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ダーツ「パーフェクト」のプロ試験攻略|実技&筆記対策の合格の秘訣

ダーツのパーフェクトプロ試験の対策を解説

現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事では、ダーツプロ団体「パーフェクト」のプロ試験・プロテストについて解説します。

プロテストの内容は?

実技試験の練習方法、コツは?

筆記試験の対策方法を教えて!

これらの疑問に答えます。

パーフェクトのプロ試験はかなり独特であり、しっかり対策をしないと合格することはできません。

実際に、十分な実力があるのに不合格になる人を、何人も見てきました

本記事ではパーフェクトプロ試験を1発合格するための練習方法とコツを伝授します。

この記事の著者
真なよダーツ。管理人「なよ」

ダーツブロガー

なよ@nayokaeru

nayo

詳しいプロフィール
  • ダーツ歴6年
  • ダーツバー勤務2年
  • ダーツプロライセンス所有
  • ダーツライブマイスター所有
  • 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人

→なよの詳しいプロフィール

僕は実際に2022年にパーフェクトプロ試験を受験して、1発合格を勝ち取りました。

リアルな経験も紹介しながら、対策方法を解説したので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、筆記試験が心配…。という人向けに過去問と練習問題集を作りました。

興味がある人はぜひチェックしてみてください。

目次

パーフェクトの実技試験

ダーツのパーフェクトのプロテストの実技試験を解説

パーフェクトのプロ試験には実技試験が用意されています。

僕はイップスから持ち直した状態の受験だったので、当時のレーティングはダーツライブ10でした。

また、メンタルが弱いので、正直かなり心配だったというのが本音です。

そんな僕でしたが、見事に実技試験一発合格をすることができました。

この章では実技試験に合格するために取り組んだことを解説します。

パーフェクトプロテスト(実技試験)の内容

パーフェクトのプロテスト(実技試験)の内容は以下の通りです。

  • 男子:501(セパレートブル・ダブルアウト)で8ラウンド以内フィニッシュ(チャンスは5回)
  • 女子:701(ファットブル・マスターアウト)で10ラウンド以内フィニッシュ(チャンスは5回)

それぞれの試験内容を深掘りします。

男子501試験の内容

男子の場合は501を8ラウンド以内でフィニッシュが課題です。

セパレートブルなので、基本的にはT20を狙います。

なよ

T20が苦手な人はT19で削っていくのもありです。

ただ、当日は多くの方がT20を狙うので、会場の空気に負けないように。

また、フィニッシュはダブルアウトが必須となります。

マスターアウトに慣れている人も、ダブルアウトとは戦略が変わりますよね。

マスターアウトの攻略は後述します。

男子プロになるためのレーティングは?

