現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、家ダーツをする前に気をつけるべき「壁と床の保護」について解説します。
ダーツから壁と床を保護する具体的な方法は?
ダーツが原因で高額請求がくるって本当?
これらの疑問に答えます。
事実として、ダーツが原因で高額な修繕費用を払う可能性があります。
何も対策をしないと、家中がボロボロになること間違いなし。
賃貸物件の場合は、引越しの時にトラブルになることも十分に考えられます。
本記事では、凶暴なダーツから壁と床を守る具体的な方法をお伝えします。
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
本記事は家投げ歴6年以上の僕が執筆したので、ぜひ参考にしてください。
壁と床を保護する重要性はすでに理解したから、オススメの保護材が知りたい!
そんな方は、以下のアイテムをチェックしてみてください。
ダーツが原因で退去時に高額請求!?
ダーツが原因で、お引越しの時に高額請求を受ける可能性があります。
ダーツが壁や床に傷をつけてしまい、修繕費用が発生するパターンです。
ダーツを大きく外して、壁に穴を開いた…。
ダーツが落下してフローリングに傷がついた…。
このようなトラブルが起こりやすいのが家投げダーツの危険なポイントです。
賃貸に損害を与えてしまった場合に、どれくらいの請求があるのか調査しました。
壁に穴で5万円の請求!?
ダブルを狙うぞ!
やばい!外れた!
壁にダーツが飛んで行く…!
家投げならよくあることです。
壁紙は一部分だけ交換することは難しく、壁一面になってしまうことが多い。
その場合は10,000〜20,000円が相場です。
しかも、壁紙にとどまらず、壁の穴が下地ボードにまで達していると、1箇所あたり30,000円。
広範囲だと50,000円を超えてしまうこともあり、なかなか高額です。
床の傷で15万円の請求!?
ダーツを投げたぞ!
ダーツが弾かれた!
フローリングにダーツが一直線に落下…!
これも家投げのあるあるです。
フローリングの張り替えは、壁以上に高額になるケースも多いです。
部分張り替えでも20000円から。
一面張り替えになってしまった場合は、6畳あたり10〜15万円の請求になることもあります。
このように、家投げで対策もせずにダーツを投げていると、思わぬ出費があるかもしれません。
ここからは、そんな無駄な出費を抑えるために、壁と床の保護方法を解説していきます。
家投げダーツの壁の保護
まずは、家投げダーツの壁の保護について解説します。
壁を保護する方法は、以下の5つです。
- バックボード付きダーツスタンドを使う
- サラウンドを使う
- 壁の保護シートを貼る
- プラスチックボードでDIY
- カーテンを盾にする
それぞれ紹介します。
①バックボード付きダーツスタンドを使う
バックボード付きのダーツスタンドは手軽な方法です。
ちなみに、バックボードとはダーツボードを貼り付ける板のこと。
これからダーツスタンドを買う人は、最初から壁の保護を兼ねたスタンドを選べば一石二鳥です。
壁を守るなら、バックボードが広いブリッツァーのダーツスタンドがオススメです。
②サラウンドを使う
サラウンドはダーツボードに取り付ける保護材のこと。
主にハードダーツボードに取り付けて使います。
ハードボードはボード自体が小さいので、アウトボードのリスクが高いです。
サラウンドは各ブランドがリリースしているので、材質やデザインなど多種多様。
お気に入りの1枚を見つけてみてください。
ちなみにサラウンドは、ソフトボードには使えない点に注意しましょう。
③壁の保護シートを貼る
壁の保護シートを貼るのも手です。
Amazonで「壁 保護」と検索すれば、さまざまな種類の保護シートが出てきます。
ダーツから壁を守るためには、厚みとクッション性があるものが望ましいです。
ハードダーツは貫通力がハンパないので、特に分厚い保護シートを選ぶようにしましょう。
④プラスチックボードでDIY
プラスチックボード、プラ板でDIYするのも良いでしょう。
安く入手することができるので、安価に壁を保護することができます。
ただし、こちらもハードダーツから壁を守るためには、力不足であることが多いです。
厚いプラ板やゴムシートを間に挟んで貫通しないようにする工夫が必要です。
⑤カーテンを盾にする
あまりオススメしませんが、カーテンを盾にする方法もあります。
ダーツボードの裏にカーテンが来るようにダーツ環境を構築。
ダーツが外れた場合も、カーテンが盾になってダーツから壁を守ってくれます。
厚みがあるカーテンでないと、ダーツが貫通して窓が割れる恐れがあるので注意です。
僕は現在、設置スペースの関係でこの方法を使っています。
厚めのカーテンとレースカーテンで二重にして、窓まで到達にしないようにしています。
家投げダーツの床の保護
次に床の保護方法について解説します。
ハードダーツをやっている人は、特に床が傷つきやすいです。
ハードダーツが落下すると硬いフローリングにも刺さるので、しっかり対策しましょう。
対策方法は以下の4つです。
- ダーツマットを敷く
- キッチンマットを敷く
- ジョイントマットを使う
- 毛布で一時しのぎ
それぞれ解説します。
①ダーツマットを敷く
床の保護に一番のおすすめはダーツマットを使うことです。
ダーツマットはダーツプレイを想定しているので、防御力が高いです。
品質の良いダーツマットは、ラバー素材が使われており、ハードダーツの貫通すらも防ぎます。
スローラインの代わりになり、足音を軽減する効果もあるので、買って損はありません。
②キッチンマットを敷く
ダーツマットは少し高いな…。
そんな人は、キッチンマットで代用することもできます。
キッチンマットは細長い形状なので、まるでダーツマットのように使えます。
防御力は低いため、ハードダーツには向きません。
ソフトダーツならキッチンマットで十分なことも多いですよ。
③ジョイントマットを使う
スペースによって柔軟に設置ができるのが、ジョイントマットです。
ダーツボード直下だけに設置するのも良いですね。
ジョイントマットはバリエーションが豊富な点も魅力です。
トレーニング用のジョイントマットなら、防御力が高く、足音を軽減する効果もあります。
④毛布で一時しのぎ
とりあえす一時しのぎがしたい人は、家にある毛布をダーツボード下に敷きましょう。
二重三重と折りたたんで置けば、かなりの防御力になります。
見た目が悪いので、あくまでも緊急用です。
まとめ:家ダーツの壁と床の保護
以上、家投げダーツをするなら知っておきたい「壁と床の保護」について解説しました。
ダーツで家中がボロボロになり、15万円が請求される可能性もあります。
意外と安く保護することができるので、ぜひ万全な状態でダーツを楽しんでもらえればと思います。
最後に、今回の内容をまとめます。
- ソフトダーツでも壁と床の保護は必須
- 壁の保護はバックボード付きダーツスタンドが効果的
- 壁にシートやプラ板を貼るのもOK
- ダーツボード下には厚めの敷物を敷く
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
当ブログでは、壁と床の保護の他に、家ダーツで必ずチェックすべき注意点を解説しています。
よかったら合わせてお読みください。
また、家ダーツで一番大切な「家庭用ダーツボード」を徹底比較した記事も用意しました。
ダーツボード選びで家投げの質は大きく変わります。ぜひこちらもご覧ください。