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ダーツのアレンジ表|セオリーや覚え方、初心者用のコツも解説!

ダーツのアレンジについて解説

現役ダーツプロ&元ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事では、ダーツのアレンジについて解説します。

ダーツのアレンジとは?

アレンジ表を教えて!

アレンジのコツが知りたい!

これらの疑問に答えます。

ダーツのアレンジは、ゼロワンゲームの最後の1投を有利にするための点数調整です。

有名なアレンジには「32点残し」がありますね。

アレンジを覚えると、先攻後攻が入れ替わるほどの大きな差が生まれます

ダーツで勝つ確率を上げたい!上手くなりたい!と言う人はぜひ参考にしてください。

本記事では、アレンジ表の他にも、ダーツ初心者のための簡単なアレンジの法則も紹介しています。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事の著者
真なよダーツ。管理人「なよ」

ダーツブロガー

なよ@nayokaeru

nayo

詳しいプロフィール
  • ダーツ歴6年
  • ダーツバー勤務2年
  • ダーツプロライセンス所有
  • ダーツライブマイスター所有
  • 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人

→なよの詳しいプロフィール

目次

アレンジ表(マスターアウト・ダブルアウト・シングルアウト)

ダーツのアレンジ表を紹介します。

アレンジに正解はありませんが、ゲームを有利に進められるアレンジ表を研究して作りました。

タブをタップすると、各アレンジ表が開きます。

マスターアウトのアレンジ表
点数1本目2本目3本目
180T20T20T20
179
178
177T20T20T19
176
175
174T20T20T18
173
172
171T19T19T19
170BullT20T20
169
168T20T20T16
167BullT19T20
166
165T15T20T20
164BullT19T19
163
162T20T20T14
161BullT17T20
160BullBullT20
159T19T20T14
158BullT18T18
157BullBullT19
156T20T20D18
155BullT19T16
154BullBullT18
153T17T17T17
152BullT17T17
151BullBullT17
150BullBullBull
149BullT17T16
148BullBullT16
147BullT19D20
146BullT16T16
145BullBullT15
144BullT18D20
143BullT19D18
142BullBullT14
141BullT17D20
140BullBullT20
139T19BullD16
138BullBullD19
137T17BullD18
136BullBullD18
135T15BullD20
134BullT20D12
133T19S19T19
132BullBullD16
131T17T16D16
130BullBUllD15
129T19T12D18
128BullT18D12
127T20S17Bull
126T19S19Bull
125BullT15D15
124BullBullD12
123BullT19D8
122BullT12D18
121BullT17D10
120T20T20
119BullS19Bull
118BullS18Bull
117BullS17Bull
116BullS16Bull
115BullS15Bull
114BullS14Bull
113BullS13Bull
112BullS12Bull
111BullS11Bull
110BullT20
109BullS9Bull
108BullS8Bull
107BullT19
106BullS6Bull
105BullS5Bull
104BullT18
103BullS3Bull
102BullS2Bull
101BullT17
100BullBull
99T17T16
98BullT16
97T19D20
96T20D18
95BullT15
94T18D20
93T19D18
92T20D16
91T17D20
90BullD20
89T19D20
88T20D14
87T17D18
86T18Bull
85T15D20
84T20D12
83T17D16
82BullD16
81T19D12
80T16D16
79T19D11
78T18D12
77T9Bull
76T20D8
75T17D12
74T14D16
73T19D8
72T12D20
71T13D16
70S20Bull
69S19Bull
68S18Bull
67S17Bull
66S16Bull
65S15Bull
64S14Bull
63S13Bull
62S12Bull
61S11Bull
60T20
59S9Bull
58S8Bull
57T19
56S6Bull
55S5Bull
54T18
53S3Bull
52S2Bull
51T17
50Bull
49S17D16
48T16
47S15D16
46S14D16
45T15
44S12D16
43S11D16
42T14
41D9D16
40D20
39T13
38T19
37S5D16
36D18
35S3D16
34D17
33T11
32D16
31S15D8
30D15
29S13D8
28D14
27T9
26D13
25S9D8
24D12
23S7D8
22D11
21T7
20D10
19S3D8
18D9
17S1D8
16D8
15T5
14D7
13S5D4
12D6
11S3D4
10D5
9T3
8D4
7S3D2
6D3
5S1D2
4D2
3T1
2D1
T:トリプル D:ダブル S:シングル
ダブルアウトのアレンジ表
点数1本目2本目3本目
170T20T20Bull
169
168
167T20T19Bull
166
165
164T20T18Bull
163
162
161T20T17Bull
160T20T20D20
159
158T20T20D19
157T20T19D20
156T20T20D18
155T20T19D19
154T20T18D20
153T20T19D18
