ダーツのコツを教えて!
上達する手順、練習方法が分からない。
ダーツが楽しい!どうしたら上手くなれる?
これらの疑問に答えます。
ダーツ初心者がダーツが上達するコツ・手順
- 目標設定:ダーツが上手くなる
- 道具準備:最低限マイダーツを用意する
- 基礎理解:ダーツの投げ方とルール
- 実践練習:シンプルなPDCAを回す
- 発展練習:一歩踏み込んだ挑戦
こんにちは。現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
本記事は僕の6年のダーツ経験から、よく質問をいただく「ダーツの上達とコツ」について書きました。
この記事を読むと、ダーツを上達するための本質が分かるように書いています。
小手先テクニックではなく、ダーツ上達の根幹の部分を掴んでもらえれば嬉しいです。
大袈裟のようですが、僕はダーツが上達したおかげで人生が変わりました。
何も特技のなかった僕がダーツを売りにダーツバーで働くことができました。
また、たくさんの人に読んでいただいているダーツ専門ブログを書くことができています。
この記事はそんなダーツに感謝の気持ちを込めて書きました。
少しでもダーツが好きな人の役に立てますように。
また、最速でAフライトになりたい人向けに、「Aフライト育成講座」を販売しています。
Aフライトになるための超具体的な練習方法や投げ方の基本、戦略まで徹底網羅。
悩みを相談できるオンライン相談もついているので、興味がある人はチェックしてみてください。
①目標設定:ダーツが上手くなる
目標は「ダーツが上手くなる」です。
ダーツをやるなら、絶対に下手よりも上手い方が良いですよね。
ダーツが上手くなれば、ダーツの楽しみ方の幅もグッと広がります。
初心者の目標はAフライト
具体的な目標はダーツライブの「Aフライト」が良いと思います。
フライトとは、ダーツの実力を表す階級のこと。
Aフライトはカウントアップの平均点が640点程度の実力です。
Aフライトを目標にすべき理由
事実として、ダーツを始めるとAフライトを目標にする人が多いです。
ダーツプレーヤーには「Aフライト=上級者」という共通認識があります。
過去にダーツ上級者だけが入店できる会員制のダーツバーがあり、その会員の基準もAフライトでした。
僕の感覚的にも、周りから上手いと思われるのがAフライトからだと感じています。
しかも、Aフライトは誰でも正しい努力を重ねれば十分に到達できるレベルです。
現実的にも、とても良い目標になると思いますよ!
②道具準備:最低限マイダーツを用意すればOK
何を買えば良いですか?
マイダーツは必ず必要ですか?
初心者からこの質問は多いです。
結論:マイダーツだけは絶対に買うべき
結論から言うと、マイダーツだけは最初に買うことをオススメします。
ある程度上手くなるまでは、ハウスダーツで練習するんだ!
※ハウスダーツ:お店にある共有のダーツ
と考える人がいますが、オススメできません。
ハウスダーツは遊びでダーツを投げる人が雑に使うことが想定されています。
そのため、使いやすさよりも耐久性と安さに重点が置かれています。
結果として、バランスが悪く投げにくいダーツになっているからです。
今までハウスダーツで下手だった人も、マイダーツを買った途端に成果が出た例を何度も見ました。
また、ダーツのコツの1つが「毎回同じ条件で投げること」です。
ハウスダーツは店舗によって製品が違いますし、同じ店舗内でも品質にばらつきがあります。
毎回同じ条件で練習するという意味でも、信頼できる自分専用のマイダーツを買うべきです。
マイダーツはどれを買えば良いの?
初めてのマイダーツは割となんでも良いです。
見た目がカッコいいから買う!
