Vダーツはどんなブランド?
VダーツH3Lの使い心地は?
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- VダーツH3Lの強みと弱点
- 音や使用感
- Vダーツを買う時の注意点
- Vダーツのよくある質問
本記事の信頼性
この記事を書いた「なよ」のプロフィールがこちらです。
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
また、僕はVダーツH3Lを実際に所有しており、現在も愛用中の一人のユーザーです。
実際に使ったからこそ分かる素直な意見を書きます。
現在はH3Lは終売なので、H4Lの最新レビューをご覧ください。
【20秒でわかる】Vダーツとは?
Vダーツは台湾のダーツボードメーカーです。
日本では認知度がまだ低いですが、台湾では人気がありダーツライブのようなポジションを確立しているとか。
そんなVダーツの抑えておきたい特徴は2つ。
- 高級ダーツボードブランド
- 家庭用で初めて光るセグメントを採用
サクッと紹介します。
高級ダーツボードメーカー
Vダーツの家庭用ダーツボードは、業務用マシーン顔負けの「高機能ボード」です。
オンライン対戦もできる電子ボードを得意としており、その他の機能もハイエンド。
その分、価格も高めで「高級ダーツボード」として人気があります。
家庭用で初めて光るセグメントを採用
Vダーツは家庭用ダーツボードで初めて光るセグメントを採用しました。
セグメントが光る家庭用ボードは2023年現在もVダーツシリーズだけの特権です。
光るセグメントはゲームのナビゲートも優秀で、外投げにも負けない環境で家ダーツができます。
Vダーツ H3Lの強み・メリット
VダーツH3Lの独自の強みとメリットを解説します。
強みは以下の3つです。
- 光るセグメント
- 豊富なゲーム
- 無料オンライン対戦
それぞれ解説します。
①光るセグメントを搭載
VダーツH3Lといえば、光るセグメントです。
とにかく発色が綺麗なのが特徴で、正直ダーツライブ2を余裕で超えています。
発色の良さはダーツライブ3にも引けを取らない圧巻の性能。
暗い部屋でも視認性が上がり、練習効率を上げることができるでしょう。
明るい空間でもクッキリと光るのがすごい!
眩しさはなく、プレイの邪魔をしません。
②豊富なゲーム
Vダーツには豊富なゲームが揃っているのも特徴で、その種類はなんと38種類。
搭載ゲームを以下にまとめました。
- ゼロワンゲーム
- 301
- 501
- 701
- 901
- 1101
- 1501
- クリケット
- スタンダードクリケット
- カットスロートクリケット
- クリケットカウントアップ
- ヒドゥンクリケット
- ノースコアクリケット
- ノーオーバーキルクリケット
- ローボール(1〜6とブルのクリケット)
- ワイルドカード(ラウンドごとにクリケットナンバーが変わる)
- ファンゾーン(パーティーゲーム)
- ハンター301
- ハンター701
- ダーツルーレット
- チックタックトー
- モンスターウォー(サバイバー似)
- ファイティングセブン
- スーパーバーテンダー
- ビッグブル
- プラクティス
- カウントアップ
- バルミューダ(ハーフイット)
- スナイパー(シュートアウト)
- アーチェリー(簡易版センターカウントアップ)
- ホースレース
- ブルとDブルプラクティス(イーグルアイ)
- ダブルプラクティス
- トリプルプラクティス
- メドレー
- スーパーV(ゼロワンとクリケットの融合)
- 3レグ
- 5レグ
- 7レグ
- オンライン対戦
- 通常オンライン
- VクラウンKO(トーナメント)
- VクラウンダブルKO(トーナメント)
オリジナルの名前がたくさんついていて、少し分かりづらいですが、有名なゲームは網羅されています。
全てのゲームでCPU対戦ができるので、気兼ねなく練習ができますよ。
イチオシゲーム「チックタックトー」
オリジナルゲームが多いVダーツですが、中でも「チックタックトー」がイチオシです。
チックタックトーはクリケットと「まるばつゲーム」を組み合わせたゲームです。
