現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、ダーツビートの家庭用ボード「ダーツビートホーム(DBS100)」を解説します。
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ダーツビートホームはどう?
そもそもダーツビートはどんなブランド?
発売時期は?価格は?
これらの疑問に答えます。
今回、ダーツビートの日本の総代理店である「ダーツビートジャパンさん」に取材を行いました。
そして、ダーツビートホームを徹底的に調査して参りました。
実際の使用感や、取材でお聞きした裏情報まで公開します。
ぜひ、参考にしてください。
![真なよダーツ。管理人「なよ」](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon.jpg)
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詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
【30秒でわかる】ダーツビートとは?
![ダーツビートのロゴ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeat-logo.jpg)
![ダーツビートのロゴ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeat-logo.jpg)
ダーツビートは韓国のダーツマシンメーカーです。
比較的新しいメーカーであり、2020年に設立されました。
日本でも少しずつ認知度が高まってきた感覚があります。
業務用マシン「ダーツビートDBS100」
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ダーツビートは、業務用ダーツマシン「ダーツビートDBS100」を販売しています。
DBS100はすでに日本でも設置しているお店があります。
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僕が働いていたダーツバーでもDBS100を設置していたので、結構投げ込んでいました。
イメージは、フェニックスダーツの最新マシン「VSフェニックスX」です。
VSフェニックスXをコンパクトにしたようなマシンでしたね。
大型のモニターが前面にあり、モニターは全てタッチパネル。
直感的な操作ができるので、初心者の方に人気がありました。
マシン性能も業務用マシンとして必要十分なレベルで、不満を感じることはありませんでした。
家庭用マシン「ダーツビートホーム」が登場
![ダーツビートホームのイメージ画像](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeat-home.jpg)
![ダーツビートホームのイメージ画像](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeat-home.jpg)
そんな新進気鋭のダーツマシンブランド「ダーツビート」が家庭用のダーツボードを発売します。
その名も「ダーツビートホーム」です。
すでに本場の韓国では販売が開始されており、結構な数が売れているとのこと。
日本でも発売間近ということで、僕もダーツビートジャパンさんにて実際に投げてきました。
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快く取材に応じてくださったダーツビートジャパンさん、ありがとうございました!
【実際に投げて分かった】ダーツビートホームの強み
ダーツビートジャパンさんで、実際にダーツビートホームを投げて感じた強みを紹介します。
総合的な使用感は、本当に業務用ダーツマシンレベルです。
業務用のダーツビートと使用感が近く、違いは画面の大きさくらい。
画面の大きさはタブレットや大型モニターを用意すれば、業務用と遜色ないクオリティーでしょう。
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家に業務用ダーツマシンを置きたいと考えている人も候補に入るね!
そんな、ダーツビートホームの強みは以下の6つ。
- ほぼ業務用の超本格ダーツボード
- 盤面を照らすダーツライトが標準搭載
- ただの飾りじゃない!バックライト
- 専用ダーツスタンドが付属
- 電子ダーツボードの中ではトップクラスの静音性
- 専用アプリの完成度が高い
それぞれ解説していきますね。
ほぼ業務用の超本格ダーツマシン
![ダーツビートホームの斜めからの写真](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-diagonal.jpg)
![ダーツビートホームの斜めからの写真](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-diagonal.jpg)
ダーツビートホームは、業務用マシンのダーツボード部分を丸ごと取り出したような家庭用ボードです。
そのため、家庭用ダーツボードとは思えないほど、しっかりとした作りになっています。
![ダーツビートホームのセグメントの写真](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-segment.jpg)
![ダーツビートホームのセグメントの写真](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-segment.jpg)
セグメントも業務用のセグメントを採用し、厚みがあり耐久性抜群。
たくさん投げる方や、重いダーツバレルを使用している人も安心して使うことができるでしょう。
業務用のセグメントなので、チップが詰まった時はチップリムーバーを使って取り除けます。
今までの家庭用ダーツボードはチップリムーバーは非推奨だったので、これはスゴい。
自分で修理もできる
![業務用ダーツビートマシンの天板取り外し写真](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-disassembly.jpg)
![業務用ダーツビートマシンの天板取り外し写真](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-disassembly.jpg)
家庭用ボードでは初となる、自分自身で修理ができるように裏の天板を簡単に外すことができます。
ロックを外して、ネジを4つゆるめるだけで分解可能。
セグメントを交換したり、詰まったチップを取り除くことができます。
もちろん、セグメントは公式サイトでバラ売りをしてくれるとのこと。
さらに、セグメントのカスタムとして、カラーバリエーションも展開する予定だとか。
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カスタマイズ要素がすごい!
自作PCとか好きな人は絶対にハマりそう…!
