現役ダーツプロ&元ダーツバー店員の「なよ」です。
本記事では、ダーツの投げ方の基本を解説します。
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ダーツの投げ方が分からない…
投げ方のコツを教えて!
ダーツが上手くなりたい!
これらのお悩みを解決します。
ダーツは一見すると、簡単そうに見えますよね。
しかし、実際に投げてみると「意外と難しい…」と感じる人も多いのではないでしょうか?
本記事では、ダーツの基本の投げ方の極意をお伝えします。
これだけ覚えておけば、すぐにスコアアップできる「投げ方のコツ」も伝授します。
![真なよダーツ。管理人「なよ」](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon.jpg)
![真なよダーツ。管理人「なよ」](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon.jpg)
詳しいプロフィール
- ダーツ歴6年
- ダーツバー勤務2年
- ダーツプロライセンス所有
- ダーツライブマイスター所有
- 最高月間15万アクセスのダーツブログ「なよダーツ。」管理人
当記事は、センスゼロから、ダーツプロになった筆者が解説しますので、参考にしてください。
なお、「もっとダーツが上手くなりたい!」「周りをびっくりさせたい!」という人向けに「Aフライト育成講座」も作りました。
興味があれば、こちらもチェックしてみてください。
【反則していない?】ダーツの投げ方の基本ルール
![ダーツの投げ方の基本ルール確認](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-basic-rule.jpg)
![ダーツの投げ方の基本ルール確認](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-basic-rule.jpg)
まずは、これだけは押さえておいて欲しい、ダーツの基本ルールを紹介します。
ダーツバーで働いている時に、勘違いしている人が多かったポイントです。
知らず知らずのうちに、反則プレイをしているかもしれませんよ…!
基本1. ダーツは3本で1セット
![ダーツは1セットで3本使う](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-1set.jpg)
![ダーツは1セットで3本使う](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-1set.jpg)
ダーツは3本で1セットです。
どんなゲームでも、3本のダーツを投げて、次の人に順番が移るのが基本のルールです。
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お店のダーツを使う時は、1人3本のダーツを手元に用意しましょう!
基本2. 利き手と同じ足を前に出す(野球投げはNG!)
![ダーツは利き手と同じ足を前に出すのがルール](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/dominant-hand-foot.jpg)
![ダーツは利き手と同じ足を前に出すのがルール](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/dominant-hand-foot.jpg)
ダーツでは、利き手と同じ足を前に出して投げます。
右利きだったら、右足を前に出して投げます。
普通のキャッチボールとは逆なので、注意しましょう。
利き手と逆の足を前に出して投げることは「野球投げ」と呼ばる反則です。
周りから白い目で見られて、お店から注意されることもあるので要注意です。
基本3. スローラインは踏んでOK
![ダーツのスローラインは踏んでも良い](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-point-throw-line.jpg)
![ダーツのスローラインは踏んでも良い](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-point-throw-line.jpg)
ダーツでは、投げる位置が決まっています。
投げる位置のことを「スローライン」と呼びます。
スローラインでよく使われるのが、画像のようなシールです。
このシールは踏んでOK。
はみ出さないように、ギリギリまで前に出て投げましょう!
一瞬でダーツが上手くなる!?投げ方のコツ
![超簡単にライバルと差をつけられるダーツの投げ方のコツ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-tips-easy.jpg)
![超簡単にライバルと差をつけられるダーツの投げ方のコツ](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-tips-easy.jpg)
ここからは、ダーツの投げ方について解説します。
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どんなダーツの握り方が良いの?
腕の振り方は?
立ち方は?
このような疑問がある人も多いですが、これらは二の次でOKです。
まずは、大・大・大前提の「投げ方のコツ」のお話をします。
これを実践するだけで、ライバルに大きな差をつけることができますよ!
ターゲットをしっかりと「見る」
![ダーツの投げる1番のコツはターゲットをよく見ること](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-watch.jpg)
![ダーツの投げる1番のコツはターゲットをよく見ること](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-watch.jpg)
結論、狙いたいターゲットを「見る」ことが1番のポイントです。
- スローラインに立つ前に、狙うターゲットをしっかりと見る
- ターゲットを見ながらスローラインに立つ
- ダーツを投げる
この流れが非常に大切です。
ターゲットをしっかりと目視することで、体がベストな投げる体勢を自動的に作ってくれます。
そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、意外とできていない人が多いです。
まずは、ターゲットを「見る」を徹底していきましょう!
