クリケットカウントアップ解説｜ルール・レーティングからの目標点数

現役ダーツプロ＆ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事では、ダーツゲームの1つ「クリケットカウントアップ（通称：クリカン）」について解説します。

これらの疑問に答えます。

クリケットカウントアップは、ダーツの練習ゲームの中でも有名で人気の高いゲームです。

クリケットの練習として使うことができ、難易度も高いので上級者同士で対戦でも使われます。

本記事では、ダーツ初心者に向けてクリケットカウントアップのの基本的なルールをわかりやすく解説。

自分の目指すべき目標点数も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【30秒でわかる】クリケットカウントアップ（クリカン）とは？

ゲーム名	クリケットカウントアップ（クリカン）
勝利条件	最終的に点数が一番高い
プレイ人数	1〜4人（ダブルス可）
ラウンド数	8ラウンド
ブルの点数	セパレートブル（ブルの中心50点、外側のブル25点）
難易度（Max5）

クリケットカウントアップは、クリケットナンバーを使ったカウントアップです。

略して「クリカン」と言われることの多いゲームです。

最終的な合計点数が一番高いプレーヤーが勝利するシンプルなルール。

練習用のゲームであり、大会などで採用されることはありません。

クリケットカウントアップの特徴は以下の3つ。

狙う順番が決まっている

クリケットカウントアップは、クリケットナンバーをラウンドごとに順番に狙います。

狙う順番は以下の通り。

順に小さくなっていき、最後にブルと全クリケットナンバーを狙うラウンドがあります。

合計8ラウンドで、3本×8ラウンド＝合計24本のダーツを投げます。

最後の全クリケットナンバーは、高得点を目指すために20を狙うことが多いですね。

初心者の目標は300点

ダーツ初心者の目標点数は、300点がちょうど良いです。

クリケットカウントアップの300点は、通常のカウントアップの500点とほぼ同じ難易度です。

そのため、クリケットカウントアップで安定して300点以上出せれば、Bフライト以上の実力があります。

最初は300点を目指し、慣れてきたら平均300点を目指して練習してみましょう。

プロ試験の課題の一つ

クリケットカウントアップは、ダーツのプロ試験の課題の一つになっています。

プロ団体ジャパンでは、クリケットカウントアップの平均マーク数5.1を2回出すのが課題です。

難易度が高い試験と言えます。

ちなみに、プロ試験について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

→ダーツのプロになるためには？プロ試験の内容

クリケットカウントアップの目標点数

クリケットカウントアップの目標点数を計算しました。

レーティングの平均スタッツをもとに、目標点数を計算したものを記載しました。

下のタブでダーツライブとフェニックスを切り替えることができます。

自分のレーティングがわからない人は、こちらの記事をご覧ください。

→ダーツのレーティング完全攻略記事

目標点数は意外と簡単？

クリケットカウントアップの目標点数を確認すると、意外と簡単に感じる人もいるのではないでしょうか。

ダーツライブの最高レーティングの18ですら、クリケットカウントアップの点数は712点です。

確かに700点を出すのは難しいですが、ゼロワンの難しさと比較するとまだ現実味があります。

ちなみに上限いっぱいに解放されているフェニックスのレーティングでは、最高900点が必要です。

900点は、流石の難しさです…。

クリケットカウントアップ1000点の難しさ

クリケットカウントアップでも1000点を夢見ている人も多いです。

クリケットカウントアップで1000点越えは、本当に難しいと感じています。

カウントアップで1000点を何度も出したことがある僕も、クリケットカウントアップの最高点は837点です。

実際にクリケットカウントアップで1000点を超えている人は、トップクラスの実力者でしょう。

クリケットカウントアップ1000点の条件

クリケットカウントアップで1000点を出すためには、平均7マーク程度が必要になります。

インブルを3連続で決めたとしても、6.8マークが必要という計算に。

具体的に1000点を出すための条件は以下の通り。

この条件で、ぴったり1000点が達成できます。

達成できればトッププロクラスの実力が身についていると言えるでしょう。

クリケットカウントアップのよくある質問

クリケットカウントアップの最高得点は？

最高得点は1275点です。

全てトリプルに入れて、ブルはインナーブルに入れれば達成することができます。

もちろん、難易度は非常に高く、人間が本当にできるのか謎です。

クリケットカウントアップのブルの点数は？

クリケットカウントアップは「セパレートブル」が採用されています。

セパレートブルとは、アウターブル25点、インナーブル50点とするルールです。

セパレートブルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

→ダーツのセパレートブルを徹底解説

まとめ：ダーツのクリケットカウントアップ

以上、今回はダーツの「クリケットカウントアップ」を解説しました。

クリケットカウントアップは、クリケットの練習として使うことができます。

自分の苦手なナンバーの把握や、次々とターゲットを切り替える練習をしたい人にオススメです。

最後に今回の内容をまとめますね。

このブログでは、クリケットカウントアップ以外のダーツゲームを解説した記事も用意しています。

興味があれば、こちらも合わせてご覧ください。

→ダーツゲームを種類別に完全攻略