男子プロ試験は一見すると難しそうですが、S20に確実に入れ続ける実力があれば十分に合格できる難易度です。

  • S20×3本×7ラウンド=420点
  • 残りは81点
  • 最後はT19→D12でフィニッシュ

クリケットのスタッツ3.0を安定して叩き出せる実力があれば、合格は安泰です。

フェニックスでA15、ダーツライブでA10くらいのレーティングが一つの目安になるでしょう。

また、5ゲーム中に1ゲームでもクリアできれば合格です。

ここぞというタイミングで集中力を発揮できる人なら、BBフライトでも合格できるチャンスはあります。

女子701試験の内容

女子プロ試験は701をソフトダーツの王道ルール(ファットブル・マスターアウト)で行います。

王道ルールなので、普段の対人戦やオンライン対戦が、そのまま実技試験の練習になります。

経験値は積みやすいと言えるでしょう。

女子プロになるためのレーティング

701を10ラウンド以内フィニッシュなので、スタッツを70以上を叩き出せばOKです。

1ブルをキープできる実力があれば十分に合格できます。

フェニックスBBB12、ダーツライブBB8以上の実力があれば安心です。

男子のテスト同様、チャンスは5回あるので、Bフライトでも合格できるチャンスはあります。

実技試験合格のための練習方法

この章では実技試験を確実に合格するための練習について解説します。

僕が重点的に取り組んだのは、以下の3つです。

  • パーフェクトプロ試験モードを投げ込む
  • カウントアップ・ブルも投げる
  • アレンジを決めておく

それぞれ解説します。

パーフェクトプロ試験モードを投げ込む

フェニックスダーツのプロテストモード

プロ試験の内容に沿って経験を積んでいくのが最短距離です。

仕事もあったので、効率的に合格する練習を詰め込みました。

本番はフェニックス台で投げます。

可能な限りフェニックスで投げる時間を増やすことをオススメします。

ダーツライブとフェニックスでは狙っている感覚が若干ズレますからね。

フェニックスにはパーフェクトのプロ試験モードがあるので、ガンガン活用していました

なよ

プロ試験モードは指定されたラウンド数で強制的にゲームが終了します。

合否の判定が出るので、かなり便利ですよ!

合格数をカウントしておこう

僕はプロ試験モードの合格数をカウントしていました。

合格数が多いほど、試験当日に自信を持って投げることができます。

なよ

1ヶ月間、毎日3回の合格を目標にしていました。

最終的には100回を達成しましたよ。

カウントアップ・ブルも投げる

プロ試験モードをひたすらやるのが最短距離ですが、それだけに執着するのはオススメしません。

プロ試験まで1ヶ月以上ある人は、幅広いゲームも投げておくと良いと思います。

男子プロを目指していても、ブルを狙ったカウントアップ、701にも取り組むとかですね。

長いスパンで練習していると、必ずどこかで調子が崩れます。

実際に、僕はT20だけをひたすら狙い続けていて、調子が狂うタイミングがありました。

そんな時に、ダーツの基本であるブルで投げ方を調整できることが重要です。

なよ

試験が近くなると焦ってきますが、プロ試験モードだけに取り組むのはハイリスクでしょう。

僕は試験までの期間で練習の比率を変えていました。

  • 1ヶ月〜2週間前:プロ試験モード5割、ブル練習など5割
  • 2週間〜3日前:プロ試験モード7割、ブル練習など3割
  • 3日前〜本番前日:プロ試験モード9割、ブル練習など1割

得意不得があると思いますので、各自調整してみてください。

アレンジを決めておく

ダーツアレンジ表カード

忘れてはいけないのが、アレンジの練習です。

男子のプロテストでは、ダブルアウトが必須です。

普段マスターアウトでプレイをしている人は苦戦するかもしれません。

ダブルアウト用のアレンジ表があるので、可能ならアレンジ表を暗記して望むのがベストでしょう。

→ダブルアウトアレンジ表はこちら

何も考えず32アレンジもアリ

僕は、本番中に頭が真っ白になってアレンジ表を思い出せずにパニックになる気がしました。

そのため、アレンジ表を覚えることを放棄して、必ず32アレンジにするとルール化しました。

多少遠回りなることもありますが、基本はT20でギリギリまで削って、32に合わせてアレンジを行います。

そうすると、狙うターゲットがD16に絞られる上、慣れないアレンジでリズムが崩れこともなくなります。

アレンジの練習もひたすら32だけ行えば良いので効率が良いです。

  • プロテストまで時間がない人
  • 数字、算数が苦手な人
  • 緊張しやすい人

上記の方は、得意なアレンジナンバーに絞ってルール化するのも良い戦略だと思います。

なよ

シングルに入っても3回トライできる「40、32」どちらかに絞って練習するのがオススメです!