実力が拮抗した人同士でやるとメチャクチャ盛り上がる良ゲー。ぜひやってみてください。
③無料オンライン対戦
VダーツH3Lは無料でオンライン対戦も可能です。
日本人プレーヤーは少ないですが、台湾やアメリカ、ヨーロッパの方が多くプレイしています。
Vダーツは業務用マシーンと家庭用ボードが対戦できる「クロスマッチング」に対応しています。
そのため、プレイヤー人口が想像以上に多かったです。
レーティングが筐体と共通
クロスマッチング機能のおかげで、Vダーツはレーティングが家と外で共通です。
ちなみに、Vダーツのレーティング表はこちらです。
クラス | レーティング | ゼロワン | クリケット |
---|---|---|---|
N | 1 | 0.00〜 | 0.00〜 |
E | 2 | 10.45〜 | 1.10〜 |
W | 3 | 11.70〜 | 1.20〜 |
C | 4 | 12.95〜 | 1.31〜 |
5 | 14.20〜 | 1.43〜 | |
CC | 6 | 15.45〜 | 1.55〜 |
7 | 16.70〜 | 1.67〜 | |
CCC | 8 | 17.95〜 | 1.79〜 |
9 | 19.25〜 | 1.91〜 | |
B | 10 | 20.55〜 | 2.06〜 |
11 | 21.85〜 | 2.15〜 | |
BB | 12 | 23.15〜 | 2.30〜 |
13 | 24.45〜 | 2.45〜 | |
BBB | 14 | 25.75〜 | 2.60〜 |
15 | 27.10〜 | 2.75〜 | |
A | 16 | 28.45〜 | 2.90〜 |
17 | 29.80〜 | 3.05〜 | |
18 | 31.15〜 | 3.20〜 | |
AA | 19 | 32.50〜 | 3.35〜 |
20 | 33.85〜 | 3.50〜 | |
21 | 35.20〜 | 3.70〜 | |
AAA | 22 | 36.60〜 | 3.90〜 |
23 | 38.00〜 | 4.10〜 | |
24 | 39.40〜 | 4.40〜 | |
S | 25 | 40.80〜 | 4.70〜 |
26 | 42.20〜 | 5.00〜 | |
SS | 27 | 43.60〜 | 5.50〜 |
SSS | 28 | 45.00〜 | 6.00〜 |
フェニックスとレーティングシステムが似ているので、Aクラスが良い目標になりますよ!
Vダーツは導入がしやすく、飲食店でも見かけることが増えました。
VダーツH3Lの弱点とデメリット
VダーツH3Lを実際に使って感じた弱点とデメリットについても解説します。
弱点は以下の3つです。
- 値段が高い
- 刺さった時の音がうるさい
- 国内シェア率が低い
それぞれ解説します。
①値段が高い
Vダーツはハイエンドボードなので、値段が高い弱点があります。
人気の電子ダーツボードと価格を比較した結果がこちら。
有名ボードのダーツライブホームとグランダーツ3sと比べて2倍以上の価格の差があります。
ダーツボードの設置には、ダーツスタンドを買う必要もあるので、Vダーツを購入すると合計7万円ほど。
多少高くても良いから、家に最高のダーツ環境が欲しい!という人向けと言えます。
②刺さった時の音がうるさい
電子ダーツボード全般に言えることですが、VダーツH3Lはダーツが刺さった時の音がうるさいです。
一軒家または鉄筋コンクリートマンションに住んでいない人は、一度購入を検討する必要があります。
ダーツライブホームと音比較
ダーツライブホームと音の比較実験を行いました。
高さ1.3mからダーツを落下させて、矢速18km/hを再現し、音の大きさを測定しています。
機種 | VダーツH3L | ダーツライブホーム |
最大音圧 | 86.5dB | 89dB |
結果は上記の表で、音圧の差は2.5dBとなりました。
つまり、VダーツH3Lは、ダーツライブホームよりも約25%音が小さいということです。
また、H3Lはドスンという低い音に対して、ダーツライブホームはバチンという高い音。
H3Lの方が不快感が少ないのが印象的でした。
数値以上に音の静かさを感じたよ!
