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【最新版2024年】ダーツバレルおすすめ20選|全て投げて検証

ダーツのおすすめバレルランキング解説

現役ダーツプロ&元ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事では2024年最新版のおすすめダーツ用バレルを紹介します。

おすすめバレルはどれ?

バレルの選び方を教えて!

初心者が使いやすいモデルは?

これらの悩みを解決します。

マイダーツの心臓部とも言える重要なパーツが「バレル」です。

バレルはプレイに直結するので、自分に合っていないものを選ぶといつまでも上達できないことも…

現行品だけで1500種類以上の多彩なバレルが販売される中、自分にピッタリのバレルを探すのは大変です。

また、ネット上にはダーツをやったことがない人が書いたバレルの記事ばかりで参考になりません

なよ

使えない「ゴミバレル」を堂々と1位に紹介していることもあり、本当にヒドイです…。

本記事では、ダーツプロが選んだガチで使えるバレルをランキング形式で紹介しました。

バレル選びのポイントもしっかりと解説。

この記事を読めば、ダーツ初心者から中級者まで、自分でバレルを選べる力が身につきます。

この記事の著者
真なよダーツ。管理人「なよ」

ダーツブロガー

なよ@nayokaeru

nayo

詳しいプロフィール
  • ダーツ歴6年
  • ダーツバー勤務2年
  • ダーツプロライセンス所有
  • ダーツライブマイスター所有
  • 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人

→なよの詳しいプロフィール

僕は、今回紹介するすべてのバレルを実際に投げたことがあります。

また、ダーツバー店員としてバレルを仕入れていた経験もあるので、参考になるはずです。

なお、早くおすすめバレルが知りたいという方は、下記の2つをチェックしてみてください。

迷ったらコレ!失敗しないおすすめバレル

2024年最新版おすすめバレル

ゼウス4

ダーツのおすすめバレルゼウス4

トルピード派はコレ!

フェニックス

ダーツのおすすめバレルフェニックス

ストレート派はコレ!

なよ

バレル購入には「ダーツハイブ」がオススメです。

100%正規品が届き、ポイント還元もAmazon以上。

Amazonアカウントも使えるので超便利ですよ!

目次

【3つのポイントを抑えておこう】ダーツのバレルとは?

ダーツバレルの選び方のポイントを簡単に解説

バレルとは、ダーツ金属部分のパーツのことを言います。

バレルを握ってダーツを投げるので、ダーツパーツの中で最も重要視されます。

価格はピンキリで、1000円から買えるものから、5万円を超えるものまで。

実用的なバレルの相場は1万円前後と考えておくと良いでしょう。

ダーツバレル選びで特に注目して欲しいポイントを厳選して3つ紹介します。

ポイント1. 素材はタングステンを選ぶ

ダーツバレルの選び方の最重要ポイントはタングステン素材

バレル選びで第一にチェックして欲しいのは「素材」です。

ブラス、ステンレスなど色々な素材がありますが、迷わずタングステンを選びましょう

タングステンは、ダーツバレルに最も適した素材で、中級者以上は必ず使っています。

正直、他の素材のバレルを買っても、数週間後には絶対に買い替えたくなるはず。

余計な買い物をしないためにも、最初からタングステンを選んでくださいね。

なよ

タングステンは80%、90%と比率がありますが、気にしなくてOK。

とりあえずタングステンが入っていることが大切です!

ポイント2. バレル形状は大きく分けて2タイプ

ダーツのバレル選びのポイントはバレル形状の選択
  • トルピード形状
  • ストレート形状

ダーツのバレル形状は大きく分けて上記の2つの種類があります。

トルピードは、バレルのアウトラインが曲線を描いた膨らみのある形状。

一方のストレートは、バレルのアウトラインが真っ直ぐの直線の形状です。

それぞれの特徴を表にまとめました。

スクロールできます
バレル形状メリットデメリット
トルピード感覚的に投げられる
短めのバレルが多い
プレイ上やや不利
ストレートプレイ上やや有利
長めのバレルが多い
投げるのにコツが必要

どちらを選ぶかどうかは、ハウスダーツを綺麗に飛ばせるかで選択するのがオススメです。
※ハウスダーツ=ダーツバーにある安価なダーツのこと

綺麗に飛ばせた人はストレート、うまく飛ばせなかった人はトルピードを選ぶと良いでしょう。

この記事では、トルピードバレルとストレートバレルのオススメを分けて解説しています。

興味がある方をご覧ください。

→トルピードバレルのおすすめランキングに飛ぶ

→ストレートバレルのおすすめランキングに飛ぶ

ポイント3. カットの強さも要チェック

ダーツのバレル選びはカットの強さも重要です

カットとは、バレルの表面に施された「刻み」のことです。

バレル選びはカットの強さもチェックしながら選ぶと失敗が少ないですよ

カットが強いと、滑りづらく安定感のある握り心地が得られます。

一方でカットが弱いと、手からスムーズにダーツが離れるというメリットがあります。

この記事で紹介しているバレルにはカットの強さの指標も載せたので、参考にしてください。

なよ

初心者の方は、とりあえずこの3つを抑えておけばOKです!

後半では、さらにバレル選びについて深く解説しています。

【トルピードバレル】おすすめランキング10選

ダーツの最新版トルピードバレルオススメ10選
No.バレル名ブランド価格
1ゼウス4エスフォー8,690円
2セイバーDMC14,300円
3アサシンハローズ4,378円
4マーベリックDMC14,300円
5パイロG9ターゲット15,800円
6エンプレチュ3ティガ13,200円
7ニライカナイ3エスフォー9,460円
8ライジングサンG7ターゲット15,800円
9ノーウッドトリニダード8,800円
10バークレートリニダード8,800円
バレル名タップで詳細にジャンプします

トルピードバレルのオススメを10種類厳選しました。

トルピードバレルは何といっても、感覚的に投げることができるのが強みです。

ダーツに自信がない人や、ハウスダーツがうまく投げられなかった人にオススメです。

1.【エスフォー】ゼウス4

スクロールできます
エスフォーのゼウス4の拡大写真
エスフォーのゼウス4のバレル
エスフォーのゼウス4のパッケージ
製品名ZEUS4(ゼウス4) 2BA
素材90%タングステン
単体重量16.5g
全長40.0mm
最大径7.4mm
カットリングカット、シャークカット、ステアカット、ウイングカット、ゼウスカット
重心前重心
メーカーS4(エスフォー)
価格8,690円
販売サイトダーツハイブ
【ゼウス4】の特徴
  • 初めてのダーツはゼウスと言われるほど名作
  • 多彩なカットを搭載
  • カットはかなり強め
  • とりあえず腕を振れば飛んでいく良バランス
  • 1万円以下で買えるコスパ

日本の名作ダーツバレルと名高い「ゼウスシリーズ」の第4弾。

過去のゼウスシリーズの良さを凝縮した完成度の高いバレルです。

多彩なカットを組み合わせており、カットはかなり強め。

初めて使う安定感のあるバレルとしてはもちろん、グリップ感が欲しい中上級者にも人気があります。

8000円台で買えるコスパの良さも見逃せません。

なよ

レインボーコーティングが施された紋章デザインも高級感があります。

→ゼウス4の最新モデル「ゼウス4Re:」を買ったのでレビュー

2.【DMC】セイバー18g

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DMCのセイバーのバレル拡大写真
DMCのセイバーのセッティング
DMCのセイバーのパッケージ
製品名 Sabre(セイバー) 2BA 18g
素材90%タングステン
単体重量18.0g
全長40.0mm
最大径7.2mm
カットシャークカット
重心中央
メーカーDMC(ディーエムシー)
価格14,300円
販売サイトダーツハイブ
【セイバー】の特徴
  • DMCのベストセラートルピード「セイバー」
  • トルピードバレルのお手本と言えるスペック
  • かかりすぎないシャークカット
  • 20gモデル、プロコラボモデルもある

