・2×4木材でダーツスタンドを自作したい!
・車を持っていないけど2×4木材は買える?
・ぶっちゃけ2×4木材スタンドはどうなの?
こんなお悩みを解決します。
最近、2×4木材を利用した自作ダーツスタンドが注目されていることをご存知でしょうか?
2×4木材を簡単に突っ張り棒にするアイテム「ラブリコ」の登場でジワジワと人気を集めています。
今回は、ダーツ家投げガチ勢である僕が、実際に2×4木材を使ってダーツスタンドをDIYしました。
車を持っていない人でも、極力安く作れる方法も解説しています。
実用的な自作ダーツスタンドが欲しい人はぜひ最後までご覧ください。
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
2×4木材ダーツスタンドを公開
実際に僕が作った2×4木材ダーツスタンドがこちらです。
意外と映えませんか?
左がダーツライブのベストセラー「ポールスタンド」です。
ポールスタンドもカッコ良いのですが、自作スタンドの木の質感が良い味を出しています。
念願のソフトとハードの2面体制に!
僕にとっては最高の家投げ環境です。
2×4木材ダーツスタンドの特徴
2×4木材を使った自作ダーツスタンドを使って感じたメリットとデメリットは上記の通りです。
性能は十分で、家投げをガッツリやりたい人でも満足できるクオリティーになりました。
ただし、人によってはデメリットがキツイです。
それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
2×4木材ダーツスタンドのメリット
2×4木材の自作ダーツスタンドの強みは以下の5点です。
- 安い(最安3000円)
- 安定感がある
- 比較的簡単に作れる
- カスタマイズしやすい
- 木材が音を吸収して静か
実際に使ってみると、既製品も顔負けの本格派スタンドだと感じました。
メリットをそれぞれ深掘りします。
強み① 安い(最安3000円)
ダーツスタンドを用意するには意外とお金がかかります。
ダーツブランドが作っている既製品なら、最低でも10000円から。
人気の高いモデルだと、20000円近くするものも多いです。
2×4木材の自作ダーツスタンドは、うまく材料が入手できれば3000円ほどで作ることができます。
浮いたお金で、電子ダーツボードやマイダーツに投資できますね!
強み② 安定感がある
2×4木材のダーツスタンドは、安定感が抜群でダーツガチ勢が使えるレベルです。
安定感の秘密は、天井と床を突っ張る「突っ張り棒タイプ」だから。
ダーツガチ勢に人気の高い「ダーツライブポールスタンド」にも採用される方式です。
本格的な練習がしたいプレーヤーも使える性能です。
強み③ 比較的簡単に作れる
2×4木材ダーツスタンドは、専用のアジャスター「ラブリコ(LABRICO)」を利用します。
ラブリコは、2×4木材を天井と床に突っ張らせるアイテム。
ダーツボード設置に限らず、多くのDIYユーザーに愛されています。
適切にカットされた木材が用意できれば、ドライバー1本で組み立てができて簡単です。
DIYに自信がない人でも挑戦しやすいですよ。
強み④ カスタマイズしやすい
シンプルな木材を使っているので、自分好みにカスタマイズしやすい点も魅力です。
- 木材にニスや塗料を塗る
- スマホスタンドを取り付ける
- ライトを取り付ける
など、アイデア次第でオリジナルのスタンドが作れます。
強み⑤ 木材が音を吸収して静か
2×4木材ダーツスタンドは、ダーツが刺さる音を木材が吸収してくれます。
シンプルな形状のため、部品同士の「カタカタ音」も発生せず、静音性能は最強。
特にハードダーツボードと組み合わせると、驚きの静かさでした。
色々なスタンドを使ってきましたが、静音性能はトップクラス!
2×4木材ダーツスタンドのデメリット
2×4木材の自作ダーツスタンドのデメリットや弱点は以下の2つです。
- 多少のDIY知識が必要
- 2×4木材の入手が困難な人もいる
弱点も深掘りします。
弱点① 多少のDIY知識が必要
比較的簡単に作ることができますが、多少のDIY知識とダーツの知識が必要です。
最悪、取り付けに失敗して、木材が無駄になってしまうことも…。
本記事の後半では、誰でも2×4木材ダーツスタンドを作れるように丁寧に解説しています。
ぜひ参考にしてください。
弱点② 2×4木材の入手が困難な人もいる
2×4木材ダーツスタンドの一番の弱点は、木材の入手が困難な人がいる点です。
結論を言うと、車を持っておらず、近くにホームセンターがない人は、導入は難しいです。
2×4木材の入手方法を次章で解説します!
