ

30kgなので、僕一人で移動させることもできました。

コンパクトだからメンテナンスが簡単

VDarts Mini Proの内部構造を前開きで撮影
前開きでメンテナンスが簡単(モザイク処理をしています)

コンパクトな筐体は、メンテナンスが簡単になるメリットもあります。

なんか調子悪いな…

パーツが壊れてしまった…

そんな時も、VDarts Mini Proなら、宅急便で送ってメンテナンスを依頼できます。

通常のダーツマシンは出張メンテナンスが一般的。

出張メンテナンスは出張代だけで、かなりの金額になります。

VDarts Mini Proは梱包して送るだけなので、往復でも6000〜12000円程度の送料で済みます

立ち会いも不要で、時間が拘束されることもありません。

なよ

フットワークの軽い業務用ダーツマシンです!

②買い切り型の業務用ダーツマシン

VDarts Mini Proのコイン入れ
業務用なのでコインで稼働も可能

VDarts Mini Proは買い切り型の業務用ダーツマシンです。

一括525,800円で購入できます。

ちょっと高いと感じるかもしれませんが、業務用マシンの中では破格の安さ

現在、ダーツマシンはレンタルするのが一般的です。

最新台を導入すると通信費込みで月額4万円以上かかることも。

これに初期費用や設置費用などもプラスされるので、実は結構お金がかかります。

月額4万円とすると、VDarts Mini Proの代金は1年でペイできる計算です。

家用のダーツマシンとしても人気

個人では、業務用マシンのレンタル契約を結ぶことはできません。

家で業務用マシンを設置するなら、中古のダーツマシンを購入することになります。

人気の高いダーツライブ2EXの中古品は50〜70万円くらいが市場価格です。

運送費なども含めると、さらに費用は上がります。

VDarts Mini Proは新品を約53万円で買い切り、しかも送料込みです。

コスパはかなり高いと言えるでしょう。

③業務用マシンならではの高機能

店に採用される業務用マシンなので、家庭用のダーツボードとは一線を画す機能がてんこ盛りです。

VDarts Mini Proの機能を紹介していきます。

光るセグメント

VDarts Mini Proのウェィティング時のLEDライト発色

VDarts Mini Proには光るセグメントが搭載されています。

光でゲームを盛り上げてくれます。

ナビゲート機能も優秀なので、初心者も楽しむことができます。

Vdarts Mini Proのゼロワン(クソ入らないのはご愛嬌)
VDarts Mini Proのクリケット(プレイヤーで色が変わります)

VDarts Mini Proの光るセグメントのクオリティーは最高峰です。

光るセグメントと言えば、ダーツライブシリーズが有名ですよね。

少なくともダーツライブ2には圧勝しています。

ダーツライブ3のセグメントと同等、ヘタをするとそれ以上のクオリティーだと感じました。

発色が抜群に良く、明るいところでもくっきりと見えます。

VDarts Mini Proの明るいところでのゼロワンLEDライト
ゼロワン時の発色は目に優しい

また、VDarts Mini Proのゼロワンの発色が目に優しくて気に入りました。

長時間プレイにも向いている光るセグメントです。

モニターを搭載

VDarts Mini Proの14インチタッチモニター

VDarts Mini Proには14インチのタッチモニターを搭載しています。

前作VDarts Miniよりも画面サイズが大きくなりました。

クリケットの細かい表示も、スローラインから快適に見ることができます。

このモニター1つでも十分にダーツが楽しめるでしょう。

もちろん、HDMI外部出力で大画面モニターに出力することも可能です。

なよ

タッチモニターは前作よりも耐久度を上げているとのこと!