ダーツ玄人から根強い人気を誇るDMCのセイバー。

これぞ王道トルピードバレルという形状でクセがありません。

カット強度の高いシャークカットを施していますが、カット数を抑えているので手に馴染む設計。

名作と言われるだけあり、様々なバリエーションがあるのも強みです。

迷ったら18gモデルを買っておけば間違いありませんよ。

なよ

ダーツを昔やっていた方はセイバーのご指名がとにかく多いです。

3.【ハローズ】アサシン18gR

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ハローズのアサシンの拡大写真
ハローズのアサシンのバレル
ハローズのアサシンの初心者応援セット
製品名ASSASSIN(アサシン) 18gR
素材85%タングステン
単体重量16.5g
全長40.0mm
最大径7.8mm
カットリングカット
重心前重心
メーカーHarrows(ハローズ)
価格4,378円(セット価格)
販売サイトダーツハイブ
【アサシン】の特徴
  • 誰もが知る名作バレル「アサシン」
  • 程よいリングカットは万人向け
  • 前重心で勝手に飛んでいく
  • フライトとシャフトが付いて4000円台

ハローズの超名作バレル「アサシン18gR」。

「とりあえずアサシン!」を合言葉に、初心者に勧められることが多い人気のバレルです。

カットは緩めですが、前方が膨らんだ形状をしているので、押し出すように投げることができます。

なよ

勝手に飛んでいく気持ちの良いバレルです。

初心者にアサシンが勧められる1番の理由はダントツのコスパ。

タングステン85%でありながら、4000円台というコスパのバグを起こしています。

しかもダーツショップで購入すれば、フライトとシャフト(1000円相当)が付いてきます。

とりあえず安く使えるバレルが欲しい人には一番にオススメします。

→世界一売れたダーツ!?アサシンを徹底レビューしました

4.【DMC】マーベリック18g

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DMCのマーベリックの拡大写真
DMCのマーベリックのセット
DMCのマーベリックのパッケージ
製品名Maverick(マーベリック) 2BA
素材90%タングステン
単体重量18.0g
全長38.0mm
最大径7.3mm
カットリングカット
重心中央
メーカーDMC(ディーエムシー)
価格14,300円
販売サイトダーツハイブ
【マーベリック】の特徴
  • DMCのベストセラーモデル
  • 少し短めの取り回しが良いトルピード
  • トルピードのお手本のようなカット構成
  • 豊富なモデルを展開

DMCの名作バレルと名高い「マーベリック」。

2位で紹介したセイバーと人気を二分しているイメージがあります。

全長38mmと程よく短い取り回しの良いトルピードバレルです。

前方はシンプルに仕上げ、後方は必要最低限のリングカット、という無駄を削ぎ落とした設計。

カットは比較的弱めなので、ゆるいカットが搭載されたバレルをお探しの人にオススメ。

マーベリックもバリエーションが多く、自分好みのモデルを探すのも楽しいです。

5.【ターゲット】パイロG9

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ターゲットのパイロG9の拡大写真
ターゲットのパイロG9のセッティング写真
ターゲットのパイロG9のパッケージデザイン
製品名PYRO G9(パイロ ジェネレーション9)
素材90%タングステン
単体重量17.0g
全長39.0mm
最大径7.4mm
カットリングカット、縦カット
重心中心
メーカーTARGET(ターゲット)
価格15,800円
販売サイトダーツハイブ
【パイロG9】の特徴
  • 星野光正選手のプロモデル
  • 後方はストレート、前方はトルピード
  • ターゲットの得意な面カットを搭載
  • 炎のかっこいいデザインあり
  • オリジナルデザインの8フライトを同梱

日本ダーツ界のレジェンド「星野光正選手」のプロモデルであるパイロシリーズの最新作です。

後方部分はストレート形状で、前方は緩やかに膨らんだトルピード形状。

ストレートバレルにも興味があるけど、使いこなせるか心配な人に使って欲しいバレルです。

後方はターゲットの得意技術「多面カット」を搭載して、ぴたりと指にハマる感覚が気持ち良いですよ。

なよ

星野選手のトレードマークでもある「炎マーク」がバレルの前方に刻印。

ビジュアル面でもかっこいいです。

6.【ティガ】エンプレチュ3

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ティガのエンプレチュ3の拡大写真
ティガのエンプレチュ3のバレル写真
ティガのエンプレチュ3のパッケージデザイン
製品名EMPRECHU3(エンプレチュ3) 2BA 坂口優希恵選手モデル
素材90%タングステン
単体重量18.0g
全長42.0mm
最大径7.4mm
カットリングカット、縦カット
重心中央
メーカーTIGA(ティガ)
価格13,200円
販売サイトダーツハイブ
【エンプレチュ3】の特徴
  • 坂口優希恵選手の最新モデル
  • ふっくらとしたベーシックなアウトライン
  • 初心者にも投げやすいスペックとカット
  • 前方には独特なトライアングルのデザインカット

ジャパンレディースの坂口優希恵選手の最新モデル「エンプレチュ3」。

実力の高さと、可愛い!と評判の坂口選手。

坂口選手の人気の高さと、誰でも投げやすいベーシックな形状で、鬼のように売れているとか。

ベーシックでありながら、流行に合わせて少しずつシャープなアウトラインに寄せていて投げやすいです。

ティガが得意なチタンコーティングモデルもリリースされています。

なよ

前方のトライアングルカットが良いアクセントになっていて、デザイン面も素敵です。

7.【エスフォー】ニライカナイ3

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ダーツバレル「ニライカナイ3」の全体写真
ダーツバレルのニライカナイ3の3本写真
ダーツバレルのニライカナイ3のパッケージ写真
製品名ニライカナイ3 2BA
素材90%タングステン
単体重量18.0g
全長46.0mm
最大径7.5mm
カットリングカット、シャークカット、縦カット
重心中心
メーカーS4(エスフォー)
価格9,460円
販売サイトダーツハイブ
【ニライカナイ3】の特徴
  • トルピード形状では長めの46mm
  • スッと飛ぶトルピードが欲しい人に
  • 後方が少し窪んみを押し出すように投げる
  • シンプルなシルバーVer.も発売中

ニライカナイ3は、今回紹介するトルピードバレルの中では最長の46mmです。

長めのバレルでスッと飛ばしたいけど、ストレートは苦手という人にオススメ。

後方が変則的に窪んでおり、トルピードらしいグリップのしやすさが特徴的です。

エスフォーの人気シリーズであり、シンプルなシルバーVer.も発売されました。

価格も1000円以上安くなるので、コストを抑えたい方は「シルバーVer.」もチェックしてみてください。

なよ

ニライカナイは隠れファンも多い名作シリーズ!
派生バレルも数多くリリースされています。

8.【ターゲット】ライジングサンG7

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ターゲットのライジングサンG7の拡大写真
ターゲットのライジングサンG7のバレル写真
ターゲットのライジングサンG7のパッケージデザイン
製品名RISING SUN G7(ライジングサン ジェネレーション7) 2BA 
素材95%タングステン
単体重量20.0g
全長42.5mm
最大径7.8mm
カットダイアモンドカット、スパイラルカット
重心中心
メーカーTARGET(ターゲット)
価格15,800円
販売サイトダーツハイブ
【ライジングサンG7】の特徴
  • 日本のトッププロ村松治樹選手の最新モデル
  • 球体を感じさせるグリップエリア
  • つまんで投げるイメージを持っている人に
  • 美しいブルーコーティング
  • オリジナルのエイトフライトを同梱
  • ハードダーツモデル、No.5モデルなども充実