2×4木材の入手方法
この自作ダーツスタンドの最重要パーツである「2×4木材」の入手方法を紹介します。
入手方法は主に以下の2つです。
- ホームセンターで買う
- オンラインショップで買う
それぞれの特徴と注意点を含めて深掘りします。
ホームセンターで買う
2×4木材はホームセンターで購入が安いです。
2×4木材は一般的な規格の木材なので、1本1000円ほどで入手ができます。
ホームセンターは木材を50円程度でカットできることも多く、長さ調節も容易です。
ただし、200cm超の長い2×4木材は運搬が大変で車は必須です。
車種によっては、積めない可能性もあります…。
オンラインショップで買う
車を持っていない人や、近くにホームセンターがない人は、オンラインショップで木材を買いましょう。
ただし、オンラインショップで2×4木材を買うには注意点があるので、解決策とあわせて解説します。
通販で2×4木材を買うと高い
2×4木材をオンラインショップで買うと送料がとにかく高いです。
200cmを超えるサイズは通常の運輸業者では運べなくなり、送料が跳ね上がるのが理由です。
2×4木材自体は1000円ほどで購入できますが、送料を含めると6000〜7000円になるケースもザラ。
追加で必要なアイテムを用意すると10000円くらいになるのが痛いですね。
2分割した木材を合体させる
2×4木材を2分割して、あとから合体させることで、送料を抑える方法があります。
僕はこの方法でダーツスタンドを自作しました。
今回は、製材所で働いている友人に頼んで、木材をカットして送ってもらいました。
おかげで、1本まるごと送るよりも半分以下の送料に抑えることに成功。
接合にはラブリコから出ている「ジョイントアイアン」を利用しました。
多少見た目が悪くなりますが、個人的には気になりません。
重めのハードダーツボードも取り付けられたので、耐久性も問題はないでしょう。
専用の2×4木材をお送りします
友人の製材所が木材カットに協力してくれることになりました。
注文いただければ、あなた専用に2分割カットした2×4木材をお売りします。
2分割にカットすることで送料を抑えることができ、通常よりも安く手に入れることが可能。
今なら先着5名様限定で、赤字ギリギリの4200円で木材をカットしてお送りします。
詳しくは特設ページをご覧ください。
疑問点がありましたら、僕のTwitterまでお気軽にどうぞ!
2×4木材ダーツスタンドに必要なもの
2×4木材ダーツスタンドを自作するために必要なものは以下です。
- 2×4木材(カット済み)
- ジョイントアイアン(2分割する人のみ)
- ラブリコアジャスター
- ブラケット
- プラスドライバー
- メジャー
それぞれについて、おすすめのアイテムも含めて紹介します。
2×4木材(カット済み)
スタンドの最重要パーツ「2×4木材」です。
ホームセンンター、またはオンラインショップから調達しましょう。
木材は、設置場所の天井と床の高さから、95mm短くカットする必要があります。
25000mm – 95mm = 24905mm
の2×4木材を用意しましょう!
運搬が困難だったり、送料を抑えたい場合は、木材を2分割にしてもOKです。
ジョイントアイアン
ラブリコの「ジョイントアイアン」は木材を2分割にした人のみ必要です。
ジョイントアイアンを使えば、2本の木材を1本に合体させることができます。
カラーはブラックとホワイトの2種類です。
僕はブラックを買いましたが、ホワイトの方が木材とよく馴染むかも!
ラブリコアジャスター
2×4木材を天井と床に突っ張らせるために使うパーツです。
ライトタイプや強力タイプなど、色々な種類がありますが、「通常タイプ」を用意すればOK。
通常タイプにはジャッキ(ハンドル)がついていて、床と天井をばっちり固定ができます。
荷重も20kgまで対応しているので、ダーツボード設置には十分な性能といえます。
- オフホワイト
- ナチュラルグレージュ
- ブロンズ
- マットブラック
- ヴィンテージグリーン
カラーは上記の5種類です。
ジョイントアイアンを使う場合は、カラーを合わせると統一感がでるでしょう。
ブラケット
ダーツボードとスタンドを組み合わせるためのパーツがブラケットです。
お使いのダーツボードに適応したブラケットをお選びください。
迷ったら、ダイナスティのブラケットがオススメです。
肉厚で丈夫なブラケットなので、長く使えますよ。
プラスドライバー
工具はプラスドライバーだけでOKです。
無垢の2×4木材は柔らかいので、プラスドライバーを手でゴリゴリ回せば、ネジ穴が作れます。
もちろん、電動ドライバーや「キリ」などがあれば、もっとスムーズに設置が可能です。
僕はプラスドライバー1本で組み立てできました!