盤面を照らすダーツライトが標準搭載
![ダーツビートホームの暗闇での明るさ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-dark.jpg)
![ダーツビートホームの暗闇での明るさ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-dark.jpg)
ダーツビートホームには、ダーツ盤を照らすライトが標準搭載されています。
ダーツボードをぐるりと囲む形のライトです。
イメージはターゲットのコロナビジョンに似ていますね。
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コロナビジョンは買うと15000円くらいするので、これは嬉しい。
実際に、投げてみると明るさは想像以上でした。
真っ暗闇でも快適に投げられるほどの光量です。
盤面をしっかりと照らしてくれるので、いつもよりもブルが大きく見える気がしました。
ライトの明るさは調節することができるので、眩しいと感じたら、光量を下げることもできます。
ただの飾りじゃない!バックライト
ダーツボードの裏には、カラーのLEDも搭載されています。
壁に反射させることで、煌びやかなダーツ空間が作れます。
ただの飾りかと思いきや、このバックライトがかなり優秀でした…!
プレーヤー毎に色が変わる機能があり、ぱっと見で自分の順番がわかります。
自分の投げるタイミングになると色が変わるので、スムーズに投げることができました。
専用ダーツスタンドが付属
![ダーツビートホームの専用三脚スタンド](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-stand.jpg)
![ダーツビートホームの専用三脚スタンド](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-stand.jpg)
ダーツビートホームには専用の三脚型のスタンドが付属します。
ダーツビートホームにピッタリと合う専用設計。
高さを測らなくても173cmの公式の高さにバッチリと合います。
作りはかなり堅牢で、ポール部分が太く安定感がありました。
ダーツを投げていても、揺れが気になることは無かったのでガチ勢にも安心です。
電子ダーツボードの中ではトップクラスの静音性
刺さった時の音は、電子ダーツボードの中ではトップクラスの静音性です。
音の質も、プラスチックが干渉する甲高い音ではなく低めの音質。
静音性の秘密は、分厚いセグメント1つ1つに詰められたスポンジ材と、厚手の吸音パッド。
音を限界まで小さくしたいという意気込みが感じれます。
ダーツライブホームより圧倒的に静か
刺さった時の音量は、
ダーツライブゼロボード<ダーツビートホーム<ダーツライブホーム
ですね。
ダーツライブゼロボードには若干劣りますが、電子ダーツボードの中では最高クラスの静音性だと感じました。
壁の薄い集合住宅で夜に使用するのはためらいますが、昼間なら十分に使えるレベル。
一軒家や防音性能の高いマンションなら夜でも使うことができるでしょう。
専用アプリの完成度が高い
![ダーツビートホーム専用アプリ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeathome-app.jpg)
![ダーツビートホーム専用アプリ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeathome-app.jpg)
ダーツビートホームには専用のアプリが用意されています。
すでにアプリストアで配布されているので、興味がある人はインストールしてみると良いと思います。
アプリの完成度は高い
![ダーツビートホームのUI](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeathome-ui.jpg)
![ダーツビートホームのUI](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeathome-ui.jpg)
ダーツビートホームはアプリの完成度が高いですね。
UIもしっかりしており、直感的に操作できました。
収録ゲームは必要十分
![ダーツビートホームのアプリのホーム画面](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeathome-game.jpg)
![ダーツビートホームのアプリのホーム画面](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/08/dartsbeathome-game.jpg)
ダーツビートホームの収録ゲームはこちら。
- 301
- 501
- 701
- 901
- 1101
- 1501
- スタンダードクリケット
- カットスロートクリケット
- 3レグ
- 5レグ
- 7レグ
- カウントアップ
- クリケットカウントアップ
- ハーフイット
- スペースジャンプ(ダーツライブのサバイバー的なゲーム)
- イージークリケット(ターゲットが広がったクリケットカウントアップ)
- ブルシュート(イーグルアイ的なゲーム)
- ビートマッチ(1ラウンドごとに点数を競うゲーム)
- マスターチャレンジ(指示されたターゲットに順番に入れるゲーム)
- アーチェリー(簡易版センターカウントアップ)
- オンライン対戦
- オンライントーナメント
必要なゲームは一通り揃っています。
ロボットも用意されており、一人で対戦を楽しむことも可能です。
【ここに注意!】ダーツビートホームの弱点
今までの家庭用ダーツボードの常識を覆すダーツビートホーム。
こんな人には注意!という、弱点についても解説します。
弱点は以下の3つです。
- 大きすぎるサイズ感
- 専用スタンドが必要
- オンライン人口が少ない
それぞれ解説します。
大きすぎるサイズ感
![ダーツビートホームのサイズ感](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-comparison.jpg)
![ダーツビートホームのサイズ感](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-comparison.jpg)
ダーツビートホームは、家庭用ダーツボードの中でもトップクラスに大きいです。
ダーツビートホームの大きさはダーツボード部分で「602×602×150mm」です。
ダーツライブホームの大きさが「560×560×32.7mm」なので、その大きさが分かります。
ダーツライトを実装しているため、厚みが約5倍という衝撃的な分厚さです。
実物をみると確かに大きく、部屋のスペースを圧迫する点は要注意です。
ダーツボードが8kgと重い
ダーツビートホームは重さ8kgの高重量な点も注意が必要です。
ダーツライブホームの重さが3kg、ハードダーツボードが5kgなので、非常に重いことがわかります。
正直、8kgの重さは日本住居の壁に直接設置は難しいでしょう。
DIYでお店のような空間が作れる!