こんな理由で選んでもOK。
むしろ、最初は自分のテンションが上がるマイダーツを選んでください。
初めてのマイダーツを選ぶときの一応の目安は以下の通り。
- タングステン素材でできている(比率はなんでもOK)
- あまりにも独特な形状をしていない
素材はタングステンを選びましょう。
タングステン製のマイダーツは、耐久性が高く長く使うことができます。
あとは、あまりにも独特な形状をしていなければ、好きなものを選んでOK。
価格はピンキリですが、5000円〜10000円程度が相場です。
ダーツを買うなら専門ショップ
ダーツを買うなら、ダーツ専門のオンラインショップ「ダーツハイブ
マイダーツの特徴が分かりやすく表示されていて、初心者でも選びやすいです。
他にもオススメのダーツショップを紹介した記事もあるので、参考にしてくさい。
迷ったらアサシンを買おう
種類が多すぎてマイダーツを選べない…。
そんな人は王道のマイダーツを買いましょう。
僕のオススメは10年以上も人気があるベストセラー「アサシン」です。
アサシンをオススメする理由は次のとおりです。
- 癖のない重さ、長さ、形状で投げやすい
- ハウスダーツから自然に移行ができる
- 値段が安くてコスパ最強
初めてのマイダーツとして文句のつけようがない性能です。
もし、アサシンを買うならダーツショップで用意されている「初心者セット」がオススメ。
初心者セットには良質なフライト(羽)が付属していてお得です。
たった4400円で、ダーツプロも使えるマイダーツが買えます。
他のアイテムは後から買い足す
マイダーツの他にも色々と揃えて欲しいアイテムがあります。
ただ、道具選びに時間をかけるよりも、まずはマイダーツだけサクッと買って練習を始めるのが吉です。
練習しているうちに、自分に本当に必要な道具も見えてきます。
他に必要なダーツ用品が知りたい人はこちらをどうぞ。
③基礎知識:ダーツの基礎を学ぶ
マイダーツを準備したら、次は軽く知識をインプットしておきます。
- 各ゲームのルール
- 基本的なゲーム戦略
- 投げ方の基本
ここら辺は一番最初にサクッと勉強するのがオススメ。
投げ方の基本は要チェック
投げ方の基本は絶対に知っておいた方が良いです。
ダーツはシンプルな競技なので、我流でもある程度のレベルになることができます。
ただ、僕の経験上、我流で投げているとB〜BBフライトで成長がストップする人が多いです。
逆に基本の投げ方を練習する人は、途中でガツンと上達するケースが多いように感じます。
最初に基本的な投げ方を学んでおくのが、遠回りのようで最短距離です。
当ブログでは、ダーツの投げ方を徹底解説した記事も用意しています。
ダーツバーでダーツを教えてきた経験と、正しい体の使い方から研究した投げ方を丁寧に紹介しています。
今までなんとなくで投げていた人は、ぜひ一度読んでみてくださいね!
④実践練習:シンプルなPDCAを回す
マイダーツを買って、最低限の知識を得たら、いよいよ実践的な練習に入ります。
ダーツ練習には、ビジネスでもよく使われる「PDCAサイクル」が使えます。
- PLAN:目標を決める
- DO:目標達成を目指して練習
- CHECK:達成率を評価
- ACTION:改善案を考える
ダーツの練習は、このPDCAサイクルを繰り返すのが基本です。
深掘りをして解説していきます。
練習前に目標を決めます。
カウントアップの点数が分かりやすい目標になるでしょう。
昨日の最高点を超える!
アベレージ〇〇点を目指す!
点数目標の他に、投げ方の目標も立てるのがオススメです。
腕をまっすぐ下ろすようにリリースする!
リズムを一定に投げてみよう!
なるべく具体的に解像度を上げて目標を設定しましょう。
実際に目標達成を目指して投げます。
投げ方の目標も合わせて試しましょう。
練習が終わったら、目標に対して達成率を評価します。
ダーツカードやアプリを使ってデータを取るのがオススメです。
目標を達成できなかった場合は、達成できなかった理由を分析。
次に達成するための改善案を考えます。
改善案を考えるために、スローの動画撮影をしておくのも有効です。
基本的にこのPDCAサイクルを回しながら練習をしていきます。
- 1ゲームごとのPDCA
- 1日の練習ごとのPDCA
- 長期間(1ヶ月後、半年後)のPDCA
上記のようにPDCAサイクルは期間別に設定すると、より練習が捗ります。
たくさんPDCAを回そう!
ダーツ上達のキモは、投げる量を増やしてたくさんPDCAを回すことです。
基本的な投げ方を学んだら、自分の頭で考えながら試行錯誤あるのみ。
全然上達しない…。
と言っている人のほとんどは、正直練習不足です。
そう言う人に限って投げる量が足りていません。
大抵の人は一人練習が足りない
練習不足が起こる原因の一つが、一人練習の少なさです。
多くの人が、ダーツを投げに行って一人練習をしません。
数回カウントアップをしてから、すぐに対戦に移る人が多いです。
対戦は楽しいので、その気持ちはすごく分かります。
せっかく練習しにきたから、たくさん練習してレーティングを上げたい!