日本のトッププロ「村松治樹選手」の最新モデル「ライジングサンG7」。

ライジングサンは根強い人気があり、新作が出るたびに買い替える信者も多いです。

ライジングサン特有の「球体」を感じさせるグリップエリアが特徴的。

つまんで投げるイメージを持つ人と相性抜群です。

目を惹くブルーコーティングでビジュアル面も優れているのもポイントです。

9.【トリニダード】ノーウッド

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トリニダードのノーウッドの拡大写真
トリニダードのノーウッドのバレル写真
トリニダードのノーウッドのパッケージデザイン
製品名Xシリーズ NORWOOD(ノーウッド) 2BA
素材90%タングステン
単体重量17.2g
全長39.0mm
最大径7.2mm
カットノーグルーブ
重心中心
メーカーTRiNiDAD(トリニダード)
価格8,800円
販売サイトダーツハイブ
【ノーウッド】の特徴
  • カットを一切施さない「ノーグルーブ」を採用
  • 「くびれ」を押し出すように投げる
  • イロモノかと思いきや愛用者も多い名作
  • 1万円以下で買えてコスパ◎
  • ハードダーツバージョンも展開されている

カットを一切施さないノーグルーブを採用した珍しいバレル「ノーウッド」。

指にフィットする絶妙な「くびれ」があり、押し出すように投げることができます。

一見すると、ピーキーな性能のイロモノかと思いきや、愛用者も多い名作です。

カットの引っ掛かりが気になる人には一度試してもらいたいですね。

8000円台のお手頃価格な点も嬉しいです。

なよ

トリニダードバレルの人気投票で1位を獲得したこともある、隠れた名作です!

→ノーウッドの詳しいレビューを書きました

10.【トリニダード】バークレー

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トリニダードのバークレーの拡大写真
トリニダードのバークレーのバレル写真
トリニダードのバークレーのパッケージデザイン
製品名Xシリーズ BARKLEY(バークレー) 2BA
素材90%タングステン
単体重量18.2g
全長32.0mm
最大径8.0mm
カットリングカット、オクタゴンカット、多面カット、縦カット
重心中心
メーカーTRiNiDAD(トリニダード)
価格8,800円
販売サイトダーツハイブ
【バークレー】の特徴
  • 全長32mmのコンパクトなバレル
  • 玉を投げているような感覚
  • 多彩なカットを搭載
  • 8000円台で購入できるコスパの良さ

本記事で紹介するバレルの中で最小の「バークレー」。

なんと、全長32mmという圧倒的にコンパクトなバレルです。

小さいながらも18.2gと重みがあり、まるでパチンコ玉を投げているような感覚。

一見すると扱いづらそうなバレルですが、十分に実戦で使えるクオリティーに仕上がっていますよ。

8000円台で買えるコスパの良さも魅力です。

なよ

僕はイップスになって投げ方が分からなくなった時にも大活躍しました。

→バークレーの詳しいレビューを書きました

【ストレートバレル】おすすめランキング10選

ダーツの最新版ストレートバレルオススメ10選
No.バレル名ブランド価格
1フェニックスDMC14,300円
2スーパーグリップハローズ7,370円
3斬月エスフォー7,590円
4エディ3ダイナスティー14,300円
5サイドワインダーDMC14,300円
6無月改メ 真打エスフォー12,650円
7菊一文字・斬ダイナスティー12,800円
8ゴメス14トリニダード14,800円
9ウルフラムハローズ11,000円
10風車斬りディークラフト2,200円
バレル名タップで詳細解説にジャンプ

ここからは、ストレートバレルのおすすめランキングを紹介します。

ストレートバレルは、ダーツ特有のスッと飛んでいく気持ち良い感覚が特徴です。

細くて小さなターゲットにも集まりやすいので、ダーツのプレイ上でも有利な形状ですよ。

オススメのストレートバレルをランキング形式で紹介していきます。

1.【DMC】フェニックス18g

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DMCのバレルフェニックスの拡大写真
DMCのバレルフェニックスのセット写真
DMCのバレルフェニックスのパッケージ
製品名Phoenix(フェニックス) 2BA 18g
素材90%タングステン
単体重量18g
全長43.5mm
最大径6.4mm
カットウイングカット
重心中央
メーカーDMC(ディーエムシー)
価格14,300円
販売サイトダーツハイブ
【DMCフェニックス】の特徴
  • 日本の老舗ブランドのDMCのベストセラー
  • 長さ、重さ、太さのバランスが最強
  • 抜け感がよいシンプルなウイングカットを搭載
  • 現代のスタイルに合うように重量アップ
  • 他のバリエーションも豊富

日本ブランドDMCのベストセラー「フェニックス」。

長さ、重さ、太さのバランスが、日本人のプレイスタイルに合った最強バランスです。

中央には広めのグリップエリアを設計しているので、持つ位置に迷いません。

また、ダーツの抜け感と滑りにくさを絶妙に叶えたウイングカットをシンプルに搭載。

ストレートバレルでありながら、驚くほど投げやすいバレルに仕上がっています。

なよ

トルピードからストレートに移行する人はもちろん、初めてのマイダーツにも最適です!

2.【ハローズ】スーパーグリップ18gR

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ハローズのスーパーグリップの拡大写真
ハローズのスーパーグリップのバレル写真
ハローズのスーパーグリップのパッケージデザイン
製品名SUPERGRIP(スーパーグリップ) 90% 2BA
素材90%タングステン
単体重量16.5g
全長46.0mm
最大径6.3mm
カットダブルリングカット
重心センター
メーカーHarrows(ハローズ)
価格7,370円
販売サイトダーツハイブ
【スーパーグリップ】の特徴
  • カットが強めのストレートバレル
  • 海外では主流のストレート×ダブルリングカット
  • 海外の有名なプロモデルに似ていている
  • 7000円台で買えるコスパの良さ
  • 重さが3種類用意されている

カットが強めのベーシックなストレートバレル「スーパーグリップ」。

海外では人気の高いストレートバレル×ダブルリングカットの組み合わせでカットは強め。

しっかりとグリップ感があるストレートを探している人に最適です。

このバレルは、とある海外の有名なプロモデルに設計が似ており、投げ感もかなり近い

言ってしまえば、ジェネリックバレルのようなもので、価格も7000円台とコスパ最高です。

3.【エスフォー】斬月

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エスフォーの斬月の拡大写真
エスフォーの斬月のバレル写真
エスフォーの斬月のパッケージデザイン
製品名斬月 2BA
素材90%タングステン
単体重量18.5g
全長47.0mm
最大径6.7mm
カットマイクロリングカット
重心前重心(後ろ重心)
メーカーS4(エスフォー)
価格7,590円
販売サイトダーツハイブ
【斬月】の特徴
  • 全体にカット弱めのマイクロリングカット
  • 「抜いて投げる」イメージを持っている人に最適
  • リバーシブル設計で2度美味しい
  • 7000円台で買えるコスパの良さも◎

全体にカットが弱めのマイクロリングカットが施されたシンプルなバレル「斬月」。

カットとしては非常に弱く、指抜けが抜群。

「抜いて投げる」イメージを持っている人に最適なバレルです

また、このバレルはリバーシブル設計になっています。

チップをつける向きによって前重心と後ろ重心を切り替えることが可能です。

セッティングや、投げるイメージによって変えられるので1つで2度美味しいバレルですね。

なよ

カットに頼らず投げたい人におすすめのバレルです。

→エスフォー斬月の詳しいレビューはこちら

4.【ダイナスティー】EDDIE3 エドワード・昌司・ファウルクス選手モデル

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A-FLOW BLACK LINE EDDIE3(エディ3) 2BA エドワード・昌司・ファウルクス選手モデルの拡大写真
A-FLOW BLACK LINE EDDIE3(エディ3) 2BA エドワード・昌司・ファウルクス選手モデルのバレル写真
A-FLOW BLACK LINE EDDIE3(エディ3) 2BA エドワード・昌司・ファウルクス選手モデルのパッケージ写真
製品名A-FLOW BLACK LINE EDDIE3(エディ3) 2BA エドワード・昌司・ファウルクス選手モデル
素材90%タングステン
単体重量18.0g
全長53.0mm
最大径6.3mm
カットリングカット
重心中央
メーカーDYNASTY(ダイナスティー)
価格14,300円
販売サイトダーツハイブ
【EDDIE3(エディ3)】の特徴
  • エドワード・昌司・ファウルクス選手の最新モデル
  • 53mmのロングストレートバレル
  • 後方のリングカットが特徴的でグリップ位置が分かりやすい
  • シンプルなのシルバータイプも展開
  • ハードダーツバージョンも展開