152T20T20D16
151T20T17D20
150T20T18D18
149T20T19D16
148T20T20D16
147T20T17D16
146T20T18D16
145T20T15D20
144T20T20D12
143T20T17D16
142T20T14D20
141T20T19D12
140T20T20D10
139T19T14D20
138T20T18D12
137T20T19D10
136T20T20D8
135S-BullT20Bull
134T20T14D16
133T20T19D8
132BullT14D20
131T20T13D16
130T20S20D-Bull
129S19T20D-Bull
128S18T20D-Bull
127T20S17D-Bull
126S19T19D-Bull
125S-BullT20D20
124T20S14D-Bull
123T19S16D-Bull
122T18S18D-Bull
121T20S11D-Bull
120T20S20D20
119T19S12D-Bull
118T20S18D20
117T20S17D20
116T20S16D20
115T20S15D20
114T20S14D20
113T19S16D20
112T20S20D16
111T19S14D20
110T20S10D20
109T20S17D16
108T20S16D16
107T19S10D20
106T20S6D20
105T20S13D16
104T20S4D20
103T20S3D20
102T20S10D16
101T20S9D16
100T20D20
99T19S10D16
98T20D19
97T19D20
96T20D18
95T19D19
94T18D20
93T19D18
92T20D16
91T17D20
90T20D15
89T19D16
88T20D14
87T17D18
86T18D16
85T15D20
84T20D12
83T17D16
82D-BullD16
81T19D12
80T20D20
79T19D11
78T18D12
77T19D10
76T20D8
75T17D12
74T14D16
73T19D8
72T16D12
71T13D16
70T18D8
69T19D6
68T20D4
67T17D18
66T14D12
65T19D4
64T16D8
63T13D12
62T10D16
61T15D8
60S20D20
59S19D20
58S18D20
57S17D20
56S16D20
55S15D20
54S14D20
53S13D20
52S20D16
51S19D16
50S18D16
49S17D16
48S16D16
47S7D20
46S6D20
45S13D16
44S4D20
43S3D20
42S10D16
41S9D16
40D20
39S7D16
38D19
37S5D16
36D18
35S3D16
34D17
33S17D8
32D16
31S7D12
30D15
29S13D8
28D14
27S19D4
26D13
25S9D8
24D12
23S7D8
22D11
21S5D8
20D10
19S3D8
18D9
17S1D8
16D8
15S7D4
14D7
13S5D4
12D6
11S3D4
10D5
9S1D4
8D4
7S3D2
6D3
5S1D2
4D2
3S1D1
2D1
T:トリプル D:ダブル S:シングル
シングルアウトのアレンジ業
点数1本目2本目3本目
120BullBullS20
119BullBullS19
118BullBullS18
117BullBullS17
116BullBullS16
115BullBullS15
114BullBullS14
113BullBullS13
112BullBullS12
111BullBullS11
110BullBullS10
109BullBullS9
108BullBullS8
107BullBullS7
106BullBullS6
105BullBullS5
104BullBullS4
103BullBullS3
102BullBullS2
101BullBullS1
100BullBull
99T20S20S19
98BullT10S18
97T19S20S20
96BullT10S16
95BullT10S15
94BullT10S14
93BullT10S13
92BullT10S12
91BullT10S11
90BullS20S20
89T19S16S16
88BullS19S19
87T17S18S18
86BullS18S18
85T19S14S14
84BullS17S17
83T20S10S13
82BullS16S16
81T19S12S12
80BullS15S15
79T19S11S11
78BullS14S14
77BullS10S17
76BullS13S13
75T17S12S12
74BullS12S12
73T19S8S8
72BullS11S11
71T20S11
70BullS20
69BullS19
68BullS18
67BullS17
66BullS16
65BullS15
64BullS14
63BullS13
62BullS12
61BullS11
60S20S20S20
59BullS9
58BullS8
57S19S19S19
56BullS6
55BullS5
54S18S18S18
53BullS3
52BullS2
51S17S17S17
50Bull
49S20S20S9
48S20S20S8
47S20S20S7
46S20S20S6
45S15S15S15
44S20S20S4
43S20S20S3
42S14S14S14
41S20S20S1
40S20S20
39S20S19
38S20S18
37S20S17
36S20S16
35S20S15
34S20S14
33S20S13
32S20S12
31S20S11
30S15S15
29S20S9
28S14S14
27S9S9S9
26S13S13
25S20S5
24S12S12
23S20S3
22S11S11
21S7S7S7
20S20
19S19
18S18
17S17
16S16
15S15
14S14
13S13
12S12
11S11
10S10
9S9
8S8
7S7
6S6
5S5
4S4
3S3
2S2
1S1
T:トリプル D:ダブル S:シングル

【30秒でわかる】アレンジとは?

