【6年間愛用中】コンドルアックスをレビュー｜成型フライトの完成系

現役ダーツプロ＆元ダーツバー店員の「なよ」です。

この記事では、今更ながら「コンドルアックス」のレビューを行います。

実は僕はコンドルアックスの超愛用者です。2019年の発売以来、ずっと使い続けてきました。

長年使ってきた感謝と愛を語りたいと思います。

コンドルアックスとは？

コンドルアックスは、シャフトとフライトが一体型になった成型フライトです。

一体型フライトのベストセラー「コンドルフライト」の派生製品であり、良い点を継承しています。

通常のコンドルフライトとの一番の違いは「硬さ」。

カチッとした素材で、通称「カタコン」の愛称で親しまれています。

初イエローを購入

今回はコンドルアックスのMサイズ、スモール、イエローを購入。

いつもクリアを購入していたので初の試みです。

イエローもクリアと同様のキラッとした光沢感のある質感でした。

この手のカラーを使うと、ダーツの飛びの軌道が見やすくて良いですね。

コンドルアックスのここがスゴイ！

ここからはコンドルアックスのすごい点を紹介します。

僕が気に入っている点は以下の5つ！

それぞれ紹介していきます！

成型フライトと折りたたみフライトの融合

コンドルアックスは、成型フライトと折りたたみフライトの良いところどりを実現しています。

成型フライトの「ストレスフリーで手軽に使える点」。

折りたたみフライトの「薄くスタッキングがしやすい点」。

この2点をしっかりと融合させた、次世代のフライトの形です。

これからダーツを始める方も、ダーツ上級者にもオススメできる数少ないフライトですね。

耐久性が異常に高い

コンドルアックスの特筆すべき点は、その耐久性の高さです。

シャフト部分、フライト部分ともに耐久性が高く、よほどのことがない限り、壊れることはありません。

秘密は、絶妙な硬度にあります。

確かにパリッとした硬さはあるものの、手で押すとグニっと曲がる柔らかさがあります。

この「ただ硬いだけではない硬度」が耐久性の高さにつながっているのだと思います。

コンドルアックスの壊れ方は？

僕の今までの壊れ方は、フライト部分が裂けるか、フライトが削れて形が崩れる2パターンでした。

どちらにせよ、使おうと思えば使えるという壊れ方で、買い替えのタイミングが分からなくなるレベルです。

他のフライトでは味わえない透明感

コンドルアックスといえば、透き通るような透明感です。

透明感に加えて、自然な光の透過率のおかげで、まるでガラスのような質感です。

透明なフライトは色々と登場していますが、この透明感に勝るものは今のところ出ていません。

単純にオシャレなだけでなく、ボードに刺さったダーツの圧迫感が減り、狙いが定めやすくなるメリットもあります。

初めてコンドルアックスを使う人は、ぜひクリアを選んでほしいですね！

音が良い。もはや楽器。

「コンドルアックスで一番気に入っている点は？」という質問すると高確率で候補に上がるのが「音」です。

グルーピングした時にアックス同士の衝突音「カシャッ！」は、多くのプレーヤーの心を掴みました。

この音を聞くためだけにコンドルアックスを利用している人もいるほどです。

2投、3投と続けて「カシャッ！」と音が鳴ると、超絶気持ちが良い。

まるでダーツがめちゃくちゃ上手くなったような錯覚を起こします。

ソフトでもハードでも活躍する

ハードダーツには「スタッキング」という技術があります。

ダーツボードに刺さったダーツにわざと当てるように投げ、狭いターゲットにねじ込む技術です。

コンドルアックスはスタッキングがしやすいように設計されており、ハードダーツとの相性は最高。

発売されてから、さまざまなメーカーが近いコンセプトでフライトをリリースしてきました。

しかし、コンドルアックスほどハードダーツに向いている成型フライトはないと感じています。

ソフトでも使っている人、多数

そして、ソフトダーツでもコンドルアックスの愛用者は続々と増えている印象があります。

高い耐久性、視認性が良い透明な素材、そして爽快な音…。

シンプルにフライトとしての完成度が高いからこそ、ソフトでも使われているのでしょう。

また、従来のコンドルが好みでなくても「コンドルアックスは大好き！」という人に何度も会ってきました。

そう考えると、コンドルアックスはコンドルフライトの派生品ではなく、正統進化品なのかもしれませんね。

コンドルアックスの「イマイチな点」と「言い訳」