怒涛の快進撃を続けるエドワード・昌司・ファウルクス選手の最新バレルです。

エドワード選手と言えば、2023年に701でツアー史上2人目となるパーフェクトゲーム達成が衝撃的でした。

エディ3は、全長53mmのロングストレートバレルです。

エドワード選手がハードダーツ出身ということもあり、ハードダーツを非常に意識した設計です。

一見すると普通のストレートと思いきや、後方のカットに一点だけピッチの狭いカットを配置。

そのため、手元を見なくてもグリップする位置が安定します。

全体の重量と太さが上手くチューニングされていて、53mmの長さとは思えない投げやすさでした。

なよ

ハードダーツモデルもあるので、ハードダーツバレルを探している人にもオススメです。

5.【DMC】サイドワインダー20g

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DMCのサイドワインダーの拡大写真
DMCのサイドワインダーのバレル写真
DMCのサイドワインダーのパッケージデザイン
製品名Sidewinder(サイドワインダー) 2BA
素材90%タングステン
単体重量20.0g
全長46.5mm
最大径6.5mm
カットリングカット
重心中心
メーカーDMC(ディーエムシー)
価格14,300円
販売サイトダーツハイブ
【サイドワインダー】の特徴
  • DMCのベーシックなロングストレートバレル
  • シンプルなリングカットのみを搭載
  • グリップ位置が分かりやすい中央部
  • 現代のプレイスタイルに合わせて重量UP
  • 豊富なモデル展開

日本が産んだ王道ストレートバレル「サイドワインダー」。

昔から有名なモデルで、古参プレーヤーにとにかく愛されています。

シンプルなリングカットのみを施した、THEストレートバレル。

一見すると何の変哲もないバレルですが、リングカットの深さや配置がとにかく絶妙です。

シンプルなバレルもDMCの高い精度で作るとこうなるのか…と感動するレベルですよ。

なよ

いまだにサイドワインダーが至高!と評価するプレーヤは多いです。

6.【エスフォー】無月改メ 真打

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エスフォーの無月改メ真打の拡大写真
エスフォーの無月改メ真打のバレル写真
エスフォーの無月改メ真打のパッケージデザイン
製品名無月改メ 真打
素材90%タングステン
単体重量20.0g
全長49.0mm
最大径6.5mm
カットノーグルーブ
重心前重心(後ろ重心)
メーカーS4(エスフォー)
価格12,650円
販売サイトダーツハイブ
【無月改メ真打】の特徴
  • カットが一切入っていない衝撃のスペック
  • 特殊な鏡面仕上げ技術で加工
  • 加工で吸い付くような感覚がある
  • 前後重心が変更できるリバーシブル設計を採用
  • コスパに優れた通常バージョンも展開

あえてカットを施さないという衝撃のバレル「無月」。

カットを入れていないツルリとした無月はまさに「タングステンの棒」です。

とにかくシンプルなバレルを探している人や、カットに頼らず己の実力だけで投げたい人にオススメです。

「無月改メ 真打」モデルは特殊な鏡面仕上げ技術で磨かれているのが特徴です。

通常バージョンとは全く違う感触に仕上がっています。

まるで指に吸い付くような上質な感触があり、正直買うなら「真打モデル」をオススメします。

なよ

ある程度投げ方が固まってきた中級者以上向けのバレルです。

7.【ダイナスティ】KATANA 名刀 菊一文字・斬 21.0g

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ダイナスティの名刀菊一文字斬の拡大写真
ダイナスティの名刀菊一文字斬のバレル写真
ダイナスティの名刀菊一文字斬のパッケージデザイン
製品名KATANA(カタナ) 名刀 菊一文字・斬 2BA 21.0g
素材90%タングステン
単体重量21.0g
全長55.0mm
最大径6.4mm
カットリングカット、縦カット
重心中央
メーカーDYNASTY(ダイナスティ)
価格12,800円
販売サイトダーツショップTiTO
【菊一文字・斬】の特徴
  • ベストセラー「菊一文字」の最新モデル
  • 唯一無二の六角形のカットが特徴
  • 55mmで最長クラス
  • 軽量19gモデルは華やかなゴールド塗装

日本のダイナスティのベストセラー「菊一文字」の最新モデルです。

今回紹介するバレルの中では55mmの最長クラスの長さを誇ります。

長くて細いストレートバレルをお探しならぜひチェックしてみてください。

カタナシリーズはビジュアル面でも非常に人気が高いですね。

特に今回の菊一文字・斬は唯一無二の六角形カットが印象的です。

全体のブラックコーティングも目を引くので、かっこいいバレルを探している人にもオススメですよ。

8.【トリニダード】Gomez Type14

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トリニダードのゴメス14の拡大写真
トリニダードのゴメス14のバレル写真
トリニダードのゴメス14のパッケージデザイン
製品名Undisputed Gomez Type14
素材90%タングステン
単体重量22.6g
全長52.0mm
最大径7.0mm
カットリングカット
重心やや前重心
メーカーTRiNiDAD(トリニダード)
価格14,800円
販売サイトダーツショップTiTO
【ゴメス14】の特徴-
  • トップランカー山田勇樹選手のプロモデル
  • シルバーの光沢感を抑えたブラック塗装
  • 超重量級のロングストレートバレル
  • ハードダーツモデルも展開

日本のトップランカー「山田勇樹」選手の最新モデルです。

ゴメスシリーズ特有の超重量バレルになっており、重さは圧巻の22.6g。

ソフトダーツで使えるギリギリの限界値の重量です。

重みのあるバレルで鋭く力強く投げたいプレーヤーにオススメです。

シルバーの光沢感をあえて抑えた、くすませたブラック塗装。

ギラギラしすぎてなくてカッコいいです。

なよ

重くて長いストレートバレルならゴメス14!

9.【ハローズ】ウルフラム

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ハローズのウルフラムの拡大写真
ハローズのウルフラムのバレル写真
ハローズのウルフラムのパッケージデザイン
製品名WOLFRAM(ウルフラム) 97% TUNGSTEN Wolf(ウルフ) 2BA 18gR
素材97%タングステン
単体重量16.5g
全長40.0mm
最大径6.4mm
カットリングカット
重心中央
メーカーHarrows(ハローズ)
価格11,000円
販売サイトダーツハイブ
【ウルフラム】の特徴
  • 脅威のタングステン97%配合し
  • ストレートバレルの中では短い40mm
  • トルピードバレルからの移行にも最適
  • 超名作「マグナム」の後継機

タングステンの比率を97%にまで高めたバレル「ウォルフラム」。

この記事の中で紹介するストレートバレルの中では最も短い40mmです。

短くて細いながらもタングステン比率を高めることで、実用的な重量に引き上げています。

実はウォルフラムは、ソフトダーツ黎明期で大活躍した「マグナム」というバレルの後継機です。

マグナム信者からはいまだに信頼されている歴史の長いバレルです。

10.【ディークラフト】斬 風車斬り

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ディークラフトの風車斬りのバレル拡大写真
ディークラフトの風車斬りのバレル写真
ディークラフトの風車斬りのパッケージデザイン
製品名ZAN FUSHAGIRI(斬 風車斬り)
素材ステンレス
単体重量12.4g
全長60.0mm
最大径6.6mm
カットリングカット、ダブルリングカット
重心中央
メーカーD.CRAFT(ディークラフト)
価格2,200円
販売サイトダーツハイブ
【風車斬り】の特徴
  • ステンレスの軽量バレル
  • 全長60mm、12.4gのピーキーなスペック
  • 力を抜いて投げる練習に最適
  • ステンレスならではの価格の安さも嬉しい