ダーツのアレンジとは?

ダーツのアレンジとは、ゼロワンゲームで最後の上がりを簡単にする点数調整のことです。

アレンジを行うメリットは以下の3つがあります。

  • 勝つチャンスが増える
  • リズムよく投げることができる
  • 自信を持って投げられるようになる

それぞれサクッと解説します。

メリット1. 勝つチャンスが増える

アレンジを知っていると、ゼロワンで勝つチャンスが増えます。

普通に投げるとフィニッシュを1回しか挑戦できない場合も、アレンジを知っているだけで2回、3回と挑戦回数が増えます。

実力が拮抗した人同士が対戦をした場合は、アレンジの有無で勝負がつくことも

適切なアレンジは、先攻と後攻を入れ替えるだけでのパワーがありますよ。

メリット2. リズムよく投げることができる

ゼロワンで最後の上がり目で、じっくりと考えてしまった経験はありませんか?

ダーツは一定のリズムで投げることが大切です。

アレンジを知っていると、最善手をすぐに打つことができて、リズムが崩れません

メリット3. 自信を持って投げることができる

アレンジを知っていると自信を持って投げることができるようになります。

行き当たりばったりのフィニッシュではなく、自分の意思で選んだフィニッシュだからです。

ダーツはメンタルのスポーツでもあるので、少しでも不安を消すことは勝利につながります。


以上がアレンジを行うメリットです。

アレンジは絶対に覚えなくてはいない、というわけではありません。

ただし、ダーツに勝ちたい!少しでも強くなりたい!そんな人はぜひ覚えてみてください。

なよ

アレンジを考えるのもダーツの楽しみ方の一つですね。

ダーツのアレンジの常識

ダーツアレンジの常識を解説

ここからは、知っておきたいアレンジの常識について解説します。

紹介する常識は以下の4つです。

  • 180点以下から上がり目がある
  • 180点以下でも上がり目がないナンバーもある
  • アレンジ表は3種類ある
  • アレンジに正解はない
  • ハードダーツのアレンジはリズム?

それぞれ解説します。

常識1. 180点以下から上がり目がある

ゼロワンは180点以下から1ラウンドでフィニッシュできる可能性があります。

ダーツの最高得点はトリプル20を3連続で投げるTON80です。

これは180点なので、基本的には180点以下は上がり目があります。

常識2. 180点以下でも上がり目がないナンバーもある

180点以下でも上がり目がない特殊なナンバーもあります。

  • 179
  • 178
  • 176
  • 175
  • 173
  • 172
  • 169
  • 166
  • 163

上記の9つのナンバーは、どんなに頑張っても3本のダーツで上がることはできません。

なるべくこれらのナンバーにならないようにするのもアレンジの一つです。

もしも、これらのナンバーになった場合は、なるべく減らすことを意識しましょう。

次のラウンドで上がりやすいナンバーに調整できるとベストですね。

常識3. アレンジ表は3種類ある

アレンジをまとめた「アレンジ表」には、3つの種類があります。

ゼロワンのルールによって使うアレンジ表が違うので、違いを押さえておきましょう。

マスターアウトアレンジ表

マスターアウトのルールで使うアレンジ表です。

最後のフィニッシュはブル、トリプル、ダブルで上がる必要があるルールがマスターアウトです。

マスターアウトは日本のソフトダーツでは最も使われるルール。

そのため、アレンジを覚えたい人はマスターアウトのアレンジ表からスタートするのがオススメです。

ダブルアウトアレンジ表

ダブルアウトのルールで使うアレンジ表です。

ダブルアウトは、最後のフィニッシュはダブルで上がらなくてはならないというルールです。

どちらからと言うと、ハードダーツでよく使われるルールになっています。

なよ

最近は日本のプロの公式戦でも使われることが増えてきましたね!