VダーツH3Lの騒音対策
VダーツH3Lには騒音対策がされています。
ダーツボードの背面に厚い鉄板を入れており、背面からの音を遮断しています。
ダーツの音を前面のアウトボードの穴から逃すことで、壁へ音が伝わりにくくしています。
壁際に設置しやすい設計です。
ファンの音が気になる
VダーツH3Lには基盤を冷やすためのファンの音があります。
ゲーム機やパソコンで高負荷をかけた時の、ファンが回るような音です。
個人的には気になりませんが、人によっては気になるかもしれません。
LEDを光らせるために、普通の電子ボードよりも熱が発生してしまうのが原因です。
③国内シェア率が低い
Vダーツは、まだ日本での認知度が低く、日本人プレーヤーが少ないのも一つの弱点です。
オンライン対戦は海外の人との対戦がメインになるでしょう。
オンラインダーツオフ会などもダーツライブホームで実施されることが多いので、Vダーツ勢は肩身が狭いかもしれません。
Vダーツはどこで買えるの?
Vダーツはオンラインショップで購入することができます。
Vダーツの購入は正規の販売代理店「VDarts JPN」からの購入がオススメです。
VDars JPNから買えば、セグメントの交換や、万が一の故障にも対応してくれます。
長く使う高級ダーツボードだからこそ、アウターサービスがしっかりしている正規店から買った方がお得です。
VDarts JPNさんは以前取材させていただきました。
信頼して良い業者さんですよ!
激安品に注意!詐欺サイトの可能性も
Vダーツは輸入品なので、色々なショップが並行輸入として販売しています。
ただ、並行輸入品は、コンセントが海外仕様の3ピンで変換アダプターが必要なケースも。
また、あまりにも安い場合は、詐欺サイトで、商品が届かないトラブルも発生しているようです。
VダーツH3Lの始め方
まずはVダーツH3Lを設置します。
320cm×80cmの空間を確保すると、快適に投げることができますよ。
ダーツボードの設置には、ダーツライブの「ポールスタンド」が便利です。
付属のネジだけで設置ができます。
Vダーツでゲームを楽しむにはスマホの専用アプリをダウンロードします。
iOS、Androidどちらにも対応しているので、お使いの端末からお選びください。
2023年現在、僕のAndroid端末では接続ができませんでした。
現在、原因を確認中です…。
アプリをダウンロードしたら、Vダーツの無料会員登録を行います。
ID、パスワード、名前、メールアドレス、地域だけの入力です。
無料でできて3分で終わります!
Vダーツの電源をつけて、スマホとBluetooth接続をして終了です。
Bluetoothの設定をオンにしてアプリをひらけば、勝手に接続されるので楽々です。
あとは、Vダーツを楽しんでください!
Vダーツのよくある質問
Vダーツのよくある質問をまとめました。
- オススメのダーツスタンドは?
-
入手性をが良いダーツライブのポールスタンドがオススメです。
ダーツライブホーム設置用の穴がVダーツにも対応しているので、特別な道具なしで設置ができます。
- オススメのチップは?
Vダーツと相性の良いチップはハローズの「プロチップ」です。
VDarts JPNさんから、柔らかいチップを使うとセグメントが長持ちするとアドバイスをいただきました。
最近のチップは硬い物が多いですが、プロチップは柔らかめなのでオススメです。
- 故障した場合は?
-
Vダーツはセグメントの交換も可能で、交換用セグメントも販売されています。
また、交換が心配な方は、正規代理店「Vdarts JPN」で依頼することもできます。
メンテナンスをしながら長く使うことができますよ。
まとめ:VダーツH3L
以上、VダーツH3Lを詳しく紹介しました。
お金をかかっても最高のダーツ環境を作りたい人や、かっこいいダーツ空間を作りたい人は要チェックです。
最後に、今回の内容をまとめます。
- 台湾の高級ダーツボードブランド
- 家庭用で唯一の光るセグメントを採用
- 無料でオンライン対戦が楽しめる
- 購入は「VDarts JPN」がオススメ
現在はH3Lは終売となり、H4Lという機種がリリースされたので、ぜひチェックしてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あなたに合うダーツボードはどれ?
Vダーツは音が心配…。
もう少し安いダーツボードが欲しい!
そんな人向けに、家庭用ダーツボードを徹底解説した記事も用意しました。
あなたにピッタリのダーツボードが分かる「10秒診断」も作ったので、ぜひ参考にしてください!