現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、一人でダーツを練習することについて解説します。
ダーツを一人で練習しに行くのはアリなの?
一人練習に適したお店は?
女性の一人投げはどうなんだろう?
これらの疑問に答えます。
ダーツをやってみて「楽しい!上手くなりたい!」と思っても、最初は練習場所に悩むかと思います。
僕も最初の頃は、
ひとりで投げに行くのは恥ずかしい
周りから変な目で見られるんじゃないか?
と心配でした。
本記事では、ダーツ上達に必須な「一人練習」について、徹底的にお伝えします。
この記事を読めば、今日からダーツの練習場所に困ることはありません。
ぜひ参考にしてください。
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
結論:一人ダーツはアリです
結論から言うと、一人でダーツの練習することは全く問題ありません。
驚くなかれ、ダーツに来る人の半分くらいは、おひとり様の感覚があります。
ダーツプレーヤーはフラッとお店に現れて、黙々とダーツを投げて、フラッと帰っていきます。
僕のダーツバー勤務の経験から言うと、上手い人ほどこの傾向が強いように思います。
僕も90%以上は一人投げです。
一人練習は効率が良い
一人練習は、本気で上達したい人なら積極的に挑戦すべきです。
ダーツ上達の1番のコツは、シンプルに「たくさん投げること」。
たくさんの練習量を確保するためには、一人練習は相性が良いのです。
- 対戦よりも2倍以上投げることができる
- 周りに気を遣わずに、苦手な部分を繰り返し練習できる
- 1本1本を丁寧に自分のペースで投げられる
このように、一人練習にはメリットがたくさんあります。
友達とダーツを投げに行くことを想像してください。
一つのダーツマシンで順番に投げることになるので、単純に投げる量が半分になりますよね。
ウォーミングアップをもっとしたいのに、すぐに対戦…。なんてことになるかもしれません。
自分の投げ方をブラッシュアップしていく作業は一人が向いています。
ダーツプレーヤーは一人練習を好む
ダーツに本気で取り組んでいる人ほど、一人の練習を好みます。
ダーツガチ勢は一人練習の効率の良さを知っているので、一人の練習時間をしっかりと確保しています。
そのようなガチ勢は、あなたが一人で練習に来ていても、何も感じません。
と言うか、自分の練習に必死なので、他人のことを見る余裕がありません(笑)
周りの目を気にせずに、ぜひ一人練習に挑戦してみてください。
一人ダーツ練習にオススメの店・場所
一人でダーツ練習をすることは全く問題ありません。
ただし、店のタイプと一人練習には相性があります。
ダーツを投げる場所は大きく分けると以下の4タイプ。
- ネットカフェ
- ダーツバー
- アミューズメントパーク
- 自宅
それぞれの特徴を解説するので、自分に合った練習場所を探してみましょう。
ネットカフェ|一人練習の王道
最近のネットカフェにはダーツマシンが設置されている店舗が多いです。
快活クラブ、自由空間などの大手のネットカフェにもダーツマシンが導入されていますよ。
全ての店舗にダーツがあるわけではないので、事前に調べておきましょう!
ネットカフェのメリットとデメリットはこちら。
ネットカフェの最大のメリットは、利用料金が安く、投げ放題制になっていることです。
相場は1時間500円程度でドリンクバー付き投げ放題。
平日の安い時間なら、6時間1000円なんてところも!
たくさん投げて練習したいダーツプレーヤーにピッタリなので、一人投げに来ている人も多いです。
お客さん全員が一人投げと言うこともザラにあります。
客層はダーツ初心者から上級者まで幅広くいるので、初心者でも気軽に投げに行くことができます。
ネットカフェの注意点
ネットカフェは一人で黙々と投げるのが基本です。
分からないことがあっても、人に聞きづらいのが弱点と言えます。
マシン操作やルールが全く分からない人には難しいでしょう。
最近のダーツマシンは操作も直感的で簡単。
分からなくてもググればOKです。
ダーツバー|対人戦したいならココ
お酒と共にダーツを楽しむことができるのがダーツバーです。
ダーツバーは正直、一括りにできないほど多種多様。
- ダーツプロが在籍していて上級者が多い店
- ダーツをゲームとして楽しむエンタメ店
- 時間帯によって雰囲気がガラッと変わる店
など、様々なタイプのダーツバーがあります。
そして、店との相性の差が大きいのもダーツバーの難しいところです。
そんなダーツバーのメリットとデメリットがこちら。
基本的にダーツに精通したスタッフやお客さんがいるので、ダーツの分からないことを聞くことができます。
また、ダーツ好きが集まる場なので、ダーツ友達を作りたい人は行く価値があります。
料金システムはダーツバーによって大きく異なります。
ただ、安いところでもワンドリンク500円〜、ダーツは1プレイ100円が一般的です。
ダーツバーで投げるなら、1日3000円以上はかかると見て良いよ。
一人練習には向かない店が多い
ダーツバーは一人での練習には、向かない店が多いです。
- 投げ放題がないからコスパは悪い
- ダーツマシンを譲り合って使う必要がある
- 開いている時間が短い
これらの理由から、一人練習には向きません。
ダーツバーは普段の一人練習の成果を確かめる場として使うのがオススメですよ。
アミューズメントパーク|ネカフェの方が良いかも?