また、ダブルアウトはセパレートブルというルールとセットで使われるので、基本狙うのはT20です。

そのため、マスターアウトとはまた違った戦略が求められます。

ハードダーツをやっている方や、マスターアウトのアレンジは完璧!という方はトライしてみましょう。

シングルアウトアレンジ表

シングルアウトのルールで使うアレンジ表です。

シングルアウトは、最後のフィニッシュに制限がないルールです。

ダーツ初心者に人気のあるルールで、普段のカジュアルな対戦で使われます。

シングルアウトのアレンジ表は、正直覚える必要性は少ないです。

ダーツ初心者なら素直にブルで点数を減らした方が良いからです。

また、カジュアル対戦ならアレンジ表をスマホで確認しながら投げてもOK。

シングルアウトのアレンジ表を覚えるなら、マスターアウトアレンジ表を覚えた方が有意義でしょう。


以上がアレンジ表の3の種類です。

自分に合ったアレンジ表を選んでくださいね。

マスターアウト、ダブルアウト、シングルアウトについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

→マスターアウト・ダブルアウトを完全攻略

常識4. アレンジに正解はない

覚えておいて欲しいのは、アレンジには正解はありません。

例えば、残り110点(マスターアウト)だった場合、以下のようなアレンジが考えられます。

  • Bull→T20
  • Bull→S10→Bull

順番を入れ替えることによっても狙いやすさは変わります。

さらに言うなら、S5→T19→T16という無茶苦茶なアレンジでも合計110点なのでOK。

考え方や状況によって、正解が一つではないことがアレンジの面白いところです。

ただし、アレンジ表は確率を考慮した「ベターなアレンジ」が載っています。

覚えられるなら覚えた方が安心ですよ。

常識5. ハードダーツのアレンジはリズム?

ハードダーツでは、一般的に「ダブルアウトルール」が採用されます。

そのため、ハードダーツプレーヤーは、ダブルアウト用のアレンジ表から覚えるのがオススメです。

ハードダーツはソフトダーツに比べて、ターゲットが小さく難易度が高い特徴もあります。

そのため、リズムを大切にしたアレンジを行うプレーヤーもよく見かけます。

世界大会でも、セオリーから離れたアレンジを成功させるカッコいい場面がありますよね。

セオリーを覚えるのが最優先ですが、たまには「リズム」を意識してみると良いかもしれません。

【絶対に覚えられる】ダーツアレンジの覚え方

ダーツのアレンジを覚える方法

今紹介した「初心者用アレンジ」で実はかなり良いところまで行けます。

恥ずかしい話、僕はアレンジを本格的に考えるようになったのはAAフライトになってからでした。

ただ、少しでも有利に戦いたい!と言う人はアレンジ表を覚えてしましましょう。

しかし、アレンジ表は眺めているだけでは、なかなか覚えることができません

ここでは、アレンジ表を覚える方法をご紹介していきます。

方法1. アレンジ表を見ながら実際に投げる

まずはアレンジに慣れるために、アレンジ表を見ながら実際にゼロワンをプレイしてみましょう。

実際に投げると、「確かにフィニッシュしやすくなったな」と実感があるはずです。

また、投げていると「なるほど!」という点数が見えてくるので、メモをとっておくと効果が高いです。

方法2. 自分でアレンジを書き出してみる

自分でアレンジを紙に書き出すのも有効です。

実際に手を動かすことで、頭に定着しやすくなります。

以下にアレンジ表を書き出すためのシートを用意しました。

A4の紙に印刷して使ってみてください。

→自分で作るアレンジ表をダウンロードする

180〜91のアレンジ表と90〜1のアレンジ表の2枚が入っています。

極力シンプルに作ったので、マスターアウト、ダブルアウト問わず使えます。

なよ

アレンジ表を書き写したり、テスト用紙としても使えるよ!