最後に紹介するのは珍しいステンレス素材でできた「風車斬り・斬」です。

全長60mmという規格外のロング形状に、12.4gの超軽量さが特徴の非常にピーキーなバレルです。

正直、実用的かと問われると微妙ですが、練習用に持っておきたい最高のバレルなので紹介します。

長くて軽いバレルなので、とにかく力を抜いて投げる練習に最適。

このバレルを上手く扱えるようになる頃には、ダーツの地力が相当上がっているはずです。

また、ステンレス製なので価格も2000円台とリーズナブル。

1セット持っておいても損はありませんよ。

なよ

癖は強いですが、ギリギリ実戦でも使えます。

ガチで上手い方が風車斬りでカウントアップ1000点を出していたので、言い訳はできない…!


ここまでトルピードバレルとストレートバレルの2種類のおすすめを紹介してきました。

長さや重さ、カットの強さなどから、自分に合った一本を選んでもらえればと思います。

ここからは、絶対にバレル選びで失敗したくない人向けに、バレルの深い知識を解説します。

これを読めばバレル選びで一生苦労しないように書きました。

ぜひ参考にしてください。

バレルの選び方① 「素材」基本はタングステン!

ダーツバレル素材の特徴を解説

まずは最重要のバレル素材から解説します。

正直、迷わずタングステンでOKですが、素材ごとのの特徴を知っておきましょう。

バレルの素材として一般的なのは以下の3種類です。

  • タングステン
  • ブラス(真鍮)
  • ステンレス

それぞれの特徴を解説します。

素材1. タングステン

ダーツバレルのタングステン素材の特徴

ダーツバレルの最も一般的な素材がタングステンです。

タングステンは、硬く丈夫で、重い特徴を持つ希少金属。

細く重いことがバレルの重要な要素なので、タングステンはダーツにピッタリの素材です。

なよ

現在はどのブランドもタングステンをメインに展開しています。

タングステンは希少金属なので、他の素材よりも価格が高い傾向があります。

タングステンバレルの相場は10000円前後。

もちろん、タングステンには産地や品質によって価格は変動します。

安いバレルなら3000円程度、高いバレルは5万円以上することもありますよ。

タングステンの比率はどれが良い?

バレルにはタングステン含有率が記載されています。

90%が最も一般的ですが、80%や95%の含有率も存在しています。

100%タングステンは、むしろ脆くなってしまうので存在しません。

なよ

タングステン以外にニッケルや銅、鉄などを混ぜて耐久性を上げています。

結論、タングステンの比率は気にしなくてOKです。

タングステンが入っていれば80%でも問題ありません。

むしろタングステン配合率が少ないとリーズナブルになりやすいというメリットがあります。

ただ、タングステンが少ないほど軽くなる傾向があるので、バレルの重量をよくチェックしましょう。

素材2 . ブラス(真鍮)

ダーツバレルのブラス素材の特徴

タングステンの次に種類が多いのがブラス(真鍮)素材です。

ブラスはダーツバーで貸し出しされるハウスダーツによく使われていますね。

他にも、キャラクターとのコラボダーツもブラス素材が多いです。

なよ

1000円台から購入することができるので、初めてのマイダーツはブラス素材を選んでしまうことが多いです。

正直、ブラス素材のダーツは全くオススメしません。

オススメしない理由はブラスを使うと軽く太いバレルになるからです。

ダーツのプレイ上不利ですし、うまく投げられない原因になることも。

すぐに買い換えたくなるので、最初からタングステンダーツを買うのがオススメです。

素材3. ステンレス

ダーツバレルのステンレス素材の特徴

ブラス素材よりも軽いのが特徴のステンレス。

軽量なので、実戦向きではありません

ただ、ステンレンスダーツは、その軽さから練習用ダーツとして人気があります

力を抜いて飛ばさないとうまく飛ばすことができないので、上級者が練習や調整用として1本持っていることが多いです。

選択肢は多くありませんが、タングステンバレルをステンレスでリメイクしているメーカーもあります。

なよ

メインバレルとしては使えないけど、価格も安いので1本持っておくと何かと便利です。

その他の素材

基本的には上記の3つの素材が99%を占めますが、レアな素材も存在します。

特徴をまとめました。

素材特徴
アルミステンレスよりも軽い素材。超軽量バレルを探している人に。耐久性はイマイチ。
チタンチタン単体のバレルは存在しないが、タングステンと配合されることがある。独特な焼き目が人気。

バレルの選び方② 「形状は2種類」

バレル形状の特徴を解説

ダーツバレルの形状は明確なルールが決まっていません。

そのため、各社いろいろな呼び名があります。

ただ、大きく分けると以下の2つに分類することができます。

  • ストレート形状
  • トルピード形状

それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

最近の流行!ストレート形状バレル

ダーツバレルのストレート形状の特徴

ダーツ全体がまっすぐな筒状の形をしているバレルを「ストレート形状」と言います。

ストレート形状のメリットとデメリットは以下の通り。

メリット
デメリット
  • 細いのでグルーピングに有利
  • 全長が長いモデルが多い
  • スタッキングがしやすい
  • うまく投げるのにコツが必要

ストレートは、ハードダーツが盛んな海外での人気が高い形状です。

ダーツのプレイ上有利ですが、投げるのに慣れが必要なので、やや上級者向き。

また、全長が45mm以上のモデルが多く、4フィンガーグリップの人や手が大きい人にも人気があります。

数年前までは、日本でストレートバレルは種類が限られていました。

ただ、現在は日本でもハードダーツの人気が高まっており選択肢が豊富です。

初心者人気No.1!トルピード形状バレル

ダーツバレルのトルピード形状の特徴

トルピードは、バレルのアウトラインが膨らみを持った曲線を描いている形状です。

トルピード形状のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
デメリット
  • 感覚的に投げられるモデルが多い
  • 選択肢が豊富
  • グルーピングに不利になることがある
  • 全長が短いモデルが多い

数年前までの日本ではトルピード形状が90%以上を占めていたほど馴染み深い形状です。

そのため、今でも抜群の選択肢の多さが魅力的ですね。

前重心で、短くて取り回しが良いバレルが多いのが特徴。

そのため、初心者でも投げやすい形状として人気があります。

この記事では一言でトルピードとして紹介しましたが、メーカーによって細分化していることも。

ここからは、トルピード形状をさらに分けてご紹介します。

砲弾型(バレット)

ダーツバレルの砲弾型形状の特徴

太く短いのが特徴の「砲弾型」。

前に重心があり、パチンコ玉を投げるような感覚。

本能のままに投げても飛んでいくので、かなり投げやすい形状です。

ただし、太いのでグルーピングに不利なのが弱点です。

なよ

シンプルな投げやすさはトップクラス!
ただ、意外とコントロールが難しいです。

スタンダード(ひし形)

ダーツバレルのスタンダード形状の特徴

中心が膨らんでいるバレルを「スタンダード」と呼ぶことがあります。

中心が重心になっていることが多く、癖が少ない形状です。

そのため、グリップ位置に迷うことがありません。

スタンダードと名前がついていますが、意外と選択肢が少なくマイナーな形状です。

逆トルピード

後ろ側が膨らんでいるバレルを「逆トルピード」と呼ぶことがあります。

後ろ重心になっていることが多いので、バレルの後方をグリップする人に合うかもしれませんね

癖が強めなので、初心者にはオススメできません。

また、選択肢も極端に少ないです。

トルピードとストレートどちらがオススメ?