キビキビ動く高性能コンピューター搭載

ストレスのない操作感

VDarts Mini Proには、高性能なコンピューターが内蔵されています。

正直、前作のVDarts Miniは内部コンピューターの性能が低めでした。

前作は動作がモッサリしていて、個人的には不満がありました。

しかし、今作のVDarts Mini Proは十分すぎる性能のコンピューターを搭載。

立ち上がり時間が早く、動作もサクサク。

ストレスを感じずにダーツプレイができます。

ネット対戦にも対応

VDartsの対戦画面

VDartsはネット対戦にも対応しています。

無料で使うことができ、世界のダーツプレーヤーと対戦が可能です。

家庭用VDartsとのクロスマッチングに対応しているので、オンライン人口も多いです。

また、VDartsのオンライン対戦は細かい設定をすることができます。

マスターアウト、ダブルアウトといった、フィニッシュの設定や、セパレートブルなどの設定も可能。

ダーツガチ勢も納得のオンライン対戦ができます。

なよ

業務用マシンはオンライン回線が有料なことも多いです。

VDartsは回線も無料なのでランニングコストがかかりません。

レーザースローライン

VDarts Mini Proのレーザースローライン

VDarts Mini Proにはレーザーのスローラインが搭載されています。

正しい距離にセットすることで、別途スローラインを作る必要がありません。

VDarts Mini Proのレーザースローラインの視認性の高さ

レーザーの視認性も高く、明るい部屋でも十分にスローラインとして機能しました。

④屈指の静音性能

VDarts Mini Proのセグメント

VDarts Mini Proの最後に紹介する強みは、抜群の静音性能です。

今まで様々なダーツマシンを使ってきましたが、ナンバーワンの静音性能と言って良いでしょう

静音性能に優れるセグメントを採用し、分厚い金属で囲うことで音を響かせない作り。

自宅に設置しても時間を気にせずに使えるダーツマシンです。

【あと一歩…!】VDarts Mini Proの弱点とデメリット

VDarts Mini Proの弱点とデメリット

次にVDarts Mini Proを使っていて、「ここはイマイチ…」と思ったポイントを紹介します。

イマイチポイントは以下の3点です。

  • 日本人プレーヤーが少ない
  • アプリが古臭い
  • 壁に穴あけが必要

それぞれ深掘りします。

弱点① 日本人プレーヤーが少ない

VDarts Mini Proは日本人プレーヤーが少ない

VDartsは日本ではまだマイナーなので、オンライン上に日本人プレーヤーが少ないのが現状です。

日本人プレーヤーとオンラインで戦いたい人には向いていません。

ヨーロッパプレーヤーが多い

VDarts Mini Proは強いFrance人プレーヤーが多い

その代わり、VDartsはヨーロッパのプレーヤーが多いです。

そのため、対戦相手には特に困りません。

特にフランスの人が多い印象。

ヨーロッパでVDartsを使ったリーグ対戦が盛んだからだそうです。

ヨーロッパプレーヤーは強い

リーグで日々鍛え上げられているヨーロッパ勢は、とにかく勝負に強い印象があります。

ダーツライブ換算でAフライト以上の実力者がゴロゴロ

また、勝負になるとSAクラスの最大出力を出してくるので、震えます。

なよ

日本人プレーヤーとは違う強さがあります。

ヨーロッパならではの独特な攻め方

ヨーロッパの方々は日本とは違った攻め方をしてくるのも特徴です。

クリケットでは、点数差が少なくても果敢にオープンを目指して攻めてくるのでマジで怖い。

海外の強豪プレーヤーと戦える点は、VDartsの魅力の一つです。

弱点② アプリが古臭い

VDartsのアプリ画面

VDartsの専用アプリは、正直古臭いです。

操作感やゲームのプレイ自体は問題ないのですが、デザインが今っぽくない

正直、ダーツライブのUIと比べると見劣りしてしまいます。

低スペック端末でも動くアプリ

VDartsのアプリがイケてないのは、低スペック端末でも対応させるためです。

VDartsは業務用マシンと家庭用ボードのクロスマッチングに対応しています。

そのため、家庭用ボードに合わせて、低スペックのスマホでも動くことを重視しています

実際、他の家庭用ダーツボードの専用アプリと比べてVDartsの要求スペックは低いです。

結果として、昔ながらのデザインになってしまうとのことでした。

弱点③ 壁に穴あけが必要

VDarts Mini Proの設置の設計図
VDarts Mini Proの設置寸法

VDarts Mini Proは基本的に、壁掛け設置を想定しています。

壁掛けするためには、壁に4箇所のボルトどめが必要です。

壁に穴を開けなくてはならないので、賃貸物件に設置するのは厳しいかもしれません。

スタンドを作ることも可能

VDarts Mini Pro用の試作ダーツスタンド
VDarts Mini Pro用の試作ダーツスタンド

VDarts JPNでは、VDarts Mini Proを設置できるスタンドを試作していました。

希望者には設計図をお渡しできるそうなので、DIYができる人は検討してみてください。

また、自作がめんどくさいという人には、完成したスタンドを買うことも可能です。

VDartsJPN

希望者は購入時にご相談ください!

VDarts Mini Proはどんな人にオススメ?