合格のためのメンタル準備

プロテストのための技術的な練習は誰もが必死になって行います。

個人的に技術面以上に大切だと思ったのは、メンタル面の準備です。

十分過ぎるほど実力がある人も、いざ本番になると不合格になった人を何人も知っています。

そんな人は、本番の緊張感や場の雰囲気にのまれて、メンタルがやられたと口を揃えて言います。

このような結果にならないために、メンタル準備もしっかりと行っていきましょう。

試合当日の条件に合わせる

メンタルは簡単に鍛えられるものではありません。

僕が徹底したのは「試験当日の条件に合わせること」でした。

本番を想定して、できることは小さなことでも合わせました。

一つ一つが大したことがなくても、塵も積もれば山となるで、大きな差が生まれます。

特にメンタル面が心配な人は、些細なこともできることは全てやるべきです。

僕が実際に合わせていた条件は以下の通り。

  • 素振り癖の矯正
  • スローラインの確認
  • 投げるリズムを合わせて練習
  • 服装を本番に合わせる

それぞれ解説します。

素振り癖の矯正

意外と知られていませんが、パーフェクトでは試合中の素振りを禁止しています。

これはプロテストにも当てはまります。

素振りとは軸足が投げる状態に入り、ダーツを持たずに腕を振ること。

つまり、スローライン立った状態で腕を振ってはいけません。

  • スローラインで構えて、1本目のダーツを投げる前に素振りをする
  • 1、2本目のダーツの調子が悪く、ダーツの途中で素振りをする

これらは無意識でやっていることもあるので、一度冷静に自分のスローをチェックしてみてください。

試験当日に素振りをしたからと言って、一発で失格にはならないでしょうが、試験官に注意されます。

注意でメンタルが崩壊する可能性もありますよね。

素振りの癖がついている人は早めの矯正をオススメします。

なよ

調子悪い時の素振りは僕も高確率でやっていたから気をつけました。

スローラインの確認

スローラインを若干はみ出して投げる癖がついている人もいますよね。

これも試験官に注意を受けたり、そのラウンドの得点が無効になる可能性があります。

改めて、スローラインをしっかりと確認して投げる癖をつけることをオススメします。

なよ

集中力していると足元が疎かになりがちです。

基本だけど、もう一度確認を!

③投げるリズムを落として練習

投げるリズムも本番を見越して調整していました。

一人で練習する時は、意外と早めにポンポン投げることもありますよね。

果たして本番もそのリズムで投げるでしょうか?

例えば、プロテストの4ゲーム目も不合格。ラストゲームになりました。

あなたはどんなリズムで投げるでしょう?

僕は、絶対に合格したい気持ちと極度の緊張で投げるリズムが遅くなると思います。

この状況を想定して、練習する時もあえてリズムを落として練習をしていました。

なよ

その代わり一投一投を丁寧に投げることを心がけていました。

④服装を本番当日に揃える

道具も早い段階で、揃えられるものから準備して練習しましょう。

  • 服装(シャツ、パンツ、靴)
  • イヤホン
  • マイダーツ(バレル、フライト、シャフト、チップ)
ダーツのプロ試験用の靴

靴は投げ感を左右します。

早い段階で本番に履く靴を選んで、練習することをオススメします。

なよ

靴はヒールの高さが3cm以下というルールがあります。

自分の靴のヒールの高さもチェックしておきましょう!