トルピードとストレートどちらがオススメなの?

結論、どちらでもOKです。

ダーツのプレイ上ではストレートがやや有利ですが、ソフトダーツでは大きな差は生まれません。

ダーツトッププロでもトルピード形状や砲弾形状を使って強い選手もたくさんいます。

それよりも、自分が投げやすいバレルを探す方が良いでしょう

また、バレルの好みは練習しているうちに変わります。

好き嫌いせずに、色々なバレルに挑戦してみるのがオススメです。

なよ

僕も最初はストレートから始めて、今はトルピード形状を使っています。

バレルの選び方③ 「カットの種類」

バレルには、滑りにくくするためのカット(刻み)が入っています。

このカットによって、バレルに個性が出るわけですね。

カットにはさまざまな種類があり、カットの強度も異なります。

強いカットほど、指に引っかかる感じがあり、弱いカットほど手離れが良いです。

投げ方や、バレルの形状によってカットの効果はさまざまです。

ここでは代表的な以下のカットについて解説します。

  • シャークカット
  • リングカット
  • ピクセルカット
  • ダイヤモンドカット
  • マイクロカット
  • ノーグルーブ

それぞれのカットの特徴を深掘りします。

シャークカット

ダーツのシャークカットの特徴

サメの歯のようにギザギザとしたカットが「シャークカット」です。

形状としてはカタカナの「レ」のような形ですね。

シャークカットのメリットとデメリットはこちら。

メリット
デメリット
  • カットの強度が非常に強力
  • 鋭いカットなので消耗が早い

数あるカットの中でも、最も強力なシャークカット。

そのため、しっかりとした指への引っかかりが欲しい人にオススメです。

押してダーツを投げるイメージを持っている人にも人気がありますね。

一方で、鋭いカットのため、消耗が早いのが弱点。

使っているうちに最初の頃の「ガリガリ感」が無くなります。

シャークカットの派生1. ウイングカット

ダーツバレルのウイングカットの特徴

シャークカットとほぼ同じ形状の「ウイングカット」というカットも存在します。

形状は似ていますが、シャークカットの角が取れたマイルドなカット強度が特徴です。

シャークカットは少しカットが強すぎるという人はウイングカットに挑戦してみてください。

シャークカットの派生2. トライアングルカット(デルタカット)

ダーツバレルのトライアングルカットの特徴

シャークカットに似ている形状の「トライアングルカット」。

別名デルタカットとも呼ばれ、「△」のような形状のカットです。

指にしっかりとかかるカットですが、その分消耗は早め。

また、シャークカットほど有名ではないので、選択肢は少なめです。

リングカット

ダーツバレルのリングカットの特徴

最も王道なカットと言える「リングカット」。

横から見た時に「U」のような形に凹んでいる形状です。

リングカットのメリットとデメリットはこちら。

メリット
デメリット
  • 間隔や深さによって強度が様々
  • 人気なカットなので選択肢が多い
  • 消耗が少なく長持ちしやすい
  • グリップ位置が安定しないことがある

シンプルなカットですが、カットの間隔や深さによってカットの強度が変わります

間隔が広く、深いカットほど、カットの強さを感じるでしょう。

また、シャークカットのように、カットが飛び出していないので、長持ちしやすいのも嬉しいですね。

ダブルリングカット・トリプルリングカット

ダーツバレルのダブルリングカットとトリプルリングカットの特徴

リングカットの派生として、細かいリングカットが2連、3連で続いているものがあります。

これをダブルリングカット、トリプルリングカットと言います。

リング数が増えるほどカットが強くなる傾向があります。

なよ

トリプルリングカットになると、シャークカットに劣らない強いカットになることも!

ピクセルカット(ドットカット)

ダーツバレルのピクセルカットの特徴

カットの中では新しい部類の「ピクセルカット」。

別名ドットカットと言います。

ポツポツと穴が開いた独特な形状が特徴です。

ピクセルカットのメリットとデメリットはこちら。

メリット
デメリット
  • 指抜けのよいちょうどいカット強度
  • デザインのアクセントとしても使われる
  • ピクセルカット単体ではあまり使われない

ピクセルカットは単体で使うというより、他のカットと組み合わせることが多いですね。

少しカットを強くしたい(弱くしたい)という時の調整に使われるイメージです。

ダイヤモンドカット(ローレット加工)

ダーツバレルのダイヤモンドカットの特徴

網目状(ひし形)の刻みを施したカットが「ダイヤモンドカット」です。

別名ローレット加工と呼ばれ、バレルだけでなく、ダンベルや工具などにも使われていますね。

ダイヤモンドカットのメリットとデメリットはこちら。

メリット
デメリット
  • リングカットと組み合わせて使ったり汎用性が高い
  • 長持ちしやすい
  • 日本ではあまり使われない
  • 単体ではカットは弱い

太めのリングカットの上に載せたり、物足りない部分に施したり、汎用性の高いカットです。

また、非常に長持ちしやすいのも強みで、劣化が激しいハウスダーツでも採用されるほどです。

ダイヤモンド加工は海外では人気が高いものの、意外と日本では見かけることがありませんね。

そのため、選択肢が少ないのが弱点です。

マイクロカット

ダーツバレルのマイクロカットの特徴

非常に細かいリングカットを重ねたカットを「マイクロカット」と言います。

マイクロカットのメリットとデメリットはこちら。

メリット
デメリット
  • 指離れに優れる
  • 手に吸い付くような独特な感触がある
  • カット強度は弱い
  • 手垢が詰まりやすくメンテナンス必須

非常に細かいリングカットで、カットの強度は弱いのが特徴です。

そのため、指離れは非常に良好で、スッと投げたい人にオススメのカットと言えます。

指の設置面積の関係上、実は後述のノーグルーブよりも滑る感覚がある人もいるかもしれません。

また、細かいリングカットの溝に手垢が詰まりやすいので、定期的なメンテナンスは必須です。

ノーグルーブ

ダーツバレルのノーグルーブカットの特徴

カットを一切施さないバレルを「ノーグルーブ」と言います。

ノーカット、カットレスと呼ばれることもありますね。

ノーグルーブのメリットデメリットはこちら。

メリット
デメリット
  • 指離れは抜群
  • カットがないので消耗がない
  • 手からすっぽ抜けることがある
  • 指先のコンディションに強く影響される

極限までシンプルなノーグルーブバレルは、指離れ抜群です。

どうしても指に引っ掛かりが気になる人は一度試してみてください

そもそもカットがないので、消耗という概念がなく、半永久的に使うことができる点もメリットです。

一方で、カットがないので手からすっぽ抜けやすく、指先のコンディションがダイレクトに影響します。

特に緊張時には手汗をかいたりするので、扱いが難しい上級者向けのカットと言えるでしょう。

補助カット

一般的なカットを紹介してきましたが、中には補助目的で使われるカットや加工も存在します。

代表的な補助カットも軽く解説します。

縦カット

ダーツバレルの縦カットの特徴

バレルの縦方向に入ったカットです。

リングカットなどと組み合わせて、よりカットの強度を高める時に使われます。

割と最近よく見かけるカットの一つですね。

スパイラルカット

ダーツバレルのスパイラルカットの特徴

バレルの斜め方向に入ったカットです。

バレルのデザインとして使われることも多いスパイラルカット。

ダーツを回転させる補助として、戦略的に設置しているバレルもあります。

ストーンカット

ダーツバレルのストーンカットの特徴

バレルにざらざらとした加工を施したものを「ストーンカット」と言います。

カットのない部分に施すことで、滑りにくくして、すっぽ抜けを防止します。

独特なくすんだ色味になるので、デザイン面でも高級感が出て人気があります。

高級バレルに使われることも多いです。

バレルの選び方④ 「長さ」

ダーツバレルの長さの違いを解説

バレルには様々な長さが存在します。

明確なルールはありませんが、以下の基準を頭に入れておくと良いでしょう。

  • ショートサイズ(35mm以下)
  • ミドルサイズ(35〜45mm)
  • ロングサイズ(45mm以上)

