ダーツの「ブラケット」って何?
自分にはブラケットは必要なの?
ブラケットの取り付け方を知りたい!
こんなお悩みを解決します。
家ダーツを検討していると、度々登場する「ブラケット」をご存知でしょうか?
簡単に言うと、ブラケットはダーツボードの取り付けを簡単にしてくれるパーツです。
今回は、家投げ初心者が意外と迷いやすいブラケットを、家投げ歴6年のダーツプロが解説します。
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
ダーツアイテム「ブラケット」とは?
ブラケットはダーツボードを設置するときに使うアイテムです。
ブラケットは以下の2つのパーツから成り立ちます。
- ホルダーパーツ:ダーツスタンドに取り付ける
- ディスクパーツ:ダーツボード裏に取り付ける
ブラケットを使うメリット
- ダーツボードが回転する
- ダーツボードの張り替えが簡単になる
- 自作スタンドに便利
ブラケットを使うメリットは上記の3つです。
それぞれ解説します。
①ダーツボードが回転する
ブラケットを使うと、ダーツボードを簡単に回転させることができます。
ダーツボードの回転は、ハードダーツボードで役立ちます。
ハードボードは、セグメントが痛んできたら、ボードを回転させて長持ちさせます。
ブラケットを使っていれば、ボードを簡単に回転させることができます。
日頃から少しずつ回転させて、ダメージを分散させることもできます。
②ダーツボードの張り替えが簡単になる
複数のダーツボードを張り替えながら使うのは結構大変です。
ネジを調整したり、いちいち取り付け金具を交換したりする必要があります。
ダーツボードの裏に「ディスクパーツ」を取り付けておけば、簡単に張り替えることが可能です。
ソフトボードとハードボードの両方で練習したい人は必須アイテムです。
③自作スタンドに便利
ブラケットは自作ダーツスタンドにダーツボードを設置する時に重宝します。
ダーツスタンドを自作すると、スタンドとダーツボードの接着に苦労する人も多いです。
ブラケットはメッシュパネルに結束バンドで取り付けられ、工具不要で自作スタンドが作れます。
面でダーツボードが設置できるので、安定感も増します。
おすすめダーツ「ブラケット」・対応表
ブラケット・スタンド | ダイナスティ | イージーフィットネス | グランダーツU-Type | ノーブランド |
ダーツライブポールスタンド | ||||
アルテミス | ||||
ブリッツァー | ||||
トライポッドダーツスタンド |
オススメのダーツ用ブラケットを紹介します。
上記の表はこれから紹介するブラケットと代表的なダーツスタンドとの対応表です。
ブラケット名をタップすると、詳しい解説部分へジャンプします。
一つずつ詳しく解説していきます!
【ダイナスティ】ブラケットシステム エンブレム
1番のおすすめはダイナスティ製のブラケットです。
使いやすい汎用形状で、ダーツライブポールスタンドにも対応します。
供給が安定していて、入手性が良いのもポイントです。
作りがしっかりしている
ダイナスティのブラケットは作りがしっかりしていて丈夫です。
厚くて硬いプラスチックで作られているので、重いハードボードにも安心して使えます。
交換用ディスクが単品で買える
ダイナスティのブラケットは、ディスクパーツを単体で買うことが可能です。
ディスクパーツだけ単品で買えるのは、ダイナスティのブラケットだけ。
複数のダーツボードを張り替えて設置したい人にとって、ホルダーパーツは1つで十分です。
安くディスクパーツを集められるので、便利ですよ。
ブラケット選びに悩んだら、ダイナスティを買おう!
