現役ダーツプロ&元ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、ウィンモーのハードダーツボード「ブレード6 デュアルコア」をレビューします。
ブレードシリーズと言えば、ハードボードのド本命!
PDCの公式ボードとしても認定され、ハードダーツ好きからは一目置かれた存在です。
結論から言うと、ここ数年の買い物の中でもトップクラスに良かった…!
では、さっそく行ってみましょう!

詳しいプロフィール
- ダーツ歴9年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 4スタンス理論コーチ級ライセンス所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
ブレード6は当ブログの「2025年おすすめダーツボード」にもノミネートされました。
その他の厳選ボードは、こちらからチェックしてみてください。
ブレード6デュアルコアのスペック
バレル名 | Blade6 Dual Core(ブレード6 デュアルコア) |
---|---|
サイズ | 直径45.0cm×厚さ3.8cm |
プレイングエリア | 13.2インチ |
重量 | 4.8kg |
メーカー | WINMAU(ウィンモー) |
販売価格(税込) | 16,500円 |
販売サイト | ダーツハイブ |
スペックとしては一般的なハードボードと変わりません。
値段は他社ボードと比べると少し高め。
最近は何でもコストが上がってますし円安なので、仕方ないかな〜と思っています。
ちなみに今回は、ダーツハイブにて購入しました。
店舗だと置いてないことも多いので、通販の方が安心です。(重いですし)
ブレード6 デュアルコアのレビュー

早速ですが、ブレード6デュアルコアに登場していただきましょう。
箱を見ただけでも、このワクワク感は異常です。
そして何よりも「PDC」のロゴマーク!
このロゴが入っているだけで優越感がありますね。

そして開封。やっぱりカッコいい!!
「WINMAU」と「BLADE6」のロゴが最高にカッコいいんです…。
最近は先進的なデザインも増えてきましたが、個人的にはクラシックなボードの方が好みです。
非常に厳格に作られており、チープ感は微塵もありません。
ナンバーリングは、昔ながらのワイヤータイプですが、白く塗装されていて視認性が良いですね。

白いワイヤーが良いアクセントになっていて、すごく好き…。
クラシックながらも、無骨すぎないデザインに仕上がっていて、部屋に置いていてもオシャレです。
ブレード6の付属品


付属品は4つ。
- 説明書
- アレンジカード
- 固定金具
- ローターロック
ウィンモーとPDCがコラボしたアレンジカードが付属していました。地味に嬉しい。
ハードボード設置で定番の金具も付いていました。
ブレード6を早速設置だ!


早速ブレード6を設置します。
設置用の金具は付属していますが、日本ではブラケットを利用するのが一般的でしょう。
僕も、ダイナスティーのブラケットで設置します。
センターにはあらかじめ穴が開いているので、場所合わせは簡単でした。
あとはゴリゴリとネジで穴を開けてブラケットを固定します。
先端の尖ったネジであれば、手回しでも十分に穴が開きますよ。
ローターロックが便利


ブレード6には、ローターロックというシステムがあります。
ボードの裏に高さ可変の足をつけることで、設置の安定感を上げることができます。
驚いたのが、ローターロック用のネジ穴が最初から開いていたことです。
しかも、金属のネジ穴まで用意されていて、さすがは高級ボードだなぁと感心しました。
ダーツスタンドにブレード6を設置


準備ができたので、ブレード6を設置します。
今回は、2×4材で自作したダーツスタンドに設置してみました。
→2×4材でダーツスタンドを自作した話
どうでしょうか?クラシックなダーツボードなので、木材とも合いますね!
個人的には、ビジュアルが好きすぎて終始テンションが上がりっぱなしでした。
実際にブレード6を投げ込んだ結果…


1週間ほどブレード6を投げ込みました。
僕はソフトダーツ用のブル練習と、ダブルアウトルールでの501が日課です。
使用感は超良好です。良かった点は2つあります。
音が良すぎる
まず、ブレード6は音が良いです。
以前に使っていたダイナスティーのハードボードよりも、ソフトな音です。
→ダイナスティーのハードボードのレビュー記事
ダイナスティーのボードは裏の木の面に当たるような「少し硬い音」がありました。
一方でブレード6は、底打ち音が全然ありません。
トン・トン・トンと非常に上品な音で不快感がゼロ。
シンプルに静かなので、騒音を気にする方にもオススメのボードだと言えます。
バウンス率が圧倒的に低い
使ってみて驚いたのは、ダーツのバウンス率の低さです。
驚くなかれ。
1週間、毎日30分程度投げていたのに、いまだにダーツが弾かれたことはありません。
新品であることも考慮しても、この結果は驚異的。
偶然かと思いましたが、調べてみるとブレード6の工夫の賜物であることが分かりました。
特許出願中の2層構造


ブレード6デュアルコアは、特許出願中の2層構造を採用しています。
ボードの内側と外側でサイザル麻の圧縮率を変えて2層にしています。
内側では圧縮率を高め、外側では圧縮率を下げています。
こうすることで、ダーツが刺さり始めのバウンス率を下げ、さらに刺さり終わりで保持力を高めることができます。
メチャクチャよく考えられていますね…!
ナイフエッジにも工夫あり


ブレード6シリーズは、ナイフエッジ(スコアの金属の仕切り)にも工夫があります。
- 極細ワイヤー
- 25%薄いブルズアイワイヤー
- 60度角のブレードワイヤー
これらの細かい工夫が、バウンス率の低下につながっているのでしょう。
特に極細ワイヤーは、肉眼で見ても分かるレベルに薄いです。
さすが世界一級品のハードボードだなぁと感心してしまいました。
ブレード6の総評は?
最後に、ブレード6デュアルコアの総評をまとめます。
個人的にはブレード6はマジで買って良かったです。
16,000円と、ハードボードの中では高額なので、正直迷いはありました。
ただ、価格以上の満足感を得ることができました。
ビジュアル、使用感、そしてPDC公認のダーツボードであるという安心感…。



16,000円の価値は間違いなくあります!
ブレード6のコストを考える
実は、ハードダーツボードってめちゃくちゃ長持ちするんですよ。
以前はダイナスティーのエンブレムキングを愛用していましたが、購入は2018年。
おいおい、7年前じゃねーか。
しかも、使おうと思えば、まだエンブレムキングは使えるんですよね。
仮にブレード6も7年使うとしたら、年間2,300円の使用料。実質タダみたいなもんです(暴論)
と言うことで、迷っている方がいたら間違いなく「買い」です!



最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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