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ダーツのTON80(トンパチ)とは?意味と難易度を深掘り解説!

ダーツのTON80の解説

現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事では、ダーツの「TON80(トンエイティ)」について解説します。

TON80とは?

TON80の難易度・確率は?

TON80を出すコツを教えて!

これらの疑問に答えます。

TON80を一言で言うなら、「1ラウンド中にT20に3回連続で入れること」です。

決めれば180点というダーツ最高得点なので、ゲームの流れを大きく変えることができるでしょう。

本記事はTON80を100回以上出したことがある筆者が解説しました。

ぜひ参考にしてください。

この記事の著者
真なよダーツ。管理人「なよ」

ダーツブロガー

なよ@nayokaeru

nayo

詳しいプロフィール
  • ダーツ歴6年
  • ダーツバー勤務2年
  • ダーツプロライセンス所有
  • ダーツライブマイスター所有
  • 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人

→なよの詳しいプロフィール

目次

【30秒でわかる】ダーツのTON80(トンパチ)とは?

ダーツのTON80のダーツライブ画面

ダーツのTON80(トンエイティ)とは、1ラウンドでT20に3回入れることです。

日本では、トンハチジュウを言いやすいように短縮して、「トンパチ」と呼ぶ人が多いです。

さらに略して、「トンパ」と呼ぶ人もいますね。

なよ

TON80が決まったら、「ナイストンパチ!」「ナイストンパ!」と掛け声をかけてあげましょう!

TON80の点数は180点!

TON80は、T20×3連続なので、点数は180点。

これは、ダーツの最高得点です。

決まれば、一発逆転が狙えるアワードと言えます。

プロの試合ではよく見られる

TON80はダーツプロ同士の試合では、よく見ることができます。

特に、ブルの点数が25点と50点で分かれるセパレートブルではT20が積極的に狙われます。

→セパレートブルについての詳細

そのため、レベルの高い試合では、1試合に何度もTON80を見ることができるでしょう。

クリケットの先攻でもT20を狙うので、TON80は意外と狙う機会が多いアワードです。

なよ

ゼロワンで相手との点差が大きく開いてしまった時も、TON80でワンチャンを狙うこともあるね!

TON80の名前の由来

TON80の名前の由来は、樽を意味するフランス語の「トン」から来ていると言われています。(諸説あり)

樽の計量などの意味から、次第に「100」という意味を持つようになったのだとか。

そのため、本場イギリスのハードダーツでは、100点を「トン」と呼びます。

つまり、TON80は100点(トン)+80点で180点というわけ。

似たアワードの「ロートン」はLOW(低い)100点という意味になります。

→ロートンの詳しい解説記事はこちら

TON80の難易度|どれくらい凄いの?

ダーツのTON

TON80は最高クラスの難易度のアワードです。

狭いT20に3本連続でダーツを入れる必要があるので、ハットトリックよりも難易度は格段に上。

100%ブルに入るブル達人でも、TON80を出す確率は0.005%という計算になりました。

→詳しくはスリーインアベッドの確率を参照

アワードの中でトップクラスの難易度であることは間違いありません。

高い位置のターゲットが難しい

TON80はT20を狙わなくてはならないので、ダーツボードの上部を狙うのが苦手な人は苦労します。

T20の中心の高さは184cm程度です。

ターゲットが高い位置にあるほど、飛距離が長くなるので難しくなります。

このような点からも、TON80は難しいアワードと言えるでしょう。

TON80を出すコツ

ダーツのTON80を出すコツ

TON80に限らず、ダーツのアワードを出すには「練習」が前提です。

ただ、知っておくとTON80が出しやすくなるコツもありますので紹介します。

コツ1. ハットトリックを練習する

TON80よりも簡単なハットトリックを、ある程度出せるようなレベルになることは必須です。

ハットトリックを1日最低1回は出せるくらい練習するのがオススメです。

ハットトリックを出すイメージのまま縦方向に狙いをズラしてT20を狙うと良いでしょう。

コツ2. 細いマイダーツを使う

TON80を狙うためには細いマイダーツを使うのが良いでしょう。

狭いトリプルを狙わなくてはならないので、太くて軽いハウスダーツではかなり苦労します。

まだお持ちでない方は、これを機に準備するのがオススメです。

→マイダーツの選び方完全攻略

コツ3. T20の下ワイヤーを狙う

ダーツの神様「フィルテイラー」は、1投目と2投目でT20の中の下部を狙います

そして3投目は、1投目と2投目の上に乗せるように投げます。

これは、ハードダーツで言う「スタッキング」という技術ですが、ソフトダーツでも使えます。

1、2投目をトリプルの下に入れることで、3投目が弾かれるのを防ぐことができます。

また、ターゲットを見やすくする効果もあります。

なよ

上級者向けの戦略ですが、知っておくとTON80が狙いやすくなります。

まとめ:ダーツのTON80(トンパチ)

ダーツのTON80まとめ解説

以上、今回はダーツのTON80について解説しました。

ダーツ最高得点のアワードであり、難易度はトップクラス!

試合を大きく動かすだけの力を持っているので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

最後に今回の内容をまとめます。

ダーツのTON80まとめ
  • 1ラウンドでT20に3本入れるとTON80になる
  • 「トンパチ」「トンパ」と呼ばれることが多い
  • ハットトリック以上の高難易度
なよ

最後までお読みいただきありがとうございました!

このブログでは、TON80以外のアワードも徹底解説しています。

興味があれば、ぜひご覧ください。

→すべてのダーツアワードを完全攻略

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