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![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeat-room3.jpg)
壁に直接設置は難しいですが、工夫次第で色々な設置ができるでしょう。
先行販売の海外では、DIYを駆使してダーツ空間を作り上げていました。
壁に取り付けることで、ますます店のような空間になりますね。
DIYに自信がある方はぜひ挑戦してみてください!
専用ダーツスタンドが必要
![ダーツビートホームの専用ダーツスタンドとの組み合わせ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-standset.jpg)
![ダーツビートホームの専用ダーツスタンドとの組み合わせ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-standset.jpg)
ダーツビートホームは、背面の取り付け部分が特殊です。
太い2つのネジで固定する機構になっており、日本で流通しているブラケットは非対応。
そのため、基本的には付属の専用スタンドとしか組み合わせることはできません。
お気に入りのダーツスタンドで使いたい人には向きませんね。
また、専用の三脚ダーツスタンドは、三脚タイプなので割と場所をとります。
横87cm×縦74cm程度の床面積が必要なので、場所の確保には要注意。
オンライン人口が少ない
正直なところ、ダーツビートホームのオンライン人口は少ないです。
ただ、ダーツビートホームは、本場韓国ではかなり売れているとのこと。
夜になると、韓国人の方がちょこちょこオンラインに出てくるそうです。
オンライン対戦は今後盛り上がる可能性あり
オンライン対戦は、ユーザーが増えるほど盛り上がります。
日本の正式リリースでどれだけの人の手に渡るかで勝負がかかってきそうですね。
また、ダーツビートホームは、業務用ダーツビートとのクロスマッチングに対応しています。
オンライン対戦を繋げれば、業務用マシンとも遊ぶことができます。
実際に業務用マシンとプレイをしてみましたが、遅延もなく快適。
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業務用マシンも徐々に設置店を増やしているので、今後の盛り上がりには期待が持てそう!
ダーツビートの気になる情報を聞いてみた
![ダーツビートホームの情報をインタビューしてみた](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-interview.jpg)
![ダーツビートホームの情報をインタビューしてみた](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-interview.jpg)
最後に、ダーツビートホームの気になる情報を、ダーツビートジャパンさんに聞いてみました。
誰もが気になっているであろう、以下の4つを聞いてきましたよ!
- ダーツビートホームの価格は?
- いつから販売されるの?
- どこから買えるの?
- ダーツビートホームのアピールをどうぞ!
ダーツビートホームの価格は?
現在、価格の最終調整をしているとのことです。
ざっくりとイメージでは、人気の電子ダーツボード、ダーツライト、ダーツスタンド全て合わせた金額くらい。
ダーツボードとしての完成度は非常に高いので、正直安いなと思いました。
ちなみに、日本発売記念ということで、かなりお得なキャンペーン価格を考えているようです。
興味がある方は、公式Twitterの方をフォローしてお待ちください。
ダーツビートホームはいつから販売されるの?
ダーツビートホームの日本での正式リリースの時期もお聞きしました。
遅くても、2023年の年末までには販売を開始する予定とのこと。
早ければ10月中も目指しているようです。
ダーツビートホームはどこから買えるの?
販売経路は、ダーツビートジャパンの公式サイトのみで考えているとのことです。
こちらも、正式リリースがされ次第、追記します。
ダーツビートホームのアピールをどうぞ!
最後にダーツビートジャパンとして、ダーツビートホームのアピールをどうぞ!
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![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeat-logo2.jpg)
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では、一言だけ。
やりすぎちゃいました…!
正直、もう少しスペックを落としても良かったかも…と苦笑いのダーツビートジャパンの社長の一言でした。
本格的な家投げ環境を作りたかったダーツプレーヤーはたくさんいると思うので、僕は良いと思いますよ!(笑)
まとめ:リリース間近!ダーツビートホーム
![ダーツビートホームのまとめ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-summary.jpg)
![ダーツビートホームのまとめ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/09/dartsbeathome-summary.jpg)
以上、ダーツビートホームの取材レポートでした。
いよいよリリース間近のダーツビートホーム。
実際に投げてみて、クオリティーの高さを見せつけられました。
これは、家投げの新たな選択肢になるでしょう。
ダーツビートホームの最新情報は、ダーツビートジャパンの公式Twitterから発表されます。
気になっている方は、ぜひフォローしておいてくださいね!
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon-150x150.jpg)
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon-150x150.jpg)
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon-150x150.jpg)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
このブログでは、家庭用ダーツボードを徹底比較した記事も用意しています。
興味があれば、こちらもぜひご覧ください。
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/dartsboard-recommend-thumbnail-1-300x300.jpg)
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