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ダーツ距離・高さを図解で解説|やっていたらヤバい間違った測り方

家ダーツの距離を徹底解説

現役ダーツプロ&ダーツバー店員の「なよ」です。

本記事ではダーツの距離、高さ、設置スペースについて解説します。

・ダーツの距離・高さは何メートル?

・家にダーツができるスペースはあるかな?

・距離を測るときに注意するポイントを教えて!

こんなお悩みを解決します。

家ダーツするときに必ずチェックしなければならないのが距離です。

正しい距離を知らないと、せっかく買ったダーツボードが設置できない可能性も…

本記事では家投げをこれから始める人のために、ダーツ距離の極意をお伝えします。

図解を使いながら直感的に分かるように解説しました。

この記事の著者
真なよダーツ。管理人「なよ」

ダーツブロガー

なよ@nayokaeru

nayo

詳しいプロフィール
  • 家投げ歴6年
  • ダーツバー勤務2年
  • ダーツプロライセンス所有
  • ダーツライブマイスター所有
  • 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人

→なよの詳しいプロフィール

この記事は家投げ歴6年の現役ダーツプロが解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

【10秒でわかる】ソフトダーツ・ハードダーツの距離

ハードダーツとソフトダーツの距離の図解
距離ソフトダーツハードダーツ
ブルから床173cm173cm
ボード下からスローライン244cm237cm
ブルからスローライン299cm293cm
距離ソフトダーツハードダーツ
ブルから床173cm173cm
ボード下からスローライン244cm237cm
ブルからスローライン299cm293cm

ダーツの公式で定められた距離を表にまとめました。

ソフトダーツとハードダーツで距離が若干違う点に注意しましょう。

ここからは、ダーツ距離の知識を深掘りします。

ダーツボードの高さは173cm

ダーツボードの高さは173cm。

床からブルの中心までの距離のことで、ソフトダーツとハードダーツ共通です。

日本人男性の平均身長171cmと同じくらいの高さですね。

設置に必要な天井の高さは210cm以上

家ダーツに必要な天井の高さを解説

家にダーツボードを設置するには、210cm以上の天井の高さが必要です。

床からダーツボードの最上部までの長さは約200cmあります。

ダーツが山なりに飛ぶことを考慮すると、天井までの高さは210cmは最低限必要でしょう。

なよ

250cm以上の高さがあれば、圧迫感もなく快適にダーツができます。

ダーツボードを靴の厚み分下げる

家ダーツは靴の厚み分ダーツボードを下げるのもあり

家投げは、靴の厚さを考慮するのもオススメです。

家では裸足でダーツを投げる人も、外では靴を履くので身長が高くなります。

靴の厚みも含めて、少しだけダーツボードを低く設置するのもアリです。

なよ

家投げ用に靴を用意するのも良いね!

→参照:家投げダーツ用の靴について解説

ダーツボード下からスローラインの距離

ダーツの水平距離
  • ソフトダーツの距離:244cm
  • ハードダーツの距離:237cm

ダーツボードまでの距離はソフトダーツとハードダーツで異なります。

ちなみに、公式ルールの許容誤差はプラスマイナス1.5cmです。

ダーツボードの厚みに注意!

ダーツボードの厚みを設置時に考慮する
ダーツボードは3cm〜7cmほど厚みがあります

ダーツの距離は、ダーツボード表面からの距離です。

ダーツボードの厚みを考慮して距離を測るようにしましょう。

なよ

壁からの距離ではないので注意!

ブルからスローラインの距離

  • ソフトダーツの直線距離:299cm
  • ハードダーツの直線距離:293cm

ブルの中心からスローラインまで直線で距離を測る方法もあります。

ダーツボードとスローラインの間に、障害物があっても測りやすいのがメリット。

また、ダーツボードの真正面を正確に把握できるも良いですね。

なよ

ダーツ業者はこちらの方法で測ることが多いです。

直線距離を測るには専用メジャーが便利

ブルからの直線距離で測るときは、専用のメジャーがあると便利です。

メジャーの穴をブル中心に固定できるので、一人でも正確な計測ができます。

快適にダーツを投げるための距離は?

ダーツを投げるスペース

ダーツボードからスローラインまでの距離の他にも、快適に投げるスペースも確保する必要があります。

320cm×70cmのスペースが家投げの理想です。

ダーツのスペース確保は意外と難しい

320cm×70cmの確保は意外と難しいです。

ワンルームマンションで一般的な6畳の間取りではギリギリなことも。

部屋の長さが足りない!