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スローラインに立つ前から勝負は始まっています!
ダーツの投げ方をパーツ毎に解説
![ダーツの投げ方の6つのパーツを解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-throw-6parts.jpg)
![ダーツの投げ方の6つのパーツを解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-throw-6parts.jpg)
ここからは、ダーツの投げ方の一歩踏み込んだ知識を解説します。
ダーツの投げ方は以下の6つのパーツに分類することができます。
- スタンス
- グリップ
- セットアップ
- テイクバック
- リリース
- フォロースルー
それぞれのパーツを紹介します。
パーツ毎にワンポイントアドバイスも用意しました。
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コツを抑えて、脱ダーツ初心者!
スタンス(立ち方)
![ダーツのスタンスの3種類を解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/stance-3type.jpg)
![ダーツのスタンスの3種類を解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/stance-3type.jpg)
スタンスとは、ダーツの立ち方のことです。
立ち方は主に以下の3つがあり、スローラインに対して足の角度が違います。
- オープンスタンス
- スタンダードスタンス(ミドルスタンス)
- クローズスタンス(クローズドスタンス)
人によって適したスタンスは違います。
自分が一番安定してダーツが投げられるスタンスを選んでみてください。
スタンスのコツ「スタンダードスタンスから始める」
一番最初に試してもらいたいスタンスは「スタンダードスタンス」です。
スローラインに対して45度の角度で足を開きます。
スタンダードスタンスは、多くの人にとって、投げやすいと感じる立ち方です。
まずは、スタンダードスタンスをベースに、少しずつ足の角度を調整してみてくださいね!
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グリップ(握り方・持ち方)
![ダーツの持ち方であるグリップのポイント解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-girp-point.jpg)
![ダーツの持ち方であるグリップのポイント解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-girp-point.jpg)
グリップとは、ダーツの「持ち方」「握り方」です。
グリップは主に以下の3つがあります。
- 2フィンガーグリップ
- 3フィンガーグリップ
- 4フィンガーグリップ
それぞれ、ダーツを握る指の本数が由来です。
どのタイプでも強いダーツプロがいるので、優劣はありません。
基本の3フィンガーグリップの方法
![ダーツの3フィンガーグリップの作り方](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/3finger-1.jpg)
![ダーツの3フィンガーグリップの作り方](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/3finger-1.jpg)
![ダーツの3フィンガーグリップの完成](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/3finger-2.jpg)
![ダーツの3フィンガーグリップの完成](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/3finger-2.jpg)
最初はバランスの良い3フィンガーから始めるのがオススメです。
まずは、ダーツを人差し指と親指で挟みます。
あとはダーツがブレないように中指を自然に添えて完成です。
安定しない場合は、鉛筆持ちのように、中指をダーツの下に入れても良いでしょう。
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3フィンガーをベースに、指を増やしたり減らしたりしよう!