アミューズメントパーク(複合遊戯施設)にもダーツがあることも。
ラウンドワンやゲームセンター、最近はカラオケにも置いてあるところがありますね。
ネットカフェと同じくらいの価格で、投げ放題制なので、たくさん投げたい人にオススメです。
ただし、僕は一人練習でアミューズメントパークはあまり使いません。
たくさん投げたいけど、近場にネットカフェがない場合に利用する程度です。
ネットカフェに劣ることが多い
僕がアミューズメントパークを一人練習であまり使わないのは、団体客が多いからです。
ネットカフェに比べてもダーツに本気で取り組んでいる人が少なめ。
そのため、一人で黙々とダーツを投げていると浮いてしまうことがあります。
隣の台の人、一人でダーツしているよ。
友達いないのかな?(くすくす)
と隣のカップルに影で笑われたことがあります。
その悪口、聞こえていたからな!(笑)
また、ダーツボードのメンテナンスが行き届いていないことも多く、ボロボロなボードが多い印象。
ダーツボードがボロボロだと、ダーツが刺さらずに床に落下が多発するのでストレスがあります。
自宅|最強の一人練習空間
実は、ダーツの一人練習に一番向いているのが「自宅」です。
家にダーツボードを用意して、家投げ環境を作って投げます。
初期費用がかかりますが、一度用意すれば半永久的に使えるので、コスパは最強です。
僕はダーツをやる人は全員ダーツボードを買った方が良いと思っています。
家にダーツ環境があれば、日頃の調整や試行錯誤は自宅でできます。
外へ投げに行く時は対人戦メインにしても良いでしょう。
本格的な環境が15000円から揃う
家にダーツを置くはお金がかかりそう。
と思う人も多いですが、うまく選べば本格的な家投げ環境が15000円程度で作れます。
ネットカフェで1日の練習を1000円としても15日で元が取れる計算です。
外に投げに行く時間も節約できるので、時間とお金どちらも節約しながらダーツが上達しますよ。
家庭用ダーツボードを比較した記事も書きました。
家投げの注意点も合わせて解説しているので、少しでも家投げが気になった方は参考にしてください。
女性の一人ダーツはアリ?
女性の一人ダーツはアリですか?
この質問は結構いただきます。
最近は、数年前に比べてダーツの女性プレーヤーが増えた印象があります。
しかし、依然として、男性に比べると女性プレーヤーの方が圧倒的に少ないのが現状です。
女性は一人ダーツがしづらい
もちろん、女性の方でも一人ダーツをするのは全く問題ありません。
ただし、知り合いのダーツ女子は口を揃えて、「一人練習しにくい…。」と言います。
男性にしつこく対戦を申し込まれたとか、断ったら悪態をつかれたなど、そんな話を耳にします。
おい、おっさん。キモいしダサいぞ!
ネットカフェはまだマシ
女性プレーヤーにオススメなのは、ダーツガチ勢の多いネットカフェです。
ネットカフェは自分の練習に必死な人が多いので、そんな連中との遭遇を減らすことができるでしょう。
あとは、Twitterで「#ダーツ女子」で調べると、ダーツを趣味にしている方が見つかります。
そんなふうに、仲間を探して一緒に行くのもアリ。
多人数ならダーツバーにも行きやすくなるので、選択肢が広がります。
家練習も候補に入れる
周りに安心して練習できる店がないなら、家にダーツボードを買うのも良いでしょう。
知り合いの女性「Aさん」の話を一つ。
Aさんは、以前しつこく男に対戦を申し込まれてイライラして、家にダーツボードを置いて修行をしました。
今は、中途半端な男は対戦を申し込めなくなる実力とオーラを身につけて、一人投げを楽しんでいます。
Aさん、かっこいい…(笑)
自分より弱い女性に上からくる男はいるので、そいつらよりも強くなるのは一つの方法かもしれませんね。
一人ダーツ練習のQ&A
最後にダーツの一人練習についての質問に回答します。
- 一人練習で気をつけるべきことはありますか?
-
置き引きに注意しましょう。
一人だと、自分の荷物が死角に入ることが多く、置き引きのリスクがあります。
貴重品はなるべく身につけておくのがベストです。
貴重品を身に付けたくない人は、荷物をダーツマシンの横に置くのも良いですね。
常に目に入る状態になるので、安心です。
まとめ:はじめての一人ダーツ
以上、一人ダーツ練習について解説しました。
初めて一人でダーツを練習するのは緊張するかもしれませんが、一度だけ挑戦してみてください。
ダーツに真面目に取り組みたい人ほど、一人練習にハマるはずです。
ダーツの上達速度もケタ違いにアップするので、良いことづくしですよ!
最後に今回の内容をまとめます。
- ダーツの一人練習は全く問題ない
- 上達したいなら一人練習に挑戦すべき
- 一人練習に向いているのはネットカフェ
- 家にダーツ環境を作るのもオススメ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
このブログでは、ダーツ上達のためのコツも紹介しています。
今までの経験を活かして、ダーツを上達するための道のりをわかりやすく解説した記事を書きました。
興味があれば読んでみてください。