と思った方も諦めるにはまだ早いです。

設置を工夫すればダーツが置ける可能性があります。

部屋の斜めにダーツボードを設置する

斜めに置けば4.5畳でもダーツができる

部屋の斜めに設置すると、普通よりも約1.4倍の距離が生まれます。

計算上、4.5畳の部屋でもダーツが設置できます。

部屋のスペースを目一杯使うことになりますが、覚えておくと便利です。

なよ

僕も6畳ワンルームに住んでいた時はこの方法を使いました。

斜め置きに適したスタンド

部屋の斜めにダーツを設置するにはダーツスタンドが必要です。

2023年の現在手に入る斜め置きに適したスタンドは、ダーツライブのポールスタンド

突っ張り棒タイプで省スペース設計なので、部屋の斜め置きにも対応できます。

ギリギリまで部屋の角に設置できるので、距離の確保に困っている人にオススメです。

→ダーツライブポールスタンドの詳しいレビュー

正しいダーツの距離を測る方法

ダーツの正確な距離と高さを測る方法

正確に距離を測り、最強のダーツ環境を作る方法についても解説します。

ダーツは1cm、1mmが命取りになるスポーツです。

変な癖をつけないためにも、しっかりと計測を行いましょう。

正確な距離を計るための道具

  • 300cm以上ある硬いメジャー
  • 剥がしやすいテープ(マスキングテープ、養生テープ)

正確に距離を測るためには、ヨレたりしない硬いメジャーを使うのが望ましいです。

メジャーは300cm以上あると安心ですね。

一人で計測を行う際には、壁や床にマークをつけながら行うと正確な距離が分かります。

剥がしやすいテープを用意しておくと良いでしょう。

なよ

協力して2人で行えば、簡単に正確な距離が測れるよ!

スローラインに印をつける

スローラインが決まったら印をつけることも忘れずに。

マスキングテープや養生テープでスローラインを目立つようにしておきましょう。

専用のスローラインテープを購入するのもオススメです。

ダーツボードに対して正確な位置が分かるマークがついているので、練習効率が上がります。

→ダーツのスローラインの詳しい記事を書きました

ダーツの距離・高さのよくある質問

ダーツの距離のよくある質問

最後に、ダーツの距離に関するよくある質問に回答します。

ダーツの距離は店によって変わる?

ダーツの距離はルールとして定められているので、原則変わりません。

ただ、「なんかこの店は近いな、遠いな」と感じることもありますよね。

ダーツを抜く時にマシーンが動いて、少しずつ距離がズレることも。

天井の高さや店の奥行きによって、感覚的に距離感に違和感を感じることもあります。

ダーツライブとフェニックスで距離は変わる?

ダーツマシンが異なっても距離は一定で変わりません。

ただ、慣れていないマシーンで投げる時は遠く感じる人が多いようです。

ソフトダーツとハードダーツはなぜ距離が違うの?

ソフトダーツが開発された時は、ハードダーツと同じ237cmだったそうです。

しかし、ボードが大きく簡単だったので、距離を離して244cmに変更されました。

子供用のダーツの距離は?

子供用ダーツに厳格なルールはありません。

ただ、ダーツ団体「DOJO」では以下のように定められています。

競技ソフトダーツ
ブルから床の距離133cm
ボード下からの距離180cm

対象は小学2年生以下です。

出典:DOJO競技規定

車椅子用のダーツの距離は?

車椅子、椅子に座った状態でのチェアダーツの距離に厳格なルールはありません。

ただ、ダーツ団体「DOJO」で以下のように定められています。

競技ソフトダーツ
ブルから床の距離133cm
ボード下からの距離244cm

出典:DOJO競技規定

まとめ:正しい距離・高さで家ダーツを楽しもう!

ダーツ距離のまとめ解説

以上、ダーツの距離について詳しく解説しました。

家投げを考えている人は、正確に距離を測って完璧なダーツ空間を作りましょう!

最後に、今回の内容をまとめます。

  • ソフトダーツの距離は244cm
  • ハードダーツの距離は237cm
  • ダーツの高さはブル中心から床まで173cm
  • 快適にダーツを投げるには320cm×70cmのスペースが理想
なよ

最後までお読みいただきありがとうございました!

家投げにオススメのダーツボード

このブログでは、家投げにオススメのダーツボードも紹介しています。

予算や住宅環境に合わせて、自分にぴったりのダーツボードがわかる「10秒診断」も作りました。

家投げに興味がある人は読んでみてください。

→【保存版】家投げ用ダーツボード比較

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