現役ダーツプロ&元ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、マイダーツの心臓部とも言えるバレルについて「超絶深掘り」した記事を書きました。
僕の10年のダーツ経験の集大成とも言える知識を全て教えます。
この記事を最後まで読めば、適当にバレルを買う人に圧倒的に差をつけられることをお約束します。
ぜひ、参考にしてください!

詳しいプロフィール
- ダーツ歴10年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 4スタンス理論コーチ級ライセンス所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
とにかくオススメを教えて欲しい!という人は以下の記事をどうぞ!

特徴① ダーツバレルの「形状」は大きく分けて2種類

ダーツバレルの形状は明確なルールが決まっていません。
そのため、各社いろいろな呼び名があります。
ただ、大きく分けると以下の2つに分類することができます。
- ストレート形状
- トルピード形状
それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
最近の流行!ストレート形状バレル

ダーツ全体がまっすぐな筒状の形をしているバレルを「ストレート形状」と言います。
ストレート形状のメリットとデメリットは以下の通り。
| メリット |
|---|
| ・細いのでグルーピングに有利 ・全長が長いモデルが多い ・スタッキングがしやすい |
| デメリット |
|---|
| ・うまく投げるのにコツが必要 ・トルピードよりも選択肢は少ない |
ストレートは、ハードダーツが盛んな海外での人気が高い形状です。
ダーツのプレイ上有利ですが、投げるのに慣れが必要なので、やや上級者向き。
また、全長が45mm以上のモデルが多く、4フィンガーグリップの人や手が大きい人にも人気があります。
10年前までは、日本でストレートバレルは種類が限られていました。
ただ、現在は日本でもハードダーツの人気が高まり、選択肢がかなり増えました。
初心者人気No.1!トルピード形状バレル

トルピードは、バレルのアウトラインが膨らみを持った曲線を描いている形状です。
トルピード形状のメリットとデメリットは以下の通りです。
| メリット |
|---|
| ・感覚的に投げられるモデルが多い ・選択肢が豊富 |
| デメリット |
|---|
| ・グルーピングに不利になることがある ・全長が短いモデルが多い |
数年前までの日本ではトルピード形状が90%以上を占めていたほど馴染み深い形状です。
そのため、今でも抜群の選択肢の多さが魅力的ですね。
前重心で、短くて取り回しが良いバレルが多いのが特徴。
そのため、初心者でも投げやすい形状として人気があります。
実はトルピード形状は、メーカーによって細分化していることもあります。
ここからは、トルピード形状をさらに分けてご紹介します。
砲弾型(バレット)

太く短いのが特徴の「砲弾型」。
前に重心があり、パチンコ玉を投げるような感覚。
本能のままに投げても飛んでいくので、かなり投げやすい形状です。
ただし、太いのでグルーピングに不利なのが弱点です。
シンプルな投げやすさはトップクラス!
ただ、意外とコントロールが難しいです。
スタンダード(ひし形)


中心が膨らんでいるバレルを「スタンダード」と呼ぶことがあります。
中心が重心になっていることが多く、癖が少ない形状です。
そのため、グリップ位置に迷うことがありません。
スタンダードと名前がついていますが、意外と選択肢が少なくマイナーな形状です。
逆トルピード


後ろ側が膨らんでいるバレルを「逆トルピード」と呼ぶことがあります。
後ろ重心になっていることが多いので、バレルの後方をグリップする人に合うかもしれませんね。
癖が強めなので、初心者にはオススメできません。
また、選択肢も極端に少ないです。
トルピードとストレートどちらがオススメ?



トルピードとストレートどちらがオススメなの?
結論、どちらでもOKです。
ダーツのプレイ上ではストレートがやや有利ですが、ソフトダーツでは大きな差は生まれません。
ダーツトッププロでもトルピード形状や砲弾形状を使って強い選手もたくさんいます。
それよりも、自分が投げやすいバレルを探す方が良いでしょう。
また、バレルの好みは練習しているうちに変わります。
好き嫌いせずに、色々なバレルに挑戦してみるのがオススメです。
僕も最初はストレートから始めて、今はトルピード形状を使っています。
各形状のおすすめダーツバレルを厳選した記事も用意しています。ぜひ参考にしてください!