それぞれの特徴を解説します。

ショートサイズバレルの特徴

ダーツバレルのショートサイズバレルの特徴

35mm以下の短いバレルを「ショートサイズ」と表現することが多いです。

トルピード形状に見られ、ストレート形状ではほとんど見かけません。

メリット
デメリット
  • 楽に飛んで行きやすい
  • 持つ位置が安定しやすい
  • グルーピングに不利
  • 細かなコントロールは苦手

ショートバレルは重心の位置が捉えやすく、まるで小さな玉を投げるような感覚があります。

そのため、感覚的にダーツを投げたい人に向いています。

ダーツがうまく飛ばないと悩んでいる方はショートバレルを使うと、楽に飛ばすことができるはずです。

一方で、重さを出すために太めに作られていることが多いので、グルーピングに不利な点が弱点。

また、楽に飛んでいく分、細かなコントロールが難しいという、「大味」な形状と言えるでしょう。

ミドルサイズバレルの特徴

ダーツバレルのミドルサイズの特徴

35mm〜45mm程度のバレルを「ミドルサイズ」と言います。

一昔前までは日本で1番主流の長さでした。

トルピード形状、ストレート形状ともに豊富な選択肢があります。

メリット
デメリット
  • バランスが良い
  • 特になし

ショートサイズとロングサイズの良いところ取りなので、デメリットが特にないのが強みです。

バランスがよく、まずはミドルサイズのバレルを選んでおけば間違い無いでしょう。

初心者の方はミドルサイズから始めて、投げ方のクセなどを見極めてみてください。

そして、必要があればロングやショートに移行してみましょう。

なよ

迷ったらミドルサイズから挑戦してみよう!

ロングサイズバレルの特徴

ダーツバレルのロングサイズの特徴

45mm以上のバレルを「ロングサイズ」と言います。

一昔前までは日本でマイナーなロングサイズでしたが、ここ最近は非常に豊富な種類があります。

いつの間にかミドルサイズよりも製品数が多くなっていて驚きました。

ストレート形状のほどんとはロングサイズに該当し、トルピード形状でロングサイズは種類が少なめです。

メリット
デメリット
  • 飛行が安定しやすい
  • 手が大きい人も扱いやすい
  • 重心位置が分かりづらい
  • 慣れるのに時間がかかる

ストレート形状で採用されやすいサイズなので、メリットとデメリットは被るところがありますね。

ロングサイズバレルの1番の強みは、慣れればダーツの飛行が安定してコントロールしやすい点です。

指を置くスペースが広いため、手が大きい人や、4フィンガーグリップをする人にも人気があります。

一方で、「棒」を投げる感覚があり、投げ感が独特なので、慣れるまでに時間がかかります

扱いは少し難しいですが、慣れればダーツのプレイ上でも有利に働くので、中上級者に人気がありますよ。

バレルの選び方⑤ 「重さ」

ダーツバレルの重さの違いを解説

ダーツバレルの重さについても解説します。

日本ではバレルの長さを重要視することが多いですが、海外では重量を重要視しています。

様々な重さのバレルがリリースされていますが、ソフトダーツでは17〜20g程度が標準的な重量です。

悩んだらこの範囲でバレルを探してみてください。

また、各々の筋力や投げ方、練習ペースによっても最良の重量は変化します。

ここからは、重いバレルと軽いバレルの傾向について紹介しましょう。

軽いバレルの特徴

軽いダーツバレルの特徴

17g以下は軽いバレルと区分されることが多いです。

軽いバレルの特徴は以下の通り。

メリット
デメリット
  • ダーツを投げる地力が鍛えられる
  • 長時間投げても疲れにくい
  • 力のコントロールが難しい

軽いバレルは力を抜いて投げないとブレやすいので、ダーツを投げる地力を鍛えるのに最適です。

また、疲れにくいので、ダーツに慣れていない人や、たくさん練習したい人に人気があります。

少し時間をかけても良いから、ダーツの飛ばす感覚を身につけたい人は軽いバレルから始めましょう。

なよ

僕も初めてのダーツは16.5gでした。

最初は苦労しましたが、後半の伸びがエグかったです。

重いバレルの特徴

20g以上は重いバレルと区分されることが多いです。

重いバレルの特徴は以下の通り。

メリット
デメリット
  • 飛ばしやすい
  • 矢速が速い
  • 深く刺さる
  • 慣れていないと疲れる
  • 力任せのスローになりがち
  • チップ、シャフトが折れやすい