メジャー
ダーツボードを設置する高さを測る時に使います。
ピンと伸びる金属製のメジャーなら、楽に正確な長さが測れます。
2×4木材ダーツスタンド自作手順
ここからは、2×4木材のダーツスタンドの自作方法を丁寧に解説します。
力が必要な作業もないので、女性でも一人で設置が可能です。
ジョイントアイアンの取り付けを含めて30分ほどで終わりました!
先述した必要なものを用意します。
2×4木材はカットを忘れずに行いましょう。
設置場所の天井と床の高さを測り、その長さから95mm短くカットです。
木材を2分割した人は、ジョイントアイアンで2本の木を合体させます。
木材を組み合わせて、表裏でジョイントアイアンを取り付け。
片面4本のねじ止めを両面に施せば完了です。
プラスドライバーでゴリゴリして取り付けました。
木材の両端にラブリコを取り付けます。
パーツを木材に被せるだけです。
ラブリコを取り付けた木材を設置箇所に持って行きましょう。
垂直にスタンドを立て、上についたハンドルを回して固定します。
垂直に立っているかどうか、遠くから見て確認することも忘れずに!
メジャーで床からの長さを測り、ダーツボードのブルの高さ173cmに印をつけます。
173cmの印の中心にブラケットの中心を合わせて、ネジで仮止めを行います。
ブラケットの4つの穴にねじ止めを行いましょう。
4つのネジを止められたら、仮止めのネジは取り外してOKです。
ブラケットのディスクパーツを取り付けたダーツボードを設置すれば完了です。
何度か投げてみて、スタンドが安定しているか確認しましょう。
以上で作業は完了です。
お疲れ様でした!
2×4木材ダーツスタンドのよくある質問
2×4木材のダーツスタンドを作る前に疑問だったことをまとめました。
- 一人でも組み立てはできるの?
-
ラブリコのアジャスターを用意すれば、一人で組み立てが可能です。
特殊な工具も不要なので、DIYに不慣れな方でも設置できます。
- どんなダーツボードでも設置できるの?
-
ブラケットに対応しているダーツボードなら、どんなダーツボードも設置できます。
ほぼ全ての有名なダーツボードはブラケットに対応しているので安心してください。
最新のVDart H4Lはブラケットが使えないので専用のアルミパーツが必要です。
- 既製品スタンドと自作はどちらがオススメ?
-
どちらもメリットとデメリットがあります。
既製品はデザイン性も高く、安定感もありますが、値段が高いのが弱点。
一度、既製品のスタンドもチェックしてから、自作するか検討するのがオススメです。
まとめ:2×4木材の自作ダーツスタンド
以上、2×4木材を利用した自作ダーツスタンドについて詳しく解説しました。
安価で組み立てが簡単、そしてダーツガチ勢も使える安定感の、自作ダーツスタンドです。
人によっては2×4木材を入手するのが難しいのが弱点ですが、そこさえクリアできればオススメです。
最後に、今回の内容をまとめます。
- 安定感、静音性能が高く、ガチ勢も使える
- 組み立ては簡単で、DIY初心者にもオススメ
- 2×4木材の入手が人によっては困難
- 2×4木材を2分割にするのもアリ
あなた専用の2×4木材を作ります
・2×4木材の入手が難しい…。
・カットが面倒…。
・設置ができるか心配…。
製材所で働いている友人の全面協力のもと、あなた専用に2分割カットした2×4木材を作成します。
2分割することにより、送料を抑えながら安く2×4木材が手に入ります。
先着5名様のモニター価格もやっているので、興味がある方は以下の特設ページをご覧ください
疑問や心配事がありましたら、TwitterのDMまでお気軽にどうぞ!
2×4木材スタンドにオススメのボードは?
2×4木材のダーツスタンドなら、安く音を抑えたダーツ環境が作れます。
浮いた予算で、ハイグレードなダーツボードを用意するのも良いでしょう。
静音性能を最高レベルまで高めるためにハードボードと組み合わせるのもアリです。
家庭用ダーツボードを徹底比較した記事を書いたので、興味があれば読んでみてください。