・ダーツライブ200sについて詳しく知りたい!
・200sが向いている人は?
・ダーツライブホームとどちらがオススメ?
こんなお悩みを解決します。
家庭用ダーツボードとして有名な「ダーツライブ200s」の2023年の最新情報について解説します。
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
また、僕はダーツライブ200sを実際に購入して、現在も所有している一人のユーザーです。
実際に使っているからこそ分かる、リアルなレビューを書きました。
【30秒でわかる】ダーツライブ200sとは?
ダーツライブ200sの詳細スペック
規格 | 15.5インチ(ソフトボード公式サイズ) |
サイズ | W570.6mm × H530.0mm × D41.5mm |
重さ | 3.68kg |
素材 | プラスチック |
電源 | micro USBまたは単三電池3本 |
定価 | 27,280円(税込) |
ブランド | ダーツライブ |
オンライン対戦機能 | 有り |
ダーツライブ200sの評価
-
- 総合評価
- 4
-
- デザイン性
- 5
-
- 静音性
- 2
-
- コスパ
- 4
-
- 機能性
- 5
ダーツライブ200sの大きな特徴は以下の3つです。
- ダーツライブの家庭用ダーツボード第二弾
- ダーツライブ2の移植版
- 現在は廃盤で後継機はダーツライブホーム
それぞれサクッと解説します。
①ダーツライブの家庭用ダーツボード第二弾
ダーツライブ200sは、ダーツマシンメーカーとして有名なダーツライブの家庭用ダーツボードです。
従来機種のダーツライブ100sから大幅なアップデートがあり、スマホと接続ができるようになりました。
オンライン対戦にも対応し、家でもお店クオリティの練習ができます。
②ダーツライブ2の移植版
ダーツライブ200sは、名作ダーツ筐体「ダーツライブ2」の移植版アプリを使うことができます。
アプリの画面、音、操作感もダーツライブ2そのまま。
ダーツライブ2は、いまだに根強い人気がある現役マシーンです。
ダーツライブ2が好きな人には大満足の出来です!
③現在は廃盤|後継機はダーツライブホーム
ダーツライブ200sは6年以上ベストセラーとして君臨していましたが、現在は廃盤です。
今後は後継機種のダーツライブホームを購入することになります。
ちなみに、ダーツライブ200sは廃盤になりましたが、普通に使うことができます。
ダーツライブホームと同じアプリを繋げることができるので、まだまだ愛用者が多いようです。
ダーツライブ200sの強み・メリット
ダーツライブ200sを使ってみて感じた強み・メリットは以下の5点です。
- 2つのアプリが使える
- 200sだけのゲームで遊べる
- 洗練されたデザイン
- セグメントが優秀
- セグメント交換ができる
それぞれ詳しく解説します。
強み① 2つのアプリが使える
ダーツライブ200sは以下の2つのアプリに対応しています。
- ダーツライブホームアプリ(新アプリ)
- ダーツライブ200sアプリ(旧アプリ)
2つのアプリで出来ることが違うので、どちらのアプリもインストールするのがベスト。
それぞれのアプリを簡単に解説します。
ダーツライブホームアプリ(新アプリ)とは?
ダーツライブホームアプリは2020年12月にリリースされた「新アプリ」です。
ダーツライブ3を移植したアプリで、画面や音、操作感はダーツライブ3にそっくり。
新アプリの1番の強みはオンライン対戦ができることです。
新アプリはダーツライブホームの記事で詳しく解説しているので、興味があればご覧ください。
ダーツライブ200sアプリ(旧アプリ)とは?
ダーツライブ200sアプリに収録されているゲーム
- ゼロワン(301、501、701、901、1101、1501)
- クリケット(スタンダードクリケット、カットスロートクリケット)
- プラクティス(カウントアップ、クリケットカウントアップ、イーグルズアイ、ハーフイット、シュートアウト)
- チャレンジ(オリジナルゲーム)
- ロボライバル(コンピュター対戦)
- マッチ(3レグ、5レグ、7レグ)
ダーツライブ200sが発売されると同時にリリースされたアプリです。
この記事では旧アプリと呼ばせてもらいます。
旧アプリはダーツライブ2の移植版で、ダーツライブ2と同じ感覚でダーツが楽しめます。
このアプリは後継機種ダーツライブホームでは使うことができません。
旧アプリを使えるのはダーツライブ200sの強みだね!