VDarts Mini Proがおすすめな人の特徴

VDarts Mini Proの強みと弱点を解説してきました。

これらを踏まえて、VDarts Mini Proがオススメな人の特徴は以下の通りです。

  • 業務用ダーツマシンを自宅に置きたい人
  • 自宅でオンライン対戦もしたい人
  • 新品の業務用マシンが欲しい人
  • 安く業務用マシンを入手したい人

正直、家投げをする人の99%は家庭用ダーツボードで満足できます

→参照:業務用ダーツマシンを家に置く

ただ、ダーツにハマると家に業務用のダーツマシンが欲しくなりますよね。

なよ

僕も過去に本気で業務用マシンの購入を考えていたので、その気持ちはよく分かります…。

家に業務用マシンが欲しくなった人にVDarts Mini Proは良い候補になると感じました。

オフラインのダーツライブ2EXを中古で買うよりも、満足度は高いと思います。

家庭用ダーツボードよりも質感の高いダーツマシンが欲しい!

このような、ちょっとした変態さんは是非VDarts Mini Proをチェックしてみてくださいね。

VDarts JPNとは何者なのか?

VDartsJPNの正体を解説

最後に、今回の取材を快く受け入れてくださったVDarts JPNさんもご紹介したいと思います。

VDartsを買うなら、必ずお世話になる会社なので、頭の片隅に置いておいてください。

日本初のVDartsの正規代理店

VDartsJPNのロゴ

そもそも、VDartsは台湾のダーツメーカーです。

VDartsJPNはVDartsの正規代理店として、2016年に設立されました。

VDartsの正規代理店として、最も歴史のある会社です。

VDarts JPNで買うメリット

現在、日本でVDartsを取り扱う代理店は増えてきました。

ぶっちゃけ、VDarts JPNよりも安く販売している会社もあります。

そんな中、VDarts JPNで買うメリットをヒアリングしてきたので紹介します。

充実のアフターサービス

VDartsJPNは経験豊富なアフターサービスを受けられる

VDarts JPNで購入する一番のメリットは「アフターサービス」です。

輸入代理店として長く運営してきた中で経験と知識がが蓄積されています。

アフターサービスに関しては日本で一番信用できる会社でしょう。

ソフトウェアの設定や、内部部品の故障も含めて、手厚くサポートしてくれます。

配送、出張どちらのメンテナンスにも対応

VDartsJPNは出張メンテナンスにも対応している

VDarts Mini Proはコンパクトなので、配送メンテナンスを受けることができます。

しかし、出張でメンテナンスをして欲しい方も多いのではないでしょうか。

VDarts JPNは本社が愛知県にありますが、東京と大阪にも修理の協力店を持っています

出張メンテナンスを受けられるのもVDarts JPNの強みと言えます。

VDartsJPN

過去には沖縄にも出張メンテナンスに伺ったことがあります!

出張もお気軽に相談ください!

初期設定や最新バージョンにアップデート

VDartsJPNは設定を全て丸投げできる

VDarts JPNで購入すると、初期設定を全て丸投げできます。

ダーツマシンが届いたら、すぐにプレイができるように初期設定をしてくれます

VDarts Mini Proは業務用マシンなので、最初に多くの初期設定が必要です。

VDarts JPNで購入したマシンは、すべて最新のソフトウェアにアップデート。

また、購入者ごとに細かい設定やセンサー設定もやってくれます。

VDartsJPN

家族分のダーツカードを設定した状態でお作りしたこともあります!

ご不明点や、希望があれば、何でも仰ってください!

半年間の保証期間つき

VDarts JPNで購入すれば、半年間の保証期間が付いてきます。

初期不良はもちろん、通常の使用範囲内での故障に対応してくれます。

設定方法などの相談にも乗ってくれるので、安心して購入ができますよ。

安い業者はサポートが弱い

VDartsJPN以外の代理店は、価格が安い代わりにアフターサービスが弱いところが多いです。

悪く言ってしまえば、「売ったら売りっぱなし状態」。

決して安い買い物ではないので、失敗しないためにもVDartsJPNで購入することをオススメします。

詐欺業者にも注意

ダーツ販売の詐欺業者に注意

最近はダーツ界隈で詐欺業者も目立つようになってきました。

異常なくらいの低価格で売られている場合は要注意。

購入したマシンが届かないトラブルも耳にしています。

安い業者で購入するにしろ、販売実績やレビューをしっかりと確認しましょう。

そして、「なんか怪しいな…。」と感じたら絶対に買わないようにしてください。

まとめ:家にも置ける!VDarts Mini Pro

VDarts Mini Proの解説まとめ

以上、VDarts Mini Proについての解説でした。

業務用のダーツマシンとして新たな選択肢になると感じました。

家に本格的なダーツマシンが欲しいと考えている人も検討の価値があります。

最後に今回の記事の内容をまとめます。

VDarts Mini Proのまとめ
  • 壁掛けもできるコンパクトな業務用マシン
  • 買い切り型で1年で元が取れるコスパの良さ
  • これ1台で完結する機能全部盛り
  • 業務用マシンが欲しい個人にもオススメ
なよ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

目次