現役ダーツプロ&元ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、ダーツのゲーム「ゼロワン(01)」について解説します。
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ゼロワンとは?
ゼロワンの基本的なルールを教えて!
ゼロワンの勝つためのコツが知りたい!
これらの疑問に答えます。
ゼロワンはダーツの最も人気のある基本のゲームです。
点数を減らしていき、0点にした人が勝ちというシンプルなルール。
しかし、勝つための戦略や駆け引きもある奥深さも楽しめます。
本記事では、ダーツ初心者の方はもちろん、中級者の方も勉強になる深い内容まで解説。
ぜひ最後までご覧ください。
![真なよダーツ。管理人「なよ」](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon.jpg)
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詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
ゼロワンをはじめとした、「全種類ダーツゲーム徹底解説」も書きました。こちらもご覧ください。
ダーツのゼロワンゲームとは?
![ダーツの501ゲームの画面](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/501.jpg)
![ダーツの501ゲームの画面](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/501.jpg)
ゲーム名 | ゼロワン |
---|---|
勝利条件 | 点数を一番最初にピッタリ0点にした人 |
プレイ人数 | 1〜4人(ダブルス可) |
ラウンド数 | 15、20ラウンドが主流 |
ブルの点数 | 50点 |
難易度(Max5) |
ゼロワンは「ダーツと言えばゼロワン!」と言われるほどポピュラーなゲームです。
と言っても、ルールは超簡単。
ずばり、「点数を減らしていき、ピッタリ0点にした人が勝ち」です。
もう少し詳しく解説していきますね。
ゼロワンゲームは全部で6種類
![ダーツの301ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/301.jpg)
![ダーツの301ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/301.jpg)
![ダーツの501ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/501.jpg)
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![ダーツの701ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/701.jpg)
![ダーツの701ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/701.jpg)
![ダーツの901ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/901.jpg)
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![ダーツの1101ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/1101.jpg)
![ダーツの1101ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/1101.jpg)
![ダーツの1501ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/1501.jpg)
![ダーツの1501ゲーム](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/1501.jpg)
- 301(さんまる)
- 501(ごーまる)
- 701(ななまる)
- 901(きゅーまる)
- 1101
- 1501
ゼロワンゲームは上記の6種類があります。
最初のスタートする数字がそのままゲーム名になっています。
つまり、501だったら、501点からスタートということですね。
501と701が人気
ゼロワンの中でも、501と701の2種類が人気が高いです。
501は誰でも楽しめる、ちょうど良い難易度として人気があります。
迷ったら501を選んでおけば間違いありません。
一方で、701はプロの公式戦でも使われるルールで、ダーツ上級者から愛されています。
点数が大きくなるほどゲームは長期戦になり、0点にするのも難しくなります。
バランスを考えながら、一番楽しめるゲームを選んでみてください。
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ダーツが初めて!という人は301もオススメです。
901、1101、1501は言うと練習で使われることが多いですね。
3本ずつ投げて点数を減らすゲーム
ゲームを選択したら、いよいよ対戦スタートです。
ダーツは3本投げるのを1セットとして順番に投げていきます。
最初は高得点を狙って、どんどん点数を減らしていきましょう!
ちなみに、点数計算が心配な人は、こちらの記事をご覧ください。
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/darts-score-thumbnail-300x300.jpg)
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点数をピッタリ0点にした人が勝利
点数を減らしていき、ピッタリ0点にした人が勝利です。
ピッタリ0点にすることを「フィニッシュ」と言います。
バースト(BUST)とは?
![ダーツのゼロワンのバースト](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/bust.jpg)
![ダーツのゼロワンのバースト](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/bust.jpg)
ゼロワンは「ピッタリ0点」がポイントで、点数がオーバーすると「バースト」になります。
点数がオーバーすると「バースト(BUST)」という状態になります。
バーストすると、点数が前のラウンドにリセットされて、投げる順番が相手に回ります。
- 残り15点
- 20点に入りバーストする
- 相手の順番に回る
- 次のラウンドも残り15点からスタート
つまり、1ラウンドが無駄になり、相手にチャンスを与えることになります。
バーストしないように点数を減らしていくのがゼロワンの重要な戦略です。
誰も0点にできなかった場合
ゼロワンは投げる回数に制限があります。
厳密なルールがないので、店舗ごとに制限ラウンドは異なります。
一般的には15ラウンドか20ラウンドにされていることが多いですね。
制限ラウンド内に誰も0点にできなかった場合は、一番点数が少ないプレーヤーが勝者です。
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上がれないと感じたら、点数を極限まで少なくするのも戦術です。
以上が、ゼロワンゲームの基本的なルールです。
【勝てる】ゼロワンの基本戦術とコツ
![ゼロワンの基本背術とコツの解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-tips-1.jpg)
![ゼロワンの基本背術とコツの解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-tips-1.jpg)