強み② ダーツライブ200sだけのゲームで遊べる
ダーツライブ200sは旧アプリが使えるので、遊べるゲームの幅が広いです。
実は、イーグルアイだけはダーツライブホームでは遊ぶことはできません。
ダーツライブ200sだけの特権ですね。
幻のゲーム「チャレンジ」を収録
旧アプリだけのオリジナルゲーム「チャレンジ」も収録されています。
チャレンジはダーツライブ2でもダーツライブ3でも遊べない幻のゲーム。
自分でターゲットとノルマを指定して、ノルマ達成まで終わらない練習用ゲームです。
最高300ラウンドまで続く、地獄のゲームに仕上がっています。
・T20→T19→T18でホワイトホース練習
・ブル100本ノック
などオリジナルの練習メニューが作れます!
強み③ 洗練されたデザイン
- 全体的なカラーリング
- 細かいパーツの作り込み
- 薄くてスマートな本体
ダーツライブ200sのデザインは洗練されていて、リリースから長く経つのに古臭さを感じません。
また、搭載された2つの物理ボタンは神です。
旧アプリはボタン操作ができ、スマホの小さな画面でも快適にダーツができます。
強み④ セグメントが優秀
ダーツライブ200sのセグメント(盤面)は刺さりやすさ、抜きやすさともに非常に優秀です。
しっかり刺さり、力を込めなくてもダーツを抜くことができます。
様々なチップを使いましたが、相性が悪いものはありませんでした。
セグメントの反応も優秀で、ダーツが弾かれたとしても、きちんと反応を拾ってくれてストレスフリー。
ブルとインブルの区別もしっかりできていました。
お店のダーツマシーンと遜色のない反応の良さです!
強み⑤ セグメント交換ができる
ダーツライブ200sはセグメント(盤面のパーツ)の交換に対応しています。
ダーツボードは使っているうちに、セグメントが割れたり傷んだりします。
200sのセグメントは丈夫に作られていますが、2〜3年投げるとボロボロになると思います。
セグメントだけの交換に対応していると、ダーツボードを丸ごと買い替える必要はありません。
ダーツハイブのセグメント交換サービス
ダーツショップ「ダーツハイブ」経由でメーカー修理を依頼することができます。
依頼するとダーツハイブから梱包材が届くので、お手元の200sを入れて発送するだけ。
交換費用は17490円で、セグメントが全て交換されるので新品のような状態で戻ってきます。
楽にセグメントを交換したい人や、大量のセグメントを交換したい人は交換サービスを検討!
自分でセグメントを交換する
200sのセグメントは単品で買うことができるので、自信がある人は自分で交換することもできます。
200sとダーツライブホームのセグメントは同じなので、今後も長く交換し続けることができるでしょう。
自分で交換すれば1パーツあたり300円程度で安上がり。
ただし、自分で一度分解すると、公式のセグメント交換サービスは利用できなくなる点は注意が必要です。
故障のリスクもあるので、電子機器の分解が得意な人が自己責任でお願いします!
ダーツライブ200sの弱点・デメリット
ダーツライブ200sの弱点は「音がうるさい」ことです。
200sの音と、少しでも音を抑える方法を解説します。
200sは音がうるさい
ダーツライブ200sの1番の弱点はダーツが刺さった音がうるさいこと。
残念ながら、200sは集合住宅で投げるには躊躇するレベルの音の大きさです。
僕はダーツライブ200sで安心して投げられる人は、一軒家または鉄筋コンクリートマンション(RC構造)だと思っています。
時間帯を選べば、苦情はなさそうだけど…。
ちょっと怖い…。
ダーツライブホームで音は改善された?