ダーツのプロテスト用のポロシャツ
ダーツのプロテスト用のスラックス

シャツ、パンツは指定があります。

パーフェクトから届いた書類を元に、許可された服装を早めに準備しておきましょう。

本番前にその服装で慣らし運転をしておくのがベストですね。

なよ

シャツはユニクロの黒のポロシャツが人気です。
パンツもスラックスまたはスラックス形状のチノパンです。

どちらもシンプルなものを選べば間違いないありません。

ダーツのプロ試験ではイヤホンは使用禁止

当日はイヤホンで音楽を聴きながらのプレーはできません

日頃から音楽を聴きながら投げている人は、感覚が狂う可能性があります。

本番まではイヤホンと距離をおきましょう。

マイダーツの決定は難しいですよね。

投げ方のちょっとした変更で投げやすいセッティングは変わってしまいますから…。

ただ、1週間前までにはセッティングも確定させて、予備のパーツを買っておくと安心です。

なよ

僕も結局セッティングが確定したのは1週間前。

ギリギリまでセッティング沼にハマっていました。

緊張癖のある人はアームサポーターがオススメ

緊張しやすい人はダーツ用のアームサポーターがオススメです。

アームサポーターなんて本当に効果があるの?と言う人も多いですが、正直かなり使えます。

適度な圧迫感により、疲れ軽減や、腕の振りをサポートしてくれる効果があります。

そして、何よりも緊張時の腕の震えに効果抜群。

僕はメンタルが豆腐なので、大切な試合で腕が震えてしまうタイプです。

しかし、アームサポーターを着用すれば、腕の震えはピタッと止まるので愛用しています。

なよ

アームサポーターをつけると投げ感が少し変わります。

早めに準備をして慣れておくのが良いと思います。

プロテストでは、アームサポーターは「メーカー名等が入っていないもの」を使わなくてはなりません。

当日に厳しくチェックされるので、気をつけましょう。

僕はお気に入りのアームサポーターのメーカー名を油性ペンで塗りつぶして使いました。

アクアチタンアームサポーター4のメーカー名を油性ペンで塗りつぶす
メーカー名を油性ペンで塗りつぶし

ちなみにアームサポーターはファイティンの「アクアチタンアームサポーター4」がオススメです。

新しく搭載されたシリコンのおかげで圧迫感が強め。

腕の震え防止にめちゃくちゃ効果がありますよ。

実技試験の雰囲気と自分のプレー

ここからは、実際に実技試験を受けた経験から、実技試験の雰囲気を紹介します。

また、僕の当日のプレー内容も紹介するので、参考にしてください。

独特な雰囲気はネカフェに似ている

受験者の多くは、「試験会場は独特な雰囲気だった」とコメントをしています。

たしかに、歓声ゼロの会場でのプレーは圧迫感がありました。

さらに、プロテストは人との対戦ではありません。

いわゆる自分との勝負。この点も独特です。

知らない人が集まって黙々と一人練習をするネットカフェの雰囲気に近いと感じました。

例えるなら、ネットカフェ練習の空気を10倍重くした感じです。

なよ

ハウス大会とは違う独特の雰囲気がありました。

緊張感はものすごい

実技試験の緊張感は凄まじいものがありました。

5回のチャンスがあるとは言え、今までの練習の成果をこのタイミングで発揮する必要があります。

正直、生きた心地がしませんでしたね。

90%以上の確率で練習モードで1発クリアが出来るようになりましたが、それでも緊張しますね…。

僕は、運良く1回目で合格できましたが、ダーツは24本全て使ってクリア。

恥ずかしながら、最初の2ラウンドは横振れがひどくS20にも入りませんでした(笑)

なよ

キャッチでT12に入ってから、謎にスイッチが入りました。

本当に運が良かった…。


以上がパーフェクトのプロテストの実技試験の解説でした。

メンタルが弱く、イップス気味の僕が合格できたのは、本番を想定して練習をしたからだと思います 

自分ができることは小さいことでも、どんどん本番に合わせていく。

それが実技試験の一番の練習になりますし、本番で自信を持ってプレーすることができるでしょう。

パーフェクトプロテスト(筆記試験)の内容

ダーツのパーフェクトのプロテストの筆記試験を解説

次はパーフェクトプロテストの筆記試験について解説します。

パーフェクトの筆記試験は難易度が高いことで有名です。

実技試験は問題なく合格したけど、筆記試験で落ちた…。

と言う話は結構聞きます。

筆記の勉強は、後回しにする人も多いのではないでしょうか。

僕も本格的に筆記試験の勉強を始めたのは、本番3日前のことでした(笑)

この章では、僕が筆記試験一発合格するために取り組んだことや、勉強方法について解説します。

筆記試験が心配な人はぜひ参考にしてくださいね!

筆記試験の内容

ダーツの筆記試験と言われても、イマイチ内容がピンと来ない人も多いと思います。

ざっくりと筆記試験の内容を分類すると2種類あります。

  • 競技規定(9割)
  • 作文(1割)

それぞれ解説します。

競技規定の問題

パーフェクトのプロテストで配られる協議規定テキスト
受験者にはテキストが配られます

筆記試験の9割を占めるのがパーフェクトの競技規定に関する問題です。

パーフェクトの書類選考が終了し、正式に受験が決定すると事務局から「プロ試験用競技規定テキスト」が送られてきます。

A4サイズの冊子になっており、ページ数は全15ページほど。

競技規定の問題はここから出題されるので、よく熟読して対策をする必要があります。

競技規定の問題形式は2タイプ

競技規定の中でも問題形式は2つあります。

  • 通常の穴埋め問題
  • キーワードが選択できる穴埋め問題

通常の穴埋め問題は、競技規定の文章が抜粋されており、所々に用意された空欄を埋めます。

また、キーワードが選択できるタイプの穴埋め問題もあります。

10ワードくらいのキーワードがあり、その中から空欄に当てはまるキーワードを選ぶ問題です。

選択肢が用意されているので、通常の穴埋め問題よりも簡単です。

どちらにせよ、穴埋めで語句を埋めるのが競技規定の問題です。

そのため、「語句」を中心に勉強しましょう。

作文(小論文)