次に、コンドルアックスのイマイチな点、弱点について紹介します。

それぞれ解説します！

価格は高…くない！

コンドルアックス（無印）の通常価格は1,680円です。

ちなみに通常のコンドルフライトが1,100円。

後発で、コンドルアックスとコンセプトの近い「ターゲット：K-FLEX」は1,200円です。

この価格差をどう見るかですが、個人的には多少高くてもコンドルアックスに軍配が上がると感じています。

使用感の良さ、そして圧倒的な耐久性を考えると1,680円でも安いというのが僕の結論です。

ラインナップが少なめ？

コンドルアックスの最大の弱点は、ラインナップの少なさです。

フライト形状は、スタンダード、スモール、ウィングスリムの3種類。

シャフト長も、S、M、L、XLの4種類で、組み合わせは12種類です。

エルフライトやフィットフライトの膨大なラインナップと比較すると少ないですね。

ただ、個人的には12種類あれば、自分に合ったものが十分に見つかると考えているため、あまり弱点とは思っていません。

XLサイズが新登場

この記事を書いていて気づいたのですが、2025年にコンドルアックスにXLサイズが新登場していました。

一体型フライトの中では最長となるサイズです。

ハードダーツではロングシャフトを使う選手も多く、それを意識したものなのかと予想しています。

ここにきて選択肢が増えたことは素直に嬉しいですね。

コンドルアックス120も視野に

最近では3枚羽のコンドルアックス120もリリースされました。

通常のコンドルアックスと飛び方が若干異なります。（やや直線的に飛ぶイメージ）

そのため、通常のコンドルアックスで満足できない人は、3枚羽に挑戦しても面白いかもしれません。

→コンドルアックス120の詳しいレビューはこちら

透明感が曇る

コンドルアックスは使っているうちにフライトに細かな傷がついて曇ってきます。

新品の透明感が美しすぎるが故に、曇った時とのギャップがあります。

透明感をキープするためには、定期的な買い替えが必要になることは弱点と言えます。

透明感を第一に優先する人は、透明感が長持ちしやすいK-FLEXを選ぶのも手です。

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以上がコンドルアックスのイマイチな点です。

個人的には、ほぼデメリットは感じていませんね！

コンドルアックスのQ&A

最後にコンドルアックスのよくある質問についてもまとめました。

割れやすい、壊れやすいと聞いたけど本当？

耐久度は非常に高いです。

もちろん、落下時に当たりどころが悪く、早期に壊れてしまうという可能性がないわけではありません。

こればかりは、どんなフライト、シャフトにも言える「運」の要素です。

ただ、実際に長く使用している体感として、通常のフライト以上の耐久度は持っていると感じています。

発売当時は脆いコンドルアックスが出回って騒然としましたが、現在は問題を解決しています。

折りたたみフライトと同じ感覚で使える？

比較的厚めの折りたたみフライトと、コンドルアックスの使用感は非常に似ていると感じました。

しかし、薄めの折りたたみフライトと比較すると使用感が違いますね。

薄い折りたたみフライトはスタッキングの際にヌルッとターゲットに吸い込むような感覚があるんです。

このヌルッと感はコンドルアックスでは感じられませんね。（かなり感覚的な話ですが…）

コンドルアックスはどこで買えばいい？

コンドルアックスはダーツショップTiTOで購入するのがオススメです。

TiTOはコンドル製品のポイント還元率が高く、通常5倍であるところ10倍です。

コンドルアックスであれば、152ポイントGETできるため、一番お得に購入できます。

→TiTO公式ショップ

まとめ：いつもありがとうコンドルアックス

以上、今回は日頃の感謝と布教のためにコンドルアックスのレビューを行いました。

旧ブログ時代から使い続けて早6年。え、6年？

時の流れの速さとともに、コンドルアックスがいかに完成度の高いフライトだったのかが分かりました。

こんな風に思っている人は、ぜひコンドルアックスを使ってみてください。きっと後悔はしませんよ！

当ブログでは、おすすめのフライトをまとめた記事もあります。

成型フライトから、折りたたみフライトまで徹底解説！フライト選びに迷ったらぜひ参考にしてください。

→【最新版】おすすめダーツ用フライト