と考える人も多いでしょう。
対戦は効率が悪い
ダーツの上達に関しては、対戦は効率が悪いです。
対戦中は相手が投げる時間もありますし、マッチングを待つ時間もあります。
一人練習に比べると、ダーツを投げる量が半分以下になってしまいます。
最初期には「質より量」が何よりも求められます。
量をこなせば、自然と練習の質も上がっていくからです。
そのため、最初は一人練習になるべく時間を割くようにしましょう。
1人練習:対戦=8:2くらいで行うのがオススメです。
具体的な練習メニュー
練習はカウントアップでノルマの点数が出るまで投げこむシンプルな方法がオススメ。
ノルマは自分が目指す次のレベルの平均点を基準に決めると良いでしょう。
Cフライトの人はCCフライト、CCフライトの人はBフライト。以下の表を参考にしてください。
フライト | カウントアップ平均点 |
---|---|
Cフライト | 320点 |
CCフライト | 420点 |
Bフライト | 500点 |
BBフライト | 580点 |
Aフライト | 680点 |
AAフライト | 800点 |
SAフライト | 1000点 |
カウントアップの平均点の詳細は、こちらの記事をご参考ください。
センターカウントアップもおすすめ
ダーツライブ3でプレイできる「センターカウントアップ」もオススメの練習です。
センターカウントアップは、中央に近づくほど点数が高くなるカウントアップです。
センターカウントアップは、ブルに入らなくても中心に近ければ評価されるのがポイント。
右に寄りやすい、左に寄りやすいなどの自分の「クセ」も計測してくれます。
昔はカウントアップでひたすら投げていました。
今から始める人はセンターカウントアップを絶対に活用すべき!
ダーツの練習場所のおすすめは?
ダーツを練習する場所は大きく分けて3つあります。
- ネットカフェ・ゲームセンター
- ダーツバー
- 自宅
それぞれの練習場所のメリットとデメリットを解説します。
基本の練習場所|ネットカフェ・ゲームセンター
ダーツ練習にはネットカフェやゲームセンターをオススメします。
これらの場所はダーツの投げ放題が基本であり、ダーツマシン1台を占領できます。
そのため、他人を気にすることなく、一人練習に打ち込むことができます。
価格も安めで通いやすく、たくさんの練習量を確保することができます。
上手く活用しよう|ダーツバー
ダーツバーはダーツ好きが集まるので、対戦相手に困ることがないのが強みです。
上級者やダーツプロがいる店もあるので、刺激になるのも強み。
ただ、一人練習という面では、ダーツバーは効率が悪いです。
ダーツの投げ放題がなかったり、ダーツ台が共有の店が多いからです。
価格もネットカフェに比べると高い点も弱点と言えます。
ダーツバーに通う=ダーツの練習
ではないよ!
本気で上手くなりたいなら|自宅ダーツ
家にダーツボードを置くのは、メチャクチャおすすめです。
家にわざわざダーツボードを置くって正気?
と言われることもありますが、大真面目です。
家にダーツボードを置くメリットはたくさんあります。
- 毎日ダーツが投げられる
- 一度買えばお金がかからない
- 時間に縛られずに練習できる
毎日ダーツが投げられるのが最大のメリットです。
毎日5分投げるだけでも、感覚を忘れにくくなるので上達スピードが飛躍的に向上しますよ。
実は、家庭用ダーツボードは色々な種類があります。
オンライン対戦ができる本格ボードから、夜間でも練習ができる静音性の高いボードまで。
また、意外と狭い部屋でもダーツは置けて、6畳の面積があれば十分に投げることができます。
僕もダーツを始めた頃は6畳のワンルームにボードを設置してひたすら投げていました。
家ダーツに少しでも興味が出たら、家庭用ダーツボードを徹底解説した記事もご覧ください。
あなたにピッタリのダーツボードが分かるように書きました。
⑤発展練習:一歩踏み込んだ練習
ここまでAフライトになるための方法を具体的に解説してきました。
正直、これらを丁寧に真面目に練習していれば、誰でもAフライトを達成することが可能です。
どうしてもあと一歩が届かない…。
Aフライトになったけど、今後はどうしよう?
そんな人は、もう一歩踏み込んだ練習や挑戦が必要でしょう。
ここからは、そんあ発展的な内容を解説します。
情報を自分から取りに行く
ダーツ上級者の方々を見ていると、情報を積極的に取りに行っている方が多いです。
がむしゃらに練習することも大切ですが、必ず限界は来ます。
ダーツの上達にはたくさんの要素があります。
- 投げ方
- 練習方法
- 道具選び
- ゲームの戦略
- メンタル
- 体づくり
これらの要素をさらに細分化すると、無限に要素があります。
自分に足りないと思った要素は、積極的に情報を取りに行く必要があるでしょう。
トッププロのYouTube発信や教材も活用していきましょうね。
柔軟に知識を吸収して、アウトプットすることが大切!