筆記試験の1割ほどではありますが、作文(小論文)の問題もあります。

いくつかテーマが用意されており、自分のダーツプロに対する思いや、今後の夢を書きます。

筆記試験はの競技規定問題と作文で全体の7割以上の点数が取れたら合格です。

筆記試験の効率的な勉強法

時期によって問題形式や、問題内容は変動するようです。

ただ、昔から「競技規定の空欄穴埋め問題」が筆記試験のメインであることは間違いありません。

試験は点数配分が大きいところから対策することが基本です。

穴埋め問題から勉強をして、効率よく点数を積み上げましょう。

暗記ペンを使って穴埋め問題対策

オススメは送られてくる競技規定テキストを暗記ペンを使って、問題集にする方法です。

学生の時に使った人も多いのではないでしょうか。

赤シートを重ねると、暗記ペンで塗った部分が消えて問題集として使えます。

パーフェクトプロテスト筆記試験の効率的な勉強方法

暗記ペンの素晴らしいところは、オリジナルの問題集を作れることです。

筆記試験は、パーフェクトの大会の独自のルールが問われることが多いです。

単語や数値などを重点的にマークして覚えるようにしましょう。

作った問題はノートに書き込んで解くのがオススメです。

手書きの方が頭に定着しやすいですし、漢字や単位などの細かいところも意識できます。

練習問題集を作りました

具体的な問題を教えて欲しい!という要望が多かったので、練習問題を作りました。

実際に僕が受験した時に出題された問題も公開しています。

赤シートで隠せるように作りました。

すぐに勉強をスタートできるので、試験まで時間がない人にもオススメです。

興味がある方はチェックしてみてください。

→パーフェクト筆記試験の過去問・練習問題

作文の対策

全体から見たウェイトは小さいとはいえ、作文も無視できません。

10〜20点ほど点数が稼げる部分ですので、穴埋め問題が多少上手くいかなくても作文でリカバリーできます。

作文のテーマはいくつかありますが、2つの質問をよく考えておけばどんなテーマにも対応できます。

  • ダーツプロになりたい理由
  • ダーツプロになったらやりたいこと

この2つの質問に対してスラスラと自分の意見が言える人は、特に問題ないでしょう。

念のため、試験前に2つの質問について実際に文章に起こして整理しておけば安心です。

あとは、試験当日の理事長の話をよく聞いておくことが有効です。

小論文にそのまま使えそうな話も聞けますよ。

話をヒントにしながら書き上げれば、パーフェクトの真意に沿った文章になるでしょう。

プロテスト当日の流れ

ダーツのパーフェクトプロ試験の当日の流れを解説

最後に、プロテスト当日の流れを順番に解説します。

会場や日程によって、当日の流れは違いますが、大きくは変わらないはずです。

大まかな流れを知っておけば、当日の緊張を減らせるでしょう

9:20 受付開始

僕は東京会場(池袋ダーツスタジアム)のプロテストを受験しました。

当日は9:20から受付を開始。

なよ

僕は9:00に到着し、20分ほどダーツスタジアムのエレベーター前で待つことになりました。

9:20になったら入場を開始します。

池袋のダーツスタジアムは右と左でスペースが分かれています。

左側を待機スペースとして荷物を置いて、右側が試験会場でした。

荷物スペースに荷物を置き、プロテストを受けられる服装になったら、受付で受験票を受け取ります。

受験票は試験で使うので、絶対に無くさないようにしましょう。

9:30 練習時間

実技試験開始までの時間は練習することが出来ました。

試験会場側のフェニックス台の電気がつけられており、電気がついた台のみ練習が可能です。

練習台は合計16台ほどありましたね。

僕が受験した時は50〜60人ほどの受験者がいたので、1台あたり3人くらいで共有して練習しました。

なよ

早めに行けば練習時間も確保できるし、少人数で練習できる時間も増えます!