グリップのコツ「重心を持つ」
![ダーツグリップのコツは重心を持つことで、重心の確認方法](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-center-gravity.jpg)
![ダーツグリップのコツは重心を持つことで、重心の確認方法](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-center-gravity.jpg)
どんなグリップでも、人差し指と親指はダーツの重心を挟むように持つと安定します。
ダーツの重心とは、ダーツを指の上に乗せて、左右のバランスが取れたポイントです。
ダーツを投げる前に、重心を確認しておくとスムーズですよ。
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セットアップ(ダーツの構え・狙い方)
![ダーツの構えであるセットアップの解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/setup-darts.jpg)
![ダーツの構えであるセットアップの解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/setup-darts.jpg)
ダーツをターゲットに向かって構えて、狙うことを「セットアップ」と呼びます。
このタイミングで、ダーツの狙いを定めましょう。
セットアップのコツ「ターゲット・ダーツ・目線が一直線」
セットアップのコツは、狙うターゲットとダーツ、目線が一直線になるように構えることです。
真横から見て、一直線になっているか確認してみてください。
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動画撮影をしてみるのも効果的です。
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テイクバック(ダーツを引く動作)
![ダーツを引く動作であるテイクバックのポイント](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-takeback-point.jpg)
![ダーツを引く動作であるテイクバックのポイント](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-takeback-point.jpg)
構えたダーツを引く動作を「テイクバック」と呼びます。
投げるための予備動作ですね。
自然に腕が倒れるようにテイクバックするのが理想です。
テイクバックのコツ「ゆっくりと引く」
テイクバックのコツは、ゆっくりと引くことです。
自分がコントロールできる速度で、引くことを意識してみてください。
速すぎるテイクバックは、余計な反動がつき、ダーツが安定しません。
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/takeback-thumbnail-300x300.jpg)
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リリース(ダーツが手から離れる動作)
![ダーツが手から離れる動作であるリリースのポイント](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-release-point.jpg)
![ダーツが手から離れる動作であるリリースのポイント](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-release-point.jpg)
ダーツを投げる動作を「リリース」と言います。
テイクバックした腕を前に振るイメージでダーツを投げます。
リリースには大きな力は必要ありません。
ゆっくりと丁寧にリリースを行うことを意識しましょう。
リリースのコツ「テイクバックの軌道をなぞる」
テイクバックした軌道をなぞるようにリリースすると安定しやすくなります。
セットアップした位置で、ダーツが勝手に手から離れるようなリリースがベストです。
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フォロースルー(投げた後の手を伸ばす動作)
![ダーツが手から離れた後のフォロースルー動作のポイント](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-follow-threw-point.jpg)
![ダーツが手から離れた後のフォロースルー動作のポイント](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-follow-threw-point.jpg)
ダーツが手から離れた後の、手を伸ばす動作を「フォロースルー」と言います。
フォロースルーは、ターゲットに向かって手がまっすぐ伸びるイメージを持ちましょう。
フォロースルーのコツ「最後まで手を伸ばす」
フォロースルーは、最後まで手を伸ばすのがコツです。
たまにダーツが手から離れた時点で、フォロースルーを止めてしまう人がいますが、オススメしません。
手先の余計な力がダーツに伝わり、ダーツが安定しにくくなります。
最後まで気を抜かずに、腕を伸ばし切ることを意識しましょう!
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-follow-through-thumbnail-300x300.jpg)
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-follow-through-thumbnail-300x300.jpg)
ダーツが上手くなる!?「4スタンス理論」について
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/4stance-image.jpg)
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/4stance-image.jpg)
ダーツをやっていると4スタンス理論という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
4スタンス理論は、各々にあった正しい体の使い方を学べる理論です。
僕も4スタンス理論を勉強し、公認のライセンスを取得しています。
本記事のスロー解説も、4スタンス理論の考え方を随所に入れています。
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/06/cry-rabbit-1-150x150.jpg)
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/06/cry-rabbit-1-150x150.jpg)
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どうしてもダーツの投げ方がピンとこない…
こんな人の助けになるかもしれないので、興味がある方は以下の記事をチェックしてみてください。
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-4stance-thumbnail-300x300.jpg)
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/darts-4stance-thumbnail-300x300.jpg)
まとめ:ダーツの投げ方のコツ
![ダーツの投げ方のコツのまとめ解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/summary-darts-thorw.jpg)
![ダーツの投げ方のコツのまとめ解説](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/10/summary-darts-thorw.jpg)
以上、今回はダーツの投げ方の基本について解説しました。
今回の内容を理解して実践すれば、脱ダーツ初心者です!
ダーツの投げ方は人それぞれなので、周りと違くても、焦る必要は全くありません。
まずは、ターゲットをしっかり「見て」、投げることから意識してみてくださいね。
最後に今回の内容をまとめます。
- ダーツは3本1セットで投げる
- 利き手と同じ方の足を前に出す
- 狙うターゲットをしっかりと「見る」ことが大切
- ダーツの投げ方は、スタンス、グリップ、セットアップ、テイクバック、リリース、フォロースルーの6パーツ
当ブログでは、「Aフライト育成講座」というダーツ教材を作りました。
筆者の6年以上のダーツ経験から、ダーツプロも目指せるAフライトになるためのノウハウを詰め込んだ自信作。
最速、最短でダーツが上手くなりたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
![](https://nayo-darts.com/wp-content/uploads/2023/02/shin-nayo-icon-150x150.jpg)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!