新たな目標を持つ
上達が停滞したり、スランプになった時は、新たな目標を作ることで打開できるかもしれません。
漠然といつもの練習を繰り返すよりも、新しい目標を持てばモチベーションがアップ!
目標は今の自分に少し負荷のかかるレベルで作りましょう。
- ダーツプロに対戦をお願いする
- ダーツバーが主催する大会に参加する
- ダーツのプロ試験に挑戦する
これらの目標を持つのはいかがでしょうか?
ダーツのプロ団体「パーフェクト」は比較的挑戦しやすいレベルの試験です。
しっかり対策をすれば、男性はBBフライト、女性はBフライトからでも合格できます。
良い目標になるので、ぜひ検討してみてください。
僕もイップスでモチベーションが下がった時にプロ試験を受けることを決意しました。
おかげで、イップスも克服して合格を勝ち取ることができましたよ。
ダーツ上達のよくある質問
最後に、よくある質問についてまとめました。
- ダーツライブとフェニックスどちらを選べば良い?
-
ダーツマシンの種類のことですね。
結論から言うと、どちらのマシンでもOKです。
家から近いダーツ場にあるマシンを選びましょう。
選べるならダーツライブ3がオススメ
ダーツライブ3は自分の投げ方のクセがミリ単位で把握できます。
しかも、初心者の練習に最適なセンターカウントアップがある点も有利です。
もしも、選べるならダーツライブ3にしましょう。
- 自分に合ったマイダーツが分かりません。
コロコロとセッティングを変えるのは悪ですか? -
頻繁にセッティングを変えるのはオススメしません。
確かに、自分に合ったセッティングを探すのは大切なことです。
ただ、一度決めたセッティングは、ある程度の期間は変えないほうが良いと考えます。
もっと良いセッティングがあるはずだ…!
このセッティングでは自分の力が最大限発揮できていない…!と、躍起になってセッティング沼にハマっている人は僕の周りにも多くいます。
ぶっちゃけ、本当に上手い人はどんなダーツでもある程度投げることができます。
セッティングを変えるよりも、自分の投げ方をアップデートする方が大切です。
- 独学でダーツは上手くなりますか?
ダーツに師匠は必要ですか? -
独学でも強くなれるのがダーツの魅力の一つです。
今は練習環境も十分に整っていますし、参考資料はいくらでも手に入ります。
そのため、師匠がいなくても問題ありません。
ダーツが上手くなる人の最大の特徴が「継続できる人」です。
そのため、師匠よりもダーツ友達の方がいた方が良いでしょう。
なよダーツ友達がいた方が楽しいし、練習のモチベーションも上がります。
- 下手なのに一人練習が恥ずかしいです。
ネットカフェ、ダーツバーに初心者が行っても浮きませんか? -
浮きません。マジで気にしなくて良いです。
ネットカフェ、ダーツバーどちらも一人でふらっと練習に来る人はたくさんいます。
一人ならひたすら投げ続けることができるので、上達スピードも速いです。
なよ抵抗がある人は、自宅ダーツから始めるのもオススメです。
一人ダーツは恥ずかしい?ダーツができる場所・店をタイプ別に紹介 ダーツの一人練習について解説。【真なよダーツ。】では、ダーツを始めた初心者に向けて、ひとりでダーツはアリなのか?を深掘りしながら解説しました。ダーツができる場所も、タイプ別に紹介しているので練習場所に迷っている人もぜひ参考にしてください。
まとめ:【初心者向け】ダーツの上達とコツ
以上、初心者のためのダーツ上達について解説しました。
ダーツ上達の根幹部分を学んでもらえれば嬉しいです。
ダーツは始めた時はセンス勝負なので、練習していなくてもブルに入る人がいます。
ただ、最終的に上達している人は練習をコツコツ積み上げた人です。
今回の内容をもとに、諦めずに練習を継続すれば、誰でも絶対に上手くなれますよ。
- 目標設定:ダーツが上手くなる
- 道具準備:最低限マイダーツを用意する
- 基礎理解:ダーツの投げ方とルール
- 実践練習:シンプルなPDCAを回す
- 発展練習:一歩踏み込んだ練習
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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