カラ投げを繰り返して体を慣らそう

ダーツマシンの電源は点いていますがゲーム等はNGです。

ひたすらカラ投げを続けます。

当日は神経質にならずに「縦ラインを合わせよう」くらいの気持ちで練習するのが良いでしょう。

10:00 理事長の挨拶

10:00に理事長の挨拶がありました。

激励の言葉、そして受験に関する注意事項(受験票を無くなさないこと、試験管に礼節を尽くすこと、素振りNGの件)などの説明を受けました。

10:05 試験開始

いよいよ試験が開始します。

受験番号順に呼ばれて試験官の目の前でダーツを投げます。

受験番号はプロテストのエントリー順のようなので、早めに受けたい人は早めのエントリーをオススメします。

当日は50〜60人の受験者がいました(東京会場としては少なめらしい)。

試験台は8台用意されており、当日の進行にもよりますが1〜2時間ほどで終了するようです。

また、男子と女子ではプロ試験を受ける台が分けられていて、別々に進行します。(8台中2台が女子の試験台になっていました)

男性に比べて女性はテストを受ける人が少ないので、女性は割と早めに呼ばれるかもしれません。

試験前の練習

本番の直前まで練習することが可能です。

試験台とは別に練習用の台があり、本番前の受験生たちはカラ投げで練習することが出来ました

これまた1台を3人ほどで共有する形で練習します。

投げ続けると疲れてくるので、バランスを見ながら練習量は調整しましょう。

受験番号が最後の方の人は練習だけで集中力を切らさないように。

なよ

僕はあと二人くらいで呼ばれると思ったら、気持ちよく投げたタイミングで練習を切り上げました。

実技試験開始

自分の受験番号が呼ばれたら、コントロールセンターへ行ってスコアシートを受け取り、指定された台に行きます。

試験官に挨拶をして、2スロー(6本)の練習スローを行います。

練習スローが終わったら、自分でダーツ台をプロ試験モードに設定して試験開始。

あとは、練習の成果を出し切るだけです。

試験終了後は試験官の指示に従い、スコアシートに間違いがないことを確認して自分の名前をサインします。

スコアシートをコントロールセンターに提出して実技試験は終了となります。

12:30 〜 13:00 試験会場開場

実技試験が終了すると、筆記試験までの時間は自由行動となります。

お昼時ですので、昼食を食べたりカフェで最後の筆記試験の確認ができます。

試験会場が開場するのは12:30ごろから。

実技試験会場と筆記試験会場は別ですので、早めに行動をして試験に遅刻しないようにしましょう。

なよ

試験会場に早めに行って勉強していました!

13:30 筆記試験の説明

5分ほど理事長から筆記試験の注意点や、プロとしての心構えなどのお話があります。

作文で使えるヒントもありますので、よく聞いておきましょう。

14:05 筆記試験開始

筆記試験開始です。

試験時間は1時間30分ですが、1時間が経過した時点で試験が終わった人から自由に退出ができました。

答案用紙を提出して試験は終了です。

なよ

しっかりと勉強していれば1時間かからずに終了するはずです。

僕は40分ほどで終了して20分見直ししていました。

早い人なら60分で終了するので割と短めの試験ですね。

ただ、時間帯が昼過ぎなので眠くなりがち。

お昼ご飯を食べすぎない、コーヒーを飲んでおくなどの対策がオススメです。

以上が、パーフェクトのプロ試験の当日の流れの解説でした。

まとめ:パーフェクトのプロテスト

ダーツのパーフェクトのプロ試験解説まとめ

以上、今回はパーフェクトのプロ試験について解説しました。

今回の内容を理解して、しっかりと対策すれば1発合格を勝ち取ることができるでしょう。

ストレートで合格できるよう願っています。

筆記試験の対策問題も本気で作ったので、確実に1発合格したい人はぜひチェックしてみてくださいね

なよ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また、パーフェクトとジャパンのダーツのプロテストの比較もあります。

よろしければ、こちらもご覧ください。

→ダーツの2つのプロ団体を解説

目次