ゼロワンの基本的な戦術を紹介します。
知っているだけで、勝ちやすくなるのでぜひ参考にしてください。
コツ1. 70点以下まではブルを狙う
まずは、とにかくブル(ダーツボードの中心)を狙い続けるのがセオリーです。
ブルは50点と点数が高いので、積極的に狙っていきましょう。
目安としては70点以下になるまでブルを狙うのが良いです。
コツ2. 70点以下になったら上がりを考える
70点以下になったら、ピッタリ0点にするために点数の調整を考え始めましょう。
おすすめは、50点と32点を目指すことです。
50点ならブル1本でピッタリ上がることができますし、32点は16ダブルで上がることができます。
詳細は次章で解説します。
一歩踏み込んだゼロワンの知識
![ダーツのゼロワンの中級者向け深い知識を解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-deep.jpg)
![ダーツのゼロワンの中級者向け深い知識を解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-deep.jpg)
ここからは、一歩踏み込んだゼロワンの知識も解説します。
もっとゼロワンについて知りたい人や、勝つ確率を上げたい人はご覧ください。
知識1. マスターアウトとダブルアウト
ゼロワンの上がりにはルールが定められることがあります。
具体的には、以下の3つのルールが存在します。
ルール名 | 特徴 |
---|---|
マスターアウト | ブル、トリプル、ダブルで上がらないといけない |
ダブルアウト | インナーブル、ダブルで上がらないといけない |
シングルアウト | 上がりに制限はない |
特別な設定をしていないと「シングルアウト」が選択されます。
シングルアウトは、上がりに制限がありません。
残り12点だったら、シングル12でも、ダブル6でも、トリプル4でもOKです。
上手くなってきたらマスターアウトに挑戦しよう
ダーツに自信がついてきたら、マスターアウトに挑戦しましょう。
マスターアウトは、シングルで上がることができません。
ブル、トリプル、ダブルのどれかで上がる必要があります。
0点にする難易度が上がり、戦略の幅が広がるので、日本のダーツではよく採用されています。
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ある程度ダーツをやっている人は暗黙の了解でマスターアウトにする人が多いね。
マスターアウト、ダブルアウト、シングルアウトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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知識2. ゼロワンを有利に戦うためのアレンジ
ゼロワンには、アレンジという戦略があります。
アレンジは最後の上がりを簡単にする点数調整のことです。
特に前述の「マスターアウト」「ダブルアウト」では、アレンジが重要になります。
効率よく上がるための手順をまとめた「アレンジ表」があり、上級者になると全て暗記をしていますよ。
すぐにできる「簡単アレンジ方法」
アレンジは奥が深いですが、簡単なセオリーなら誰でもすぐに取り入れることができます。
アレンジの基本は、50点と32点調整です。
50点ならブルで上がることができて強いです。
また、32点はダーツプロも必ず使うアレンジの超定番。
失敗した時もリカバリーが効く非常に強い点数なので、ぜひ32点を目指して挑戦してみてください。
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初心者の方は50点と32点を覚えておけば十分に戦えます!
アレンジについて詳しくまとめた記事もあるので、興味があればぜひご覧ください。
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ファットブルとセパレートブル
少しマニアックなルールですが、ゼロワンにはファットブルとセパレートブルというルールが存在します。
それぞれの特徴は以下の通り。
ルール名 | 特徴 |
---|---|
ファットブル | ブル全体が50点のルール |
セパレートブル | インナーブルが50点、アウターブルが25点のルール |
普通の対戦では、まず間違いなく「ファットブル」が採用されています。
しかし、プロ同士の対戦ではセパレートブルが採用されることもあります。
セパレートブルでは、外側のブルが25点となり、ブルを狙う価値が激減します。
そのため、セパレートブルではT20を狙うのがセオリーです。
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基本的にはファットブルが採用されているので、普通にブルを狙って大丈夫だよ!
以上が、ゼロワンの深い知識の紹介でした。
ゼロワンのよくある質問
![ダーツ初心者にありがちなゼロワンのよくある質問](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-question.jpg)
![ダーツ初心者にありがちなゼロワンのよくある質問](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-question.jpg)
- ゼロワンのプレーヤー人数は?
-
最大4人で対戦することができます。
誰かが0点にした段階でゲームが終了し、点数の少ない順に順位がつきます。
ダブルスやトリオス、ガロンというチーム戦で投げると、最大16人で対戦も可能です。
- ゼロワンのラウンド数は?
-
明確なルールはありません。
お店やダーツマシンの設定によって異なります。
基本的には15ラウンドか20ラウンドを採用していることが多いです。
大会では、0点になるまで永遠に続ける「ノーリミット制」を取られることもあります。
- ゼロワンの平均点とは?
-
ゼロワンはゲーム終了時に平均点が表示されます。
これは1ラウンドあたりの点数の平均のことを示します。
PPD(Point Per Round)とも言われますね。
ダーツ上級者と言われるAフライトの平均点は80点です。
こちらの記事で平均点、レーティングについては詳しく解説しています。
まとめ:ダーツのゼロワンゲーム
![ダーツのゼロワンのまとめ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-summary.jpg)
![ダーツのゼロワンのまとめ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/01-summary.jpg)
以上、今回はダーツの「ゼロワン(01)」について解説しました。
シンプルなゲームですが、戦略やアレンジもある奥深いゲームです。
知らなきゃ恥ずかしいレベルの基本ゲームですので、ぜひ覚えておきましょう。
最後に今回の内容をまとめます。
- 点数を減らしていき、ぴったり0点にした人が勝ち
- 人気なゼロワンゲームは501と701
- 点数が0点を超えるとバーストになる
- 点数を0点にしやすく調整することをアレンジと言う
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![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon-150x150.jpg)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
このブログでは、ゼロワン以外のダーツゲームを解説した記事も用意しています。
興味があれば、こちらも合わせてご覧ください。
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