後継機種であるダーツライブホームも、200sと同じ静音性のレベルです。
実際に、静音性を上げて欲しかったという声も多く上がっていました。
そのため、静音目的でダーツライブホームに買い替えるのはオススメしません。
ダーツライブ200sの音を抑える方法
ダーツライブ200sの音を抑える方法を紹介します。
具体的には以下の3つが有効です。
- 安定感のあるダーツスタンドを使う
- 軽いマイダーツを使う
- 200sを改造する
それぞれ詳しく解説します。
安定感のあるダーツスタンドを使う
ダーツスタンドを使うと、ダーツボードを壁から離せるので静音効果があります。
静音性を上げたいなら、ダーツライブ200sと相性の良いスタンドを検討することが大切です。
同メーカーのダーツライブが販売しているポールスタンドが相性最強でした。
グラつきもなく、静音性能も期待できます。
軽いマイダーツを使う
軽いマイダーツも音を抑える効果があります。
18g〜20g以上のダーツを使っている人も多いのではないでしょうか。
ダーツライブ200sが発売された頃は、高重量ダーツは想定されていませんでした。
20g以上のダーツを使うと、バシン!と大きな音が発生します。
発売当初想定されていた16g前後のダーツを使うと、静かになることを実感できます。
ステンレスバレルも候補に
音を極力抑えたい人はステンレスバレルがオススメです。
ステンレスはタングステンの半分以下の比重を持つ軽量素材。
ステンレスバレルで投げると、一般的なバレルよりも刺さる音が半分以下になる実感があります。
また、軽いダーツを投げるのは腕の力を抜く練習にもなるので、オススメの方法です。
ステンレスバレルは安いので、1セット持っておくと役立ちます!
ダーツライブ200sを改造する
200sを改造して静音性をアップさせる方法もあります。
具体的には200sを分解して、セグメント裏にスポンジやパテなどの音を吸収する素材を入れます。
ただし、分解するため、公式のサポートを受けられなくなり、故障の危険性もあるので自己責任でお願いします。
以上が、ダーツライブ200sの弱点である「音」を抑える方法の紹介でした。
さらにダーツボードの音を抑える方法を知りたい人向けに別記事も用意しています。
興味がある人はチェックして見てください。
2023年にダーツライブ200sを買うべき人
正直、2023年にダーツライブ200sをわざわざ買うメリットはありません。
そもそも200sは廃盤なので、アマゾンなどではプレミア価格で買うことになるでしょう。
よほどのこだわりがない限りはダーツライブホームを買えばOKです。
とにかくダーツライブ2が好き!というコアなファン以外はダーツライブホームを買いましょう!
ダーツライブ200sがどうしても欲しい方はこちら!
ダーツライブ200sのよくある質問
最後にダーツライブ200sのよくある質問についてまとめます。
- 200sの給電方法は?
-
乾電池(単三電池×3本)、USB給電(マイクロUSB)の2種類です。
部屋にコンセントがなかったり、遠かったりする場合は乾電池が使えるので便利。
屋外で使うこともできますよ。
なよ僕は配線が煩わしいので、電池をよく使っています。
- 200sに対応するブラケットは?
-
200sはブラケットを使うことができません。
専用の4つのネジ穴で固定することになります。
純正のポールスタンドは特殊な工具も不要で、設置ができるのでオススメです。
- ダーツライブ200sにオススメのタブレットは?
無難にiPadがオススメです。
クリケットは10インチ以上の画面があると快適にダーツができます。
アンドロイドタブレットで価格を抑えることもできますが、スペックには要注意。
スペックが低すぎると、カクついたり、アプリが落ちてしまう可能性があります。
- 点数がずれる・点数が違う不具合がある
-
機器認証に問題があるかもしれません。
久々にダーツライブ200sに接続したり、旧アプリと新アプリの切り替え時に、点数がズレることがあります。
機器認証の手順は以下の2ステップで、10秒で終わります。
- アプリのホーム画面で、チェンジボタンとスタートボタンを長押し
- 画面に表示された数字のセグメントを順番に押す
故障した!とびっくりしないためにも頭の片隅に置いておきましょう。
まとめ:ダーツライブ200s
今回は、電子ダーツボードのベストセラー「ダーツライブ200s」を紹介しました。
家投げユーザーを支えてきた200sを忘れないためにも、しっかりとまとめ直してみました。
現在は廃盤なので、これから家庭用ダーツボードを買いたい人は「ダーツライブホーム」を検討してみてくださいね。
最後にダーツライブ200sについて簡単にまとめます。
- ダーツライブ2が移植された家庭用ボード
- 6年以上のベストセラーで、現在は廃盤
- 現在も使うことができオンライン対戦にも対応
- これから買う人はダーツライブホームを検討
あなたに合ったダーツボードは?
家庭用ダーツボードはダーツライブホームの他にも色々と種類があります。
必ずあなたに合ったダーツボードがあるので安心してくださいね。
自分に合ったダーツボードが分からない。
そんな人向けに、家庭用ダーツボードを徹底比較した記事も用意しています。
興味があれば読んでみてください。