方法3. 赤シートを使う

自分でアレンジ表を書く際に、赤いペンで書くと赤シートで隠すことができます。

ここまできたら、まさに勉強という感じですね。

他にも、英単語を覚えるときに使う「暗記カード」を活用してゲームのように覚えるのも有効です。

方法4. プロの試合動画を見て研究する

アレンジには正解はありません。

そのため、ダーツプロもさまざまな考えでアレンジを行なっています。

プロの試合動画を見ながら、アレンジ表を埋めていくのもオススメです。

この手があったか!と驚きのアレンジも発見できて楽しいですよ。

【ダーツ初心者向け】アレンジのコツ

初心者向けのダーツアレンジのコツ

ここからは、ダーツ初心者向けにアレンジのコツを紹介します。

確かにアレンジを覚えるのは大切ですが、いきなり全てを覚えるのは大変ですよね。

そこで、少ない労力で結果を出せるアレンジのコツをご紹介。

アレンジのコツは以下の通りです。

  • ブル上がりを目指す
  • 32点残しを目指す
  • 71〜81点はアレンジ表を覚える

ちなみに、最も使われることの多い「マスターアウトルール」でのアレンジのコツの紹介です。

コツ1. ブル上がりを目指す

まずは最後に50点を残してブル上がりを目指すのがオススメです。

ブル上がりをするメリットは、3つあります。

  • アレンジまでブルを狙ってきたから、ブルへの狙いが定まっている
  • あまり練習したことがないダブル、トリプルを狙うよりも気持ちが楽
  • ブルはダブルよりも大きいので入る確率が高い

初心者は難しいアレンジを考えるのではなく、極限まで削って50点に整えることを目指してみましょう。

残り61点だったら、S11→Bull。

残り55点だったら、S5→Bull。

こんな感じでシンプルにゲームを進めることができます。

コツ2. 32点残しを目指す

ブルの時点で狙いたいのが32点残しです。

通称「ザンニ(ザンニー)」と呼ばれています。

ダーツの定石とも言える一手で、ダーツプロも愛する数字です。

理由は、外した時のカバーが桁違いだからです。

残り32点のカバー
  • 残り32点のD16を外してS16に入る→残り16点
  • 残り16点のD8を外してS8に入る→残り8点
  • 残り8点のD4を外してS4に入る→残り4点
  • 残り4点のD2を外してS2に入る→残り2点
  • 残り2点はD1で上がれる

このように失敗したとしても、4回のチャンスが生まれます。

他にも、D16の隣のD8に入った時の状況の良さや、狙いやすい下側のターゲットである点も強いアレンジと言えるでしょう。

そのため、50点以下になったら32点残しにできるように調整をしてみてください。

32点アレンジだけでもかなり戦える

32点の法則を覚えておくだけで、正直Aフライトくらいまでは十分かなと感じています。

アレンジ表を覚えたくない人、数字が苦手な人もいるかと思います。

そんな人は32点だけでOK。

実際、僕がプロ試験を受けた時は、32点しか考えていませんでした。

余計な心の負担を減らすためにあえて32点残しだけに絞ることで合格を勝ち取ることができました。

なよ

D16だけは日頃から練習しておくのがオススメ!

40点、24点あたりも候補

32点がベストではありますが、40点、24点も人気があります。

これらはシングルに入っても3回のカバーチャンスがあります。

32点の4回チャレンジほどではないにしろ、強いアレンジと言えます。

特に40点はダーツボードの一番上で、ブルの真上なので、背の高いプレーヤーは好んで使うことも。

覚えておくと調整のヒントになりますよ。

コツ3. 71〜81点はアレンジ表を覚えておくと安心

初心者アレンジの基本的な流れは、ブルで点数を削って50点か32点に調整することです。

しかし、71〜81点は厄介な点数と言えます。

なぜなら、ブルを狙うと32点以下になってしまうからです。

そのため、71〜81点だけはアレンジ表を覚えておくと安心です。

アレンジ表を忘れてしまった場合

71〜81点でアレンジ表を覚えていない場合や、ド忘れしてしまった時の処方箋も紹介しておきます。

残りの点数が奇数だった場合はT19を狙い、偶数だった場合はT20を狙う方法です。

外してしまってシングルに入ったとしても、リカバリーが効きます。

シンプルな法則なので覚えておけば、とっさの判断にも便利ですよ。

まとめ:ダーツのアレンジ

ダーツのアレンジ解説まとめ

以上、今回はダーツのアレンジについてまとめました。

アレンジを覚えると、ダーツが有利になりますし、戦術の幅も増えて楽しさもアップします。

しかし、アレンジにばかり縛られて悩むのもよくないと思っています。

「勝てば官軍負ければ賊軍」という言葉もあるように、どんなアレンジでも勝てれば良いのです。

最後に、世界クラスの「マイケルスミス」の超絶アレンジを見てみましょう。

ハードダーツのセパレートブルのルールでS20→インブル→インブルのアレンジです。

セオリーから外れている狂ったアレンジですが、勝ったから良いのです。

ぜひ、自分のプレースタイルと相談しながら、自分だけのアレンジ表を作ってみてくださいね!

なよ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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