【ディークラフト】SDB イージーフィットネス
ディークラフトのブラケット「イージーフィットネス」。
ディークラフト製のダーツスタンド「アルテミス」に適応しています。
性能が高いので、自作スタンド用のブラケットを探している人も候補になります。
スリムでコンパクトなブラケット
イージーフィットネスは、他のブラケットよりも設置面積が広いです。
面積が広い分、薄くスリムに作られているので、スタンドとよく馴染みます。
カチカチシステム
イージーフィットネスはブラケットで唯一の「カチカチシステム」を導入しています。
ディスクパーツに細かい凹凸があり、ダーツボードが簡単に回りません。
真ん中にピタッと止まるようにセッティングできるのも良いです。
協力両面テープでねじ止め不要
イジーフィットネスには強力な両面テープが付属しています。
3kg以下のダーツボードなら、この両面テープだけで設置が可能。
ねじ止めの必要がないので、ダーツ設置のハードルがグッと下がります。
因みに3kgのダ ーツボードは、スマホ連動などができないシンプルなソフトボードが多いです。
ダーツライブゼロボードや、スパイダープロも両面テープの対象内です。
【グランダーツ】ボードブラケットU-Type
グランダーツのブラケット「U-Type」は、グランボード専用のブラケットです。
用途は限られますが、グランボードを使っている人は要チェックです。
回転しない特別仕様
グランダーツのブラケット(Type-U)は、ブラケットなのにボードが回転しない仕様です。
ソフトボード専用に作られているので、回転させる必要がないためです。
ダーツの抜き差しでダーツボードが回転しないので、ある意味ストレスのないブラケットと言えます。
【ノーブランド】ダーツ用ブラケット
アマゾンで売っている、ノーブランドのブラケット。
シンプルな形状が特徴で、機能もベーシックです。
使用感は可もなく不可もなく、とくに不満はありません。
コンパクト形状
ノーブランド品ブラケットは、コンパクト形状なのが特徴です。
他のブラケットと比べるとかなり小さいことが分かります。
サイズ感ギリギリの自作スタンドにも使いやすいです。
ブラケットの取り付け方
ブラケットを実際にどのように取り付けるのか、解説していきます。
- プラスドライバー
- メジャー
- 穴を開けるもの(「きり」など)
まずは、上記の道具を揃えます。
穴を開ける工具は、必須ではありません。
ブラケットのホルダーパーツの中心を床から173cmの高さになるように設置します。
ブラケットは4つのネジでしっかりと固定します。
ダーツスタンド側に穴あけ作業が必要な場合もあります。
ディスクがホルダーにハマるように、向きを確認して取り付けます。
ハードボードは、裏面の中心にディスクを合わせて、自分で穴を開ける必要があります。
ハードボードによっては硬いので、「きり」があると便利です。
ダーツボードを上からスライドさせて取り付けます。
最後に、ボードが回転するか、落下しないか確認して作業は終了です。
ソフトボードの場合は5分、ハードボードの場合は10分で完了です!
ブラケットのよくある質問
最後にダーツのブラケットのよくある質問にお答えします。
- 壁へブラケットを直付けして良い?
-
ネジで壁に直接固定するので、推奨しません。
賃貸物件で直付けは難しいので、ダーツスタンド+ブラケットの組み合わせがオススメです。
もしも、壁にブラケットを直付けする際は、アンカーを使って設置しましょう。
- ブラケットは絶対に必要?
-
ブラケットは環境によって不要な場合もあります。
例えば、ダーツライブのボードと、ダーツライブポールスタンドを組み合わせでは不要です。
ハードボードも付属のセンターネジを使うならば不要です。
ただし、ハードボードは、ボードの回転や、設置の安定感アップのためにブラケットを使うことをオススメします。
- きり、電動ドライバーは必要?
-
ハードダーツボードにブラケットを設置する際は、きり、電動ドライバーがあると楽です。
もちろん、先端の尖ったネジで、人力でゴリゴリ穴を開けることも可能。
ただ、キリは安く手に入り、今後のダーツ設置でも活躍するので1本買っても損はしません。
- ダーツライブホーム用のネジを紛失してしまった!
-
ダーツライブから、専用のネジが別売りで販売されています。
1セット110円で専門のダーツショップから購入することができます。
小さいネジは紛失することが多いので、心配な方は予備で買っておくと良いでしょう。
まとめ:ダーツアイテム「ブラケット」
今回は、ダーツボードの設置に便利な「ブラケット」を紹介しましたが、いかがでしたか?
ボードを回転させることができるので、ハードボードユーザーは1つ用意しておくことをオススメします。
最後に、ブラケットを買った方が良い人の特徴をまとめます。
- ハードボードユーザー
- 複数のボードを持っている人
- 自作スタンドを作りたい人
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ブラケット対応のダーツボードは?
自分に合ったダーツボードが分からない。
設置が簡単なボードはどれ?
そんな人向けに、家庭用ダーツボードを徹底比較した記事も用意しています。
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