特徴② バレルの「重心」の種類


ダーツバレル選びで2番目に重要となるのが「重心」です。
ダーツバレルは、前重心、中央重心、後ろ重心の3種類があります。
バレルを持つ際には重心部分を持つと安定しやすいという特性があります。
そのため「なんか投げにくいな…?」と思ったら重心位置を気にしてみてください。
それぞれの重心位置について紹介します。
中央重心(センター)


悩んだら「中心重心(センター)」を選びましょう。
最も人気が高く、種類もたくさんあります。2026年現在、市場の60%程度は中央重心のバレルでした。
真ん中付近を持って投げればスムーズに飛んでいく扱いやすさが魅力です。
また、少し前寄り、後ろ寄りに持つと言った微調整が可能なので、投げ心地も変化させられる万能バレルです。
前重心(フロント)


次に人気があるのが「前重心(フロント)」です。
2026年現在、市場の30%程度が前重心のバレルでした。
前重心バレルの良さは、なんと言っても飛びの良さ。
前側が重いので、軽く投げるだけでも力強く飛んでいきます。
「飛びが悪い…」「もっと攻撃的なダーツがしたい!」という人にオススメです。
後ろ重心(リア)


最後に紹介するのは「後ろ重心(リア)」です。
最もマイナーな重心で、2026年現在、市場の10%以下が後ろ重心のバレルでした。
実際に投げた感覚が独特で、初心者にはあまりオススメしません。
下手をするとフラフラとしたダーツスローになってしまいます。
まずは中央重心のバレルの後ろ側を持ってみて、それでもしっくり来なかったら、挑戦で良いと思います。
特徴③ カットの種類


バレルには、滑りにくくするためのカット(刻み)が入っています。
このカットによって、バレルに個性が出るわけですね。
カットにはさまざまな種類があり、カットの強度も異なります。
強いカットほど、指に引っかかる感じがあり、弱いカットほど手離れが良いです。
投げ方や、バレルの形状によってカットの効果はさまざまです。
ここでは代表的な以下のカットについて解説します。
- シャークカット
- リングカット
- ピクセルカット
- ダイヤモンドカット
- マイクロカット
- ノーグルーブ
それぞれのカットの特徴を深掘りします。
シャークカット


サメの歯のようにギザギザとしたカットが「シャークカット」です。
形状としてはカタカナの「レ」のような形ですね。
シャークカットのメリットとデメリットはこちら。
| メリット |
|---|
| ・カットの強度が非常に強力 |
| デメリット |
|---|
| ・鋭いカットなので消耗が早い |
数あるカットの中でも、最も強力なシャークカット。
そのため、しっかりとした指への引っかかりが欲しい人にオススメです。
押してダーツを投げるイメージを持っている人にも人気がありますね。
一方で、鋭いカットのため、消耗が早いのが弱点。
使っているうちに最初の頃の「ガリガリ感」が無くなります。
シャークカットの派生1. ウイングカット


シャークカットとほぼ同じ形状の「ウイングカット」というカットも存在します。
形状は似ていますが、シャークカットの角が取れたマイルドなカット強度が特徴です。
シャークカットは少しカットが強すぎるという人はウイングカットに挑戦してみてください。
シャークカットの派生2. トライアングルカット(デルタカット)


シャークカットに似ている形状の「トライアングルカット」。
別名デルタカットとも呼ばれ、「△」のような形状のカットです。
指にしっかりとかかるカットですが、その分消耗は早め。
また、シャークカットほど有名ではないので、選択肢は少なめです。
リングカット


最も王道なカットと言える「リングカット」。
横から見た時に「U」のような形に凹んでいる形状です。
リングカットのメリットとデメリットはこちら。
| メリット |
|---|
| ・間隔や深さによって強度が様々 ・人気なカットなので選択肢が多い ・消耗が少なく長持ちしやすい |
| デメリット |
|---|
| ・グリップ位置が安定しないことがある |
シンプルなカットですが、カットの間隔や深さによってカットの強度が変わります。
間隔が広く、深いカットほど、カットの強さを感じるでしょう。
また、シャークカットのように、カットが飛び出していないので、長持ちしやすいのも嬉しいですね。
ダブルリングカット・トリプルリングカット


リングカットの派生として、細かいリングカットが2連、3連で続いているものがあります。
これをダブルリングカット、トリプルリングカットと言います。
リング数が増えるほどカットが強くなる傾向があります。
トリプルリングカットになると、シャークカットに劣らない強いカットになることも!
ピクセルカット(ドットカット)


カットの中では新しい部類の「ピクセルカット」。
別名ドットカットと言います。
ポツポツと穴が開いた独特な形状が特徴です。
ピクセルカットのメリットとデメリットはこちら。
| メリット |
|---|
| ・指抜けのよいちょうどいカット強度 ・デザインのアクセントとしても使われる |
| デメリット |
|---|
| ・ピクセルカット単体ではあまり使われない |
ピクセルカットは単体で使うというより、他のカットと組み合わせることが多いですね。
少しカットを強くしたい(弱くしたい)という時の調整に使われるイメージです。
ダイヤモンドカット(ローレット加工)


網目状(ひし形)の刻みを施したカットが「ダイヤモンドカット」です。
別名ローレット加工と呼ばれ、バレルだけでなく、ダンベルや工具などにも使われていますね。
ダイヤモンドカットのメリットとデメリットはこちら。
| メリット |
|---|
| ・他のカットと組み合わせたり汎用性が高い ・長持ちしやすい |
| デメリット |
|---|
| ・日本ではあまり使われない ・単体でのカットは弱め |
太めのリングカットの上に載せたり、物足りない部分に施したり、汎用性の高いカットです。
また、非常に長持ちしやすいのも強みで、劣化が激しいハウスダーツでも採用されるほどです。
ダイヤモンド加工は海外では人気が高いものの、意外と日本では見かけることがありませんね。
そのため、選択肢が少ないのが弱点です。
マイクロカット


非常に細かいリングカットを重ねたカットを「マイクロカット」と言います。
マイクロカットのメリットとデメリットはこちら。
| メリット |
|---|
| ・指離れに優れる ・手に吸い付くような独特な感触がある |
| デメリット |
|---|
| ・カット強度は弱い ・手垢が詰まりやすくメンテナンス必須 |
非常に細かいリングカットで、カットの強度は弱いのが特徴です。
そのため、指離れは非常に良好で、スッと投げたい人にオススメのカットと言えます。
指の設置面積の関係上、実は後述のノーグルーブよりも滑る感覚がある人もいるかもしれません。
また、細かいリングカットの溝に手垢が詰まりやすいので、定期的なメンテナンスは必須です。
ノーグルーブ


カットを一切施さないバレルを「ノーグルーブ」と言います。
ノーカット、カットレスと呼ばれることもありますね。
ノーグルーブのメリットデメリットはこちら。
| メリット |
|---|
| ・指離れは抜群 ・カットがないので消耗がない |
| デメリット |
|---|
| ・手からすっぽ抜けることがある ・指先のコンディションに強く影響される |
極限までシンプルなノーグルーブバレルは、指離れ抜群です。
どうしても指に引っ掛かりが気になる人は一度試してみてください。
そもそもカットがないので、消耗という概念がなく、半永久的に使うことができる点もメリットです。
一方で、カットがないので手からすっぽ抜けやすく、指先のコンディションがダイレクトに影響します。
特に緊張時には手汗をかいたりするので、扱いが難しい上級者向けのカットと言えるでしょう。
補助カット
一般的なカットを紹介してきましたが、中には補助目的で使われるカットや加工も存在します。
代表的な補助カットも軽く解説します。
縦カット


バレルの縦方向に入ったカットです。
リングカットなどと組み合わせて、よりカットの強度を高める時に使われます。
割と最近よく見かけるカットの一つですね。
スパイラルカット


バレルの斜め方向に入ったカットです。
バレルのデザインとして使われることも多いスパイラルカット。
ダーツを回転させる補助として、戦略的に設置しているバレルもあります。
ストーンカット


バレルにざらざらとした加工を施したものを「ストーンカット」と言います。
カットのない部分に施すことで、滑りにくくして、すっぽ抜けを防止します。
独特なくすんだ色味になるので、デザイン面でも高級感が出て人気があります。
高級バレルに使われることも多いです。
特徴④ バレルの長さ


バレルには様々な長さが存在します。
明確なルールはありませんが、以下の基準を頭に入れておくと良いでしょう。
- ショートサイズ(35mm以下)
- ミドルサイズ(35〜45mm)
- ロングサイズ(45mm以上)
それぞれの特徴を解説します。
ショートサイズバレルの特徴


35mm以下の短いバレルを「ショートサイズ」と表現することが多いです。
トルピード形状に見られ、ストレート形状ではほとんど見かけません。
| メリット |
|---|
| ・楽に飛んで行きやすい ・持つ位置が安定しやすい |
| デメリット |
|---|
| ・グルーピングに不利 ・繊細なコントロールは苦手 |
ショートバレルは重心の位置が捉えやすく、まるで小さな玉を投げるような感覚があります。
そのため、感覚的にダーツを投げたい人に向いています。
ダーツがうまく飛ばないと悩んでいる方はショートバレルを使うと、楽に飛ばすことができるはずです。
一方で、重さを出すために太めに作られていることが多いので、グルーピングに不利な点が弱点。
また、楽に飛んでいく分、繊細なコントロールが難しいという、「大味」な形状と言えるでしょう。
ミドルサイズバレルの特徴


35mm〜45mm程度のバレルを「ミドルサイズ」と言います。
一昔前までは日本で1番主流の長さでした。
トルピード形状、ストレート形状ともに豊富な選択肢があります。
| メリット |
|---|
| ・バランスが良い |
| デメリット |
|---|
| ・特になし |
ショートサイズとロングサイズの良いところ取りなので、デメリットが特にないのが強みです。
バランスがよく、まずはミドルサイズのバレルを選んでおけば間違い無いでしょう。
初心者の方はミドルサイズから始めて、投げ方のクセなどを見極めてみてください。
そして、必要があればロングやショートに移行してみましょう。
迷ったらミドルサイズから挑戦してみよう!
ロングサイズバレルの特徴


45mm以上のバレルを「ロングサイズ」と言います。
一昔前までは日本でマイナーなロングサイズでしたが、ここ最近は非常に豊富な種類があります。
いつの間にかミドルサイズよりも製品数が多くなっていて驚きました。
ストレート形状のほどんとはロングサイズに該当し、トルピード形状でロングサイズは種類が少なめです。
| メリット |
|---|
| ・飛行が安定しやすい ・手が大きい人も扱いやすい |
| デメリット |
|---|
| ・重心位置が分かりづらい ・慣れるのに時間がかかる |
ストレート形状で採用されやすいサイズなので、メリットとデメリットは被るところがありますね。
ロングサイズバレルの1番の強みは、慣れればダーツの飛行が安定してコントロールしやすい点です。
指を置くスペースが広いため、手が大きい人や、4フィンガーグリップをする人にも人気があります。
一方で、「棒」を投げる感覚があり、投げ感が独特なので、慣れるまでに時間がかかります。
扱いは少し難しいですが、慣れればダーツのプレイ上でも有利に働くので、中上級者に人気がありますよ。
特徴⑤ バレルの重さ


ダーツバレルの重さについても解説します。
日本ではバレルの長さを重要視することが多いですが、海外では重量を重要視しています。
様々な重さのバレルがリリースされていますが、ソフトダーツでは17〜20g程度が標準的な重量です。
悩んだらこの範囲でバレルを探してみてください。
また、各々の筋力や投げ方、練習ペースによっても最良の重量は変化します。
ここからは、重いバレルと軽いバレルの傾向について紹介しましょう。
軽いバレルの特徴


17g以下は軽いバレルと区分されることが多いです。
軽いバレルの特徴は以下の通り。
| メリット |
|---|
| ・ダーツを投げる地力が鍛えられる ・長時間投げても疲れにくい |
| デメリット |
|---|
| ・力のコントロールが難しい |
軽いバレルは力を抜いて投げないとブレやすいので、ダーツを投げる地力を鍛えるのに最適です。
また、疲れにくいので、ダーツに慣れていない人や、たくさん練習したい人に人気があります。
少し時間をかけても良いから、ダーツの飛ばす感覚を身につけたい人は軽いバレルから始めましょう。
僕も初めてのダーツは16.5gでした。
最初は苦労しましたが、後半の伸びがエグかったです。
重いバレルの特徴


20g以上は重いバレルと区分されることが多いです。
重いバレルの特徴は以下の通り。
| メリット |
|---|
| ・飛ばしやすい ・矢速が速い ・深く刺さる |
| デメリット |
|---|
| ・慣れていないと疲れる ・力任せのスローになりがち ・チップ、シャフトが折れやすい |
重みを感じて投げることができるので、投げやすいと感じる人が多いです。
強い力をかけても安定して飛んで行き、矢速の速いスローをしたい人にも最適です。
ダーツをかき分けてターゲットにねじ込みやすいのも魅力だね。
一方で、重いダーツは慣れていないと疲れます。
わずか数グラムの違いでも、腕の疲労感はかなり変わります。
そして、重いダーツで1番懸念されているのが、力任せのスローになりがちということです。
強い力をかけても飛んでいくので、いつまでもダーツが安定しない力任せスローの原因とされています。
特徴⑥ バレルの最大径・太さ


バレルの太さは「最大径」として表記されます。
あくまでも、最も太い部分の長さなので、意外と当てになりません。
一部分だけ、あえて太く作っているバレルなどがあるからです。
そのため、バレル形状や長さ、重さなどと比べて、選ぶ際の優先順位は低めと考えて良いでしょう。
一応の基準は「6.5〜7.5mm」の最大径のバレルが、一般的で種類が豊富です。
ここでは、太いバレルと細いバレルの、大まかなメリットとデメリットをを紹介します。
細いバレルの特徴


最大径が6.5mm以下だと、細いバレルといえます。
細いと狭いターゲットにダーツを刺しやすくなるので、グルーピングに有利です。
実際に海外のダーツプレーヤーは細めのバレルを使うことが多いですね。
細いバレルはダーツが手から勝手に抜けていく「抜け感」が良い傾向があります。
一方で、細いものを持つため、指先に余計な力が入りやすいと感じる人もいます。
ダーツの構造上、6.0mmが最細です。
太いバレルの特徴


最大径が7.5mm以上だと、太めのバレルといえます。
太いバレルはグリップの安心感があります。
そのため、しっかりとダーツを握っている感触が欲しいプレーヤーに最適です。
一方で、バレルが手から抜きづらく、自分で指を離すイメージを持つ必要があります。
実際に使っていて、7.8mmを超えてくると、グルーピングに影響が出てくると実感します。
特徴⑦ バレルの素材【基本はタングステン!】


バレルには使われている素材(材質)が何種類かあります。
ただ、結論から言うと素材は「タングステン」一択です。
それでも、素材ごとの特徴を知っておくことには価値があります。
バレルの素材として一般的なのは以下の3種類です。
- タングステン
- ブラス(真鍮)
- ステンレス
それぞれの特徴を解説します。
素材1. タングステン


ダーツバレルの最も一般的な素材がタングステンです。
タングステンは、硬く丈夫で、重い特徴を持つ希少金属。
細く重いことがバレルの重要な要素なので、タングステンはダーツにピッタリの素材です。
現在はどのブランドもタングステンをメインに展開しています。
タングステンは希少金属なので、他の素材よりも価格が高い傾向があります。
タングステンバレルの相場は10,000円前後。
もちろん、タングステンには産地や品質によって価格は変動します。
安いバレルなら5,000円程度、高いバレルは5万円以上することもありますよ。
タングステンの比率はどれが良い?
バレルにはタングステン含有率が記載されています。
90%が最も一般的ですが、80%や95%の含有率も存在しています。
100%タングステンは、むしろ脆くなってしまうので存在しません。
タングステン以外にニッケルや銅、鉄などを混ぜて耐久性を上げています。
結論、タングステンの比率は気にしなくてOKです。
タングステンが入っていれば80%でも問題ありません。
むしろタングステン配合率が少ないとリーズナブルになりやすいというメリットがあります。
ただ、タングステンが少ないほど軽くなる傾向があるので、バレルの重量をよくチェックしましょう。
素材2 . ブラス(真鍮)


タングステンの次に種類が多いのがブラス(真鍮)素材です。
ブラスはダーツバーで貸し出しされるハウスダーツによく使われていますね。
他にも、キャラクターとのコラボダーツもブラス素材が多いです。
1,000円台から購入することができるので、初めてのマイダーツはブラス素材を選んでしまうことが多いです。
正直、ブラス素材のダーツは全くオススメしません。
オススメしない理由はブラスを使うと軽く太いバレルになるからです。
ダーツのスロー上不利ですし、うまく投げられない原因になることも。
すぐに買い換えたくなるので、最初からタングステンダーツを買うのがオススメです。
素材3. ステンレス


ブラス素材よりも軽いのが特徴のステンレス。
軽量なので、実戦向きではありません。
ただ、ステンレンスダーツは、その軽さから練習用ダーツとして人気があります。
力を抜いて飛ばさないとうまく飛ばすことができないので、上級者が練習や調整用として1本持っていることが多いです。
選択肢は多くありませんが、タングステンバレルをステンレスでリメイクしているメーカーもあります。
メインバレルとしては使えないけど、価格も安いので1本持っておくと何かと便利です。
その他の素材
基本的には上記の3つの素材が99%を占めますが、レアな素材も存在します。
特徴をまとめました。
| 素材 | 特徴 |
|---|---|
| アルミ | ステンレスよりも軽い素材。超軽量バレルを探している人に。耐久性はイマイチ。 |
| チタン | チタン単体のバレルは存在しないが、タングステンと配合されることがある。独特な焼き目が人気。 |
特徴⑧ ネジの規格


ダーツバレルには、チップを取り付けるネジ穴に規格があります。
正直、ノンストップで2BA規格を選んでOKです。
今回紹介したオススメバレルは全て2BA規格を採用しています。
2BAの他にも合計4種類の規格が存在しています。
- 2BA規格
- No.5規格
- 4BA規格
- 1/4規格
それぞれの特徴についてもサクッと解説します。
2BA規格


2BAは最も一般的な規格です。
日本でリリースされているバレルの90%以上は2BA規格です。
当然、チップの選択肢も多く、よほどの「こだわり」がない限り2BAを選べば間違いありません。
チップのネジ部分も必要十分な太さで、折れにくく、実用的に優れた規格と言えます。
No.5規格


規格の中では一番最新の「No.5規格」。
2BA規格と似ていますが、2BAよりもネジ穴の直径が細いです。
先端により金属を詰めることができるので、前重心を作りやすいのがNo.5規格の特徴です。
また、細ネジを生かした先端が細いバレルが作れるようになりました。
一方でチップの耐久性が2BAよりも弱く、選択肢も圧倒的に少ないです。
2BA全てのセッティングを試した超上級者なら選んでも良いかも…というレベルです。
4BA規格


逆ネジタイプと言われる4BA規格。
バレル側がネジの「オス」、チップ側が「メス」になっている珍しい規格です。
マイナーな規格で、近年ではDMCくらいしか新作をリリースしていないので、選ぶ価値は皆無です。
ダーツショップによって、ハードダーツ用バレルをソフトダーツ用バレルに改造するサービスがあります。
その際には、4BAに改造されるので、そちらの用途の方が強いです。
これからマイダーツを買う人には、4BA規格はおすすめしません。
1/4規格


1/4規格は、ハウスダーツ専用の規格です。
2BA規格よりもネジ穴が太くなっており、チップが折れにくい特徴があります。
その分、バレルも太くなるので、実用性はありません。
マイダーツを買ったら全くお世話になることのない規格と言えます。
たまに、大容量のチップが安いと思ったら1/4規格ということがあるので注意です。
バレル規格は2BAを選んでおけば間違いありません!
\ 初心者向けからプロモデルまで厳選 /
ダーツバレルのよくある質問


ここまでお疲れ様でした!
これであなたもバレルに相当詳しくなったはずです。
最後に、バレルについてよくいただく質問についてまとめました。
- バレルのメンテナンスはどうすれば良い?
-
ダーツを投げていると、バレルのカットの隙間に皮脂汚れが溜まります。
放置するとダーツのグリップ感が悪くなるどころか、サビなどにも繋がります。
- 食器用洗剤
- 専用のバレルクリーナー
これらで軽い汚れは落とすことができます。
専用のバレルクリーナーは1本持っておくと非常に重宝します。
- バレルの寿命は?
-
タングステンバレルは折れたりすることはないので半永久的に使えます。
ただし、使っているうちにカットが削れて、グリップ感覚が変わります。
特に鋭いカットは消耗が早いです。
毎日ペースで投げている人ならば1年程度でカットの劣化を感じるでしょう。
- ハードダーツバレルとの違いは?
-
今回の記事ではオススメのソフトダーツバレルのみを紹介しました。
しかし、ハードダーツには専用のハードダーツ用バレルが存在します。
ハードダーツバレルは先端に金属のポイントが付いているのが特徴です。
最近は日本でもハードダーツが流行ってきているので、選択肢はどんどん増えています。
ソフトダーツバレルをハードダーツでも使えるようにする「コンバージョンポイント」は一つ持っておくと便利です。
- フライトとシャフトの選び方は?
-
フライトとシャフトを組み合わせてカスタマイズすることを「セッティング」と言います。
結論、セッティングは自分で何パターンも試して、自分にとってのベストを探すしかありません。
しかし、基本的な考え方やセオリーはあるので、興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ:種類の違いを理解したら、自分だけの相棒を見つけよう!
今回はダーツプロが教える「ダーツバレルの種類と選び方」を紹介しました。
マイダーツの心臓部とも言えるバレルを理解することは、ダーツ上達の上でも非常に重要です。
ぜひ、自分だけの相棒バレルを見つけてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
実際に僕が100種類以上バレルを投げてきて厳選した「おすすめバレル」を紹介した記事も書きました。
バレル選びに迷ったらぜひ参考にしてください!