重みを感じて投げることができるので、投げやすいと感じる人が多いです。

強い力をかけても安定して飛んで行き、矢速の速いスローをしたい人にも最適です。

なよ

ダーツをかき分けてターゲットにねじ込みやすいのも魅力だね。

一方で、重いダーツは慣れていないと疲れます。

わずか数グラムの違いでも、腕の疲労感はかなり変わります。

そして、重いダーツで1番懸念されているのが、力任せのスローになりがちということです。

強い力をかけても飛んでいくので、いつまでもダーツが安定しない力任せスローの原因とされています。

選び方⑥ 「バレルの最大径・太さ」

ダーツバレルの太さの違い

バレルの太さは「最大径」として表記されます。

あくまでも、最も太い部分の長さなので、意外と当てになりません。

一部分だけ、あえて太く作っているバレルなどがあるからです。

そのため、バレル形状や長さ、重さなどと比べて、選ぶ際の優先順位は低めと考えて良いでしょう。

一応の基準は「6.5〜7.5mm」の最大径のバレルが、一般的で種類が豊富です。

ここでは、太いバレルと細いバレルの、大まかなメリットとデメリットをを紹介します。

細いバレルの特徴

細いダーツバレルの特徴

最大径が6.5mm以下だと、細いバレルといえます。

細いと狭いターゲットにダーツを刺しやすくなるので、グルーピングに有利です。

実際に海外のダーツプレーヤーは細めのバレルを使うことが多いですね。

細いバレルはダーツが手から勝手に抜けていく「抜け感」が良い傾向があります。

一方で、細いものを持つため、指先に余計な力が入りやすいと感じる人もいます。

なよ

ダーツの構造上、6.0mmが最細です。

太いバレルの特徴

太いダーツバレルの特徴

最大径が7.5mm以上だと、太めのバレルといえます。

太いバレルはグリップの安心感があります。

そのため、しっかりとダーツを握っている感触が欲しいプレーヤーに最適です。

一方で、バレルが手から抜きづらく、自分で指を離すイメージを持つ必要があります。

なよ

実際に使っていて、7.8mmを超えてくると、グルーピングに影響が出てくると実感します。

バレルの選び方⑦ 「ネジ規格」

ダーツバレルの規格解説

ダーツバレルには、チップを取り付けるネジ穴に規格があります。

正直、ノンストップで2BA規格を選んでOKです。

今回紹介したオススメバレルは全て2BA規格を採用しています。

2BAの他にも合計4種類の規格が存在しています。

  • 2BA規格
  • No.5規格
  • 4BA規格
  • 1/4規格

それぞれの特徴についてもサクッと解説します。

2BA規格

ダーツバレルの2BA規格の特徴

2BAは最も一般的な規格です。

日本でリリースされているバレルの90%以上は2BA規格です。

当然、チップの選択肢も多く、よほどの「こだわり」がない限り2BAを選べば間違いありません。

チップのネジ部分も必要十分な太さで、折れにくく、実用的に優れた規格と言えます。

No.5規格

ダーツバレルNo.5規格の特徴

規格の中では一番最新の「No.5規格」。

2BA規格と似ていますが、2BAよりもネジ穴の直径が細いです。

先端により金属を詰めることができるので、前重心を作りやすいのがNo.5規格の特徴です。

また、細ネジを生かした先端が細いバレルが作れるようになりました。

一方でチップの耐久性が2BAよりも弱く、選択肢も圧倒的に少ないです。

なよ

2BA全てのセッティングを試した超上級者なら選んでも良いかも…というレベルです。

4BA規格

ダーツバレルの4BA規格の特徴

逆ネジタイプと言われる4BA規格。

バレル側がネジの「オス」、チップ側が「メス」になっている珍しい規格です。

マイナーな規格で、近年ではDMCくらいしか新作をリリースしていないので、選ぶ価値は皆無です。

ダーツショップによって、ハードダーツ用バレルをソフトダーツ用バレルに改造するサービスがあります。

その際には、4BAに改造されるので、そちらの用途の方が強いです。

なよ

これからマイダーツを買う人には、4BA規格はおすすめしません。

1/4規格

1/4ダーツバレルの特徴

1/4規格は、ハウスダーツ専用の規格です。

2BA規格よりもネジ穴が太くなっており、チップが折れにくい特徴があります。

その分、バレルも太くなるので、実用性はありません。

マイダーツを買ったら全くお世話になることのない規格と言えます。

たまに、大容量のチップが安いと思ったら1/4規格ということがあるので注意です。

なよ

バレル規格は2BAを選んでおけば間違いありません!

バレルの選び方⑧ 「メーカー」

ダーツ上級者には、バレルを作っているメーカーで選ぶ人もいます。

世界には、100種類以上のダーツメーカーが存在し、しのぎを削っています。

以下の5つが、日本で人気の高い、個人的にオススメなメーカーです。

  • ターゲット
  • トリニダード
  • エスフォー
  • ハローズ
  • DMC

それぞれ紹介します。

おすすめメーカー① ターゲット

ダーツメーカーターゲットの紹介

ターゲットは本場イギリスのダーツメーカーです。

ダーツブランドとしての認知度は世界でもトップクラス。

世界で活躍するトッププレーヤーを多くスポンサードしているメーカーです。

カットやコーディングは常に最先端の技術を取り入れている姿勢も特徴的ですね。

ただし、プレーヤーモデルが多く、加工に力を入れているため、全体的な価格は高めです。

なよ

かっこいいデザインのバレルが欲しいなら要チェックです!

→ターゲットのバレルを見る

オススメメーカー② トリニダード

ダーツメーカートリニダードの紹介

トリニダードは日本のダーツメーカーです。

ダーツショップTiTOと同じ系列であり、トリニダードバレルを買う時は、TiTOで買うとお得です。

日本で活躍するダーツプロを多くスポンサードしており、プロモデルも豊富です。

トリニダードはプロモデルの優れた設計を安価なモデルに落とし込むのが上手い。

コスパよく本格的なバレルが欲しい人は要チェックです。

全体的なバレル価格は中間と言ったところ。

なよ

よく練られたバレル設計で、ハズレが少ない印象です。

→トリニダードのバレルを見る

おすすめメーカー③ エスフォー

ダーツメーカーエスフォーの紹介

エスフォーは日本のダーツメーカーです。

エスフォーはとにかくバレルの種類が豊富。

そして、尖った性能を一点集中させたバレルが特徴です。

異常に長い(or短い)バレルや、独特すぎる形状、ネタのようなバレルまで多種多様。

価格もリーズナブルなものが多いので、色々と揃えたくなります。

なよ

他のメーカーでは見られない独特なバレルが魅力的です。

→エスフォーのバレルを見る

おすすめメーカー④ ハローズ

ダーツメーカーハローズの紹介

ハローズは本場イギリスの老舗ダーツメーカーです。

50年以上の歴史があり、世界一有名なダーツメーカーと言っても良いでしょう。(設立は1973年!)

最先端の技術を取り入れながらも、古き良きダーツを作っているのが特徴。

全体的にデザインはシンプルなものが多いです。

初心者用バレル「アサシン」の印象が強すぎて、初心者ブランドと勘違いされるのがたまに傷。

価格はリーズナブルなものが多いです。

なよ

アサシン以外にも名作バレルが多いんですよ!

→ハローズのバレルを見る

おすすめメーカー⑤ DMC

ダーツメーカーDMCの紹介

DMCは日本の老舗ダーツブランドです。

日本初の国産ダーツブランドとして、ダーツ黎明期から存在しています。

ソフトダーツバレルの基礎を作ったと言っても過言ではないDMC。

他の日本ブランドにも多大な影響を与えました。

発売当時から、ほとんどデザインが変わっていない名作モデルも多いのがDMCの特徴。

昔からダーツをやっている方は、「DMCしか信じない!」と豪語する人も多いですね。

価格は国産なので、全体的にやや高めです。

なよ

長く同じダーツを使い続けたい人は、DMCがオススメです。

→DMCのバレルを見る

ダーツバレルのよくある質問

ダーツバレルのよくある質問に回答
バレルのメンテナンスはどうすれば良い?

ダーツを投げていると、バレルのカットの隙間に皮脂汚れが溜まります。

放置するとダーツのグリップ感が悪くなるどころか、サビなどにも繋がります。

  • 食器用洗剤
  • 専用のバレルクリーナー

これらで軽い汚れは落とすことができます。

専用のバレルクリーナーは1本持っておくと非常に重宝します。

→バレル専用のクリーナー

バレルの寿命は?

タングステンバレルは折れたりすることはないので半永久的に使えます。

ただし、使っているうちにカットが削れて、グリップ感覚が変わります。

特に鋭いカットは消耗が早いです。

毎日ペースで投げている人ならば1年程度でカットの劣化を感じるでしょう。

ハードダーツバレルとの違いは?

今回の記事ではオススメのソフトダーツバレルのみを紹介しました。

しかし、ハードダーツには専用のハードダーツ用バレルが存在します。

ハードダーツバレルは先端に金属のポイントが付いているのが特徴です。

最近は日本でもハードダーツが流行ってきているので、選択肢はどんどん増えています。

ソフトダーツバレルをハードダーツでも使えるようにする「コンバージョンポイント」は一つ持っておくと便利です。

→おすすめコンバージョンポイント解説

フライトとシャフトの選び方は?

フライトとシャフトを組み合わせてカスタマイズすることを「セッティング」と言います。

結論、セッティングは自分で何パターンも試して、自分にとってのベストを探すしかありません。

しかし、基本的な考え方やセオリーはあるので、興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

→ダーツのセッティングを極める!基本的な考え方解説

まとめ:ダーツのおすすめバレル

おすすめダーツバレルのまとめ解説

今回はダーツプロが教える「ガチで使える実戦向きなバレル」を紹介しました。

ダーツプレイの根本を支えるパーツだからこそ、しっかりと選びたいですね。

また、ダーツバレルは1発目で自分のベストを見つけるのは困難です。

バレルをお持ちでない人は、一刻も早くマイダーツを買って練習を開始しましょう!

投げているうちに自分の好みやプレイスタイルが見えてきますよ。

最後に、今回紹介したベストバイバレルをおさらいします。

ゼウス4

ダーツのおすすめバレルゼウス4

トルピード派にはコレ!

フェニックス

ダーツのおすすめバレルフェニックス

ストレート派にはコレ!

なよ

最後までお読みいただきありがとうございました!

バレル以外のダーツパーツを解説した記事も書いています。

オンラインショップでは、まとめて購入した方が送料も無料になり、ポイントもつくのでお得です。

興味があれば、こちらもご覧ください。

→マイダーツ用